#子育て 2023/01/25

中学受験に”効く”幼児期の取り組みは?特待生っ子ママが実践した4つのこと!楽しく&コツコツ学ぼう

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今や、過熱の一途をたどる中学受験。2022年の首都圏私立・国立中学の受験率は17.3%と史上最多の人数を記録しました。

このような状況の中”幼児期”から中学受験を視野に入れている親も少なくありませんが、こんな悩みはありませんか?

「中学受験に”効く”幼児期からの取り組みって何だろう?」

今回は、中学受験を視野に入れている子が”幼児期にするべき取り組み”を徹底解説。某進学塾で特待生の子を持つママライターが、幼児期に実際に行った取り組みを詳しくご紹介していきます。

中学受験は、幼児期から始まっていると言っても過言ではありません。この記事を参考に、今からできることを始めてみませんか?

ワーママでもできる幼少期の学習法はこちらで紹介しています。

ワーママの中学受験についてはこちら。

まだ間に合う!小4から始める効率的な学習方法についてはこちら。

1.中学受験をするなら幼児期からの取り組み必須?

なぜ中学受験に幼児期からの取り組みが必要なのか?その理由を、リアルな塾の現状とあわせてお伝えします。

(1)塾の最上位クラスは”先取り組”で溢れている

結論から言うと、塾の最上位クラスは”先取り組”で溢れかえっています。

私の子どもは入塾以来ずっと最上位クラス在籍ですが、これは偶然ではありません。そうなるように幼い頃から取り組んできた結果です。

ライターM

塾で好スタートがきれるように、幼い頃からコツコツ努力をしてきました。

でもいざ入塾してみると、”先取り組”は我が家だけではありませんでした。

入塾して間もない頃、我が子が塾から帰宅してこう言いました。「ママ、みんなめちゃくちゃ先取りしてるわ。」どうやら、「鶴亀算とか簡単ー。」、「俺、和差算もできる!」など、クラスメートが話しているのが聞こえたようです。

我が子の話によると、

・最上位クラスの子は、塾でこれから習うことを当然のように既に知っている
・塾+αで家庭教師や個別指導に通っている子も多い

これが、中学受験塾の最上位クラスのリアルな現状なのです。

(2)幼児期の”基礎固め”で子どもが楽になる

最上位クラスに先取り組が多いということは、”入塾前から競争が始まっている”ということ意味します。

なんの下準備もなしに入塾すると、お子さまが辛い思いをすることも否めません。「小4で入塾してから予習を頑張ればいい。」と思っている親も多いですが、幼児期からコツコツ頑張ってきた子には到底追いつけないのです。(一部の天才児は除きます。)

しかし、逆に考えれば親の導き方次第で最上位クラスも夢ではないという証明になります

最上位クラスの子達は何もせずに勉強ができる天才ばかりではなく、幼い頃から地道に頑張っている子が多いのです。

通塾生活は少なくとも丸3年続きます。これが子どもにとって苦痛なのか楽しいのかは、成績だけでなく子どもの心にも影響するでしょう。幼児期からの積み重ねでちょっとでも子どもが楽に中学受験を迎えられるなら、やらない手はありませんよね。

次では、【中学受験に”効く”!?我が子が幼児期に行った5つの取り組み】をご紹介していきます。

まだ受験が終わったわけではないので偉そうなことは言えませんが、この方法で特待生&最上位クラスを維持できているのは確かです!是非参考にして下さいね。

2.2025年中学受験組!特待生っ子のママが実践した幼児期の取り組み4選

(1)小学校入学までに”読み・書き・計算”を自在に

我が子の場合、小学校入学までに【読み・書き・計算】を自在にできるように調整しました。

・読み…平仮名&カタカナ&少しの漢字を読んで文章を理解できるようにする
・書き…平仮名&カタカナ&数字は完璧に書けるようにする
・計算…四則演算(+・−・×・÷)をマスター

小1までにこのレベルに仕上がっていれば、中学受験の勉強を開始する”ベース”が整います。「小1でこのレベルに!?」と驚く人も多いかもしれませんが、コツコツやれば意外にできます。

具体的な方法は、以下を参考にして下さいね。↓↓↓

【0歳~2歳】

ひたすら数の感覚をインプットしました。ドットカード百玉算盤などを使って数感覚を身に付けましょう。

【2歳~3歳】

足し算、引き算のベースを作ります。ドットカードのイメージで、10までの足し算引き算を”指を使わずに”できるようにしましょう。指を使うことに慣れてしまうと、しばらくの間指を使う方法でしか計算しなくなります。5の塊、10の塊で数を捉え、暗算で繰り上がり・繰り下がりができるように指導しましょう。積み木や線つなぎで、空間認識能力や図形のセンスも育むのもマスト。掛け算九九の歌も、この時期から聞き流し始めました。

【3歳~4歳】

3~4歳頃は、これまでインプットしてきた数の理解が一気に深まる時期です。足し算や引き算を桁数を増やして訓練してみましょう。プリント教材を取り入れるのがおすすめです。

【5歳~小学校入学まで】

単位換算や九九、簡単な割り算は、この時期までに完璧にしておくと後が楽です。掛け算や割り算のプリント教材に取り組んで定着率を上げましょう。

小学校入学までにここまで仕上げておけば、小1~入塾までに応用問題や思考力を鍛える問題にじっくり取り組めます。

ライターM

少なくとも入塾までに3年以上もあるわけですから、ゆっくりコツコツ応用問題に取り組めます。

私の子の場合、この方法で先取り学習を進め、算数は塾の1年先のカリキュラムまで終了しています。算数は【塾=復習】になっているので、特待生も無理なく獲得できるというわけです。

まだ間に合う!小4から始める効率的な学習方法についてはこちら。

(2)中学受験に”効く”習い事は?

さて、上で紹介した年齢別の取り組みを行うには、ベースになる教材習い事がある方が便利です。

・公文
・ピグマリオン
・算数ラボ
・キッズBEE過去問
・四谷ジュニア予習シリーズ

中でも、中学受験を目指す子におすすめなのは、ピグマリオンです。

ピグマリオンって何?
・伊藤恭先生が開発した学習メソッド
・詰め込み教育ではなく”子どもの能力を伸ばす”メソッド
・言語・数論理・思考力・判断力・空間能力・手先の巧緻性を育む唯一無二の教材やプリントあり

ピグマリオン開発者の伊藤恭先生は、中学受験の超有名塾「浜学園」のはまキッズの顧問もされています。そのことからも、ピグマリオンが中学受験のベース作りに役立つことが分かりますね。

ただ、「絶対にこの教材でないとダメ!」というわけではありません。ぶっちゃけ、何でもいいと思います。最上位クラスの子達も、様々な教材や習い事をしていたようです。

一番大事なのは、親がペースメーカーになって進められるものを1つ決めて、最後までやり遂げることが大事です。

0歳から楽しく学び続けるには、親のサポートが欠かせません。”習い事任せ”や教材を”買っただけ”で満足していては子どもは伸びないのです。

毎日30分でいいのでコツコツサポートし続けることを重視し、学ぶ楽しさを教えましょう。

仕事で子どものサポートができず悩んでいるママへ

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(3)年長から受験可能!全国統一小学生テストを受けてみよう

ある程度学力に自信がついたら、「全国統一小学生テスト」を受験してみるのもおすすめです。

全国統一小学生テストは中学受験塾大手の四ツ谷大塚が開催する試験で、誰でも料”で受験可能!約14万人もの子が挑戦する大規模なテストで、得意や苦手が一目で分かる詳細な成績表も返却されます。

・子どもの試験慣れ
・苦手分野の発掘
・子どもの立ち位置の確認

など、全国統一小学生テストにはメリットが多くありますが、年長で受験する一番の意味は”親の意識向上”にあるかもしれません。

【日頃の成果が目にみえて分かる→子どもはもちろん親のやる気が一層アップ→日々の取り組みのモチベーションになる】

全国統一小学生テストを受けることで、このような良い循環が生まれます。

ライターK

おっ、意外にうちの子できるじゃん!これが、親のやる気にもつながりました。

(4)入塾後は英語学習の余裕なし!?幼児期のうちに英語耳を育む

中学受験と直接関係はありませんが、英語学習も幼少期からスタートした方が良いでしょう。

と言うのも、いざ通塾が始まると膨大な宿題やテストに追われて、英語を学ぶ時間がありません。英語の聞き流しやアプリを用いて、英語に触れさせておきましょう。

私の子は年長で英検3級まで取得しました。その方法については、こちらの記事で詳しくご紹介しています。是非あわせてご覧ください。↓↓↓

年長で英検3級取得!おすすめのオンラインこども英会話8選

3.【体験談】有名中学に合格した子の幼児期の過ごし方

有名私立中学の合格を勝ち取った親子は、どんな幼少期を過ごしていたのでしょうか?気になりますよね。ここでは、私の周囲のリアルなケースをご紹介していきたいと思います。

(1)豊島岡女子学園中学校に合格した子の話

女子御三家は桜蔭・女子学院・雙葉ですが、これらの学校に勝るとも劣らない進学実績を誇るのが、豊島岡女子学園です。

女子御三家の”すべり止め”のイメージが強いですが、最近では理系に強いこともあり「豊島岡女子学園が第一志望!」という子も増えています。

東大や早慶にも高い進学実績がある豊島岡女子学園に合格したAちゃんは、幼児期から”基礎学習”を大事にしてきたそう。

Aちゃんママはフルタイムワーママで平日に幼児教室などに通う時間はなかったそうですが、「家庭では毎日何かしらの取り組みを行っていた!」と言ってました。

・Aちゃんは2歳から公文を始め宿題は必ず消化していた
・その結果、3歳過ぎから絵本を自分で読めるようになり「本の虫」になった
・ピアノは教養として習わせたけど、人前での演奏が自己肯定感につながった

幼児期の習い事はピアノと公文のみ。Aちゃんの場合はガッツリ幼児教育をしたというよりも、公文でコツコツ基礎学力を積み上げたという印象です。

(2)開成中学に合格した子の話

男子御三家の開成中学に合格したB君ママは、私のママ友の中でも一番強烈です。(笑)

幼児教室にガッツリ通い、国旗カードやフラッシュカードなどなど、「これ以上やることないんじゃない?」というほど様々な取り組みを行っていました。

そんなB君ママのすごいところは、”子ども目線で楽しく幼児教育を行っていたところ”です。

B君ママの発言でとても印象的だったことがあります。我が子がまだ3~4歳の頃の話です。「最近子どもが計算を嫌がるんですよね…。」と何の気なしに愚痴ったところ、B君ママは「それ、まだ難しいからよ。A4の紙に超でっかく1問だけ書いて計算させてみて。驚くほど食いついて計算するよ。」と。

この時、雷に打たれたような衝撃を感じました。私は目の前の課題を”やらせること”に躍起なっていましたが、B君ママは常に”楽しく”を心掛けて幼児教育を行っていたのです。

・B君ママのモットーは”幼児教育は楽しく”
・できないなら出来るレベルまで下げて教える
・無理強いは絶対NG!

その甲斐あってか、B君は学ぶことが大好きな男子に成長。【学ぶ=楽しい】のを知っているからか、塾の宿題も自ら積極的に取り組み、開成合格を勝ち取りました。

ちなみに、B君ママは今でも私の師匠的なママ友です。(笑)

(3)ラ・サール高校→国立医学部進学した子の話

九州最難関の男子中高校一貫校、ラ・サール。C君の場合は、某私立中学卒業後にラ・サール”高校”へ進学しました。

C君が中学受験を意識し始めたのは、小5の冬とかなり遅い時期。C君ママが「高学年だし、そろそろ塾にいかせようかな。」と軽い気持ちで入塾させたところ、公開模試の成績が思いの他良く、先生から中学受験を勧められたそうです。

しかし、小5の冬からの通塾は難関私立中学合格には遅すぎるスタート。結局C君は、中堅の私立中学しか合格できませんでした。

しかし、C君はここから爆発的に伸びました!

勉強のやる気が芽生え、校内では常に1位。C君ママも「うちの息子すごいじゃん!」と気付き、中1から週5の塾通いを始めたそうです。

そして、私立中学卒業後に晴れて第一志望だったラ・サール高校に合格。中学受験時の雪辱を晴らし、現役で国立医学部の合格も果たしました。

C君の体験から分かるのは、【中学受験が全てではない】ということ。そして【幼児教育も絶対ではない】ということです。

・C君は特別な幼児教育は一切していない
・勉強は小学校のカリキュラム通り
・ただ、小1までに平仮名と計算はできていた

C君ママは特別な幼児教育をしたわけではなく、小学校入学前までは平仮名と足し算引き算くらいしか教えていないそう。それでも、物心ついた後の”本人のやる気””親のサポート”で、ラ・サール高校に合格できています。

お三方の体験談を読むと、中学受験に”効く”幼児教育は【読み・書き・計算】の基礎を楽しく学ぶことだと分かります。

是非お子さまと一緒に、楽しく学力のベース作りを始めてみましょう。

4.【要注意】幼児期の先取り学習は”教育モンスターママ”を生む側面も

さて、先に紹介したB君ママのように楽しく幼児教育ができればいいのですが、これが難しいですよね。

もちろん、我が子も例にもれず、嫌がる・泣き叫ぶ・鉛筆を投げる・椅子に座らない、全部経験済みです!その度にイライラしていましたが、ある時気づいたんです。幼児に効果的に学習させるには、”怒るのは無駄でしかない”ということに…。

でも、それに気づく前までは【教育モンスターママ】になりかけていたことがあります。

・子どもが嫌がって全然進まない
・何度教えても分かってくれない
・そもそも椅子に座ってくれない

このような状況になると、他の子と比べて焦りがでてしまいます。この”焦り”が親にとっては毒。私も幼い我が子を怒鳴ったことが何度かあります。

でも、怒ったところで火に油。ママが怒鳴ると子どもは益々泣いて、もう勉強どころではなくなりますよね。それに、学びが楽しさとは対極の苦痛なものになってしまいます。

①とにかく褒める→できて当然のことでも褒める
②物心つく前から鉛筆を握らせる→机につくのを習慣づける
③負荷を掛けない→食事や睡眠のように習慣にして少しずつ取り組む

この3つを意識して取り組めば、楽しい家庭学習ができるはずです。

ライターK

怒りたくなったら”褒める”!これが大事です。

幼児教育は”楽しく”&”コツコツ”が大事

「○○中学を目指して幼児教育を頑張る!」と意気込んでいる人もいるかもしれませんが、幼児教育で合否が決まるわけではありません。

それに、中学受験が全てでもありません。

幼児教育のキーワードは”楽しく”&”コツコツ”!私立中学を受験する・しないにこだわらず、幼児期からコツコツ学びを続けることはお子さまの糧になります。

気負い過ぎず、子どもとの触れ合いを楽しみながら幼児教育を行いましょう。

 

一人で悩んでいるママやワーママへ。

PRIME編集部のワーママ歴14年目現役ワーママと話してみませんか?

家事・育児・仕事・妻としてー結婚した女性にはたくさんの役目がついてきますよね。

そしてそれは一つ一つは大したことがなくても、初めての経験だったり、積み重なったすることで少しづつ複雑に絡み合いながら女性の負担になっていったりします。

そして心に抱えたもやもやを吐き出す場所がなく悩んでいる人もたくさんいます。

私自身は第一子を妊娠するまで東京都内にあるそこそこ大きな会社の社畜でした。

しかしママになったことをきっかけに、働くこと、キャリアを続けること、子どもを育てること、夫や実家との関係、あらゆる課題が私に降りかかってきました。

また、ワーママの名札をつけたことで理不尽なことや自分の中の葛藤とも戦うことになりました。もちろん、育休明けは保育園に預けた後、泣く我が子を思っては泣く日々。

そうやって社会や自分に対して色んなことを感じながらも、当時はどこかで折り合いをつけ自分を納得させていたと思います。

でも、時間が経つにつれ我慢やもやもやに嫌気がさし、子どもも大切にしつつ「自分のことも幸せにしてやろう!」という考えに変わりました。

そこに至るまでは、近すぎるゆえ同僚やママ友には言えないこともたくさんありましたが、人に話を聞いてもらうことで少しだけ明日の活力になったことも事実。

女性は話すことで気持ちや考えがふと軽くなったり、結論は出なくとも前向きになれることが意外とありますよね。

もし、これをご覧になっている方で「こんなこと相談していいのかな?」「身近な人には言えない」などの悩んでいる方がいたら、PRIME編集部に気軽に話してみませんか?

もしご希望があれば、ZOOMで30分~1時間ほど、PRIME編集部の現役ワーママミイ又はみわが対応させていただきます。

私たちPRIME編集部のスタッフも、同じく母として妻としてワーママとして色んな葛藤と闘いながら生きてきた同じ女性です。その経験を糧に、女性のあらゆる生き方に寄り添い肯定していきたいと本気で思い「PRIME」を運営しています。

どうぞお気軽に、言いたいこと、聞きたいことを話してください!

★二人の人物像が垣間見えるnoteはこちらから★
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