#子育て 2021/11/29

ワーママの中学受験対策は「早め」が肝心!1日30分でOK!5つのサポート

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「中学受験は親の受験」と言われるほど、子の合否に親のサポート力が大きく関わります。それゆえに、「忙しいワーママは、中学受験に不利なのでは?」と不安に思う人もいるかもしれませんが、決してそうとは言い切れません。

今回は「中学受験をする」という決断から「具体的なサポート」に至るまで、【ワーママの中学受験対策】を徹底伝授。「2025年中学受験組」のワーママライターが、我が子が大手進学塾模試で1位を獲得した方法をお伝えします!

1日30分程度あればできる対策ばかりですので、ワーママでも大丈夫!お子様の合格に向け、一緒に頑張りましょう!

この記事はこんな人におすすめ!
・何となく中学受験を意識している「低学年」や「幼児」をもつワーママ
・中学受験を決意したもののサポートの仕方が分からないワーママ
・これから塾選びをしようとしているワーママ

中学受験の勉強を始める時期については、こちらをどうぞ!

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1.【なぜ中学受験をするのか?】家族会議を開こう

この記事を読んでくださっているワーママさんの中には、「中学受験をしようか、今まさに迷っている。」という人も多いでしょう。

私はフルタイムで働いているから、中学受験のサポートができるか不安…。
中学受験は親の受験と言われてますよね…。ワーママの私には、とてもそんな重責は担えない!

など、思い悩んでいる人もいるのでは?

では、そんなあなたに質問します。そもそも、【なぜ中学受験をするのか?】深く考えたことはありますか?

仕事や家庭環境を理由に中学受験をするかしないか悩む前に、まずは中学受験の意義を考えてみましょう!

(1)中学受験をする意義

中学受験をする意義は、以下3つに大きく分けられます。

①中高一貫校は大学受験で有利
②公立中学とは異なる多彩な教育カリキュラム
③学習環境

中高一貫校は大学受験で有利

中高一貫校の中には中3時点で高1の勉強が終わる学校も多く、大学受験にかなり有利に働きます。公立高校の生徒が卒業間近まで高3のカリキュラムをこなすのに対し、中高一貫校の生徒は【高3の1年間】全てを受験勉強に費やすことができるのです。また、中高一貫校は大学の指定校推薦を多く持っているのも大きな魅力と言えるでしょう。

公立中学とは異なる多彩な教育カリキュラム

公立では考えられないほど、多彩な教育カリキュラムが準備されているのも私立中学の魅力です。国際教育に力を入れる学校や、医学部進学コースがある中学など、将来の目標を見据えて早い時期から準備することができるのです。また、難関大学合格者を多く輩出する学校は、教師の指導レベルも高い傾向があります。私立中学入学後は、「進学塾より学校の先生の説明の方が分かりやすい!」「学校の学習指導のレベルが高く、塾に行く必要がない!」というのも、珍しくない話です。(ただし全ての私立中学がそうではありません。)

学習環境

そして最後に、目標に向かい頑張る子が多いのも私立中学の特徴です。公立中学のように「同じ地域に住んでいる」というしばりを超え、私立中学には目標を持って入学する子が集まります。「自分は〇〇大学にいきたい!」「将来は△△を目指している!」という会話が普通にされているので、子どもの学習意欲が自然に高まるのです。

いかがでしょうか?このような中学受験の意義を踏まえたうえで、「中学受験をするか否か?」子どもだけでなく家族全員で話し合ってみましょう。

(2)中学受験をするか?家族で話し合おう

なぜ、子どもだけでなく「家族全員」で中学受験について話し合う必要があるのか?

それは、中学受験は家族一丸となって挑む方が圧倒的に上手くいくからです。

・夫婦間で中学受験に対する気持ちに温度差がある
・子どもに対するサポートや声掛けの方針が夫婦で異なる
・パパだけが受験に無関心・
・子どもが「なぜ中学受験をするのか?」その意義を理解していない

このような状況を避けるためにも、入塾前に家族会議を開き全員の気持ちを一致させましょう!

中学受験は、なんとなくの塾通いでは心が折れます。中学受験の勉強は、質・スピード共に全く別物!わずか10歳前後の子が、親のサポートなしで乗り越えるのは難しいのです。

では、私達ワーママは一体どんなサポートができるのでしょうか?ワーママが中学受験に挑む際の心構えを、次でみていきましょう。

2.ワーママだからこそ!中学受験対策は「早め」が肝心

ワーママが中学受験に挑む時には、【早め早めの対策】が肝心です!

塾では小学校3年生の2月(4年生になる直前)から本格的な中学受験コースが始まりますが、その時点で初めて「学習習慣をつくる」という状態では物凄くしんどいです。

小3の2月から始まる中学受験コースの主な内容
・国・算・理・社の4科目
・1週間に2日~3日は塾
・全ての科目において小学校の枠を超えた内容を学ぶ
・特に算数は難易度が高い
・それぞれの科目が物凄いスピードで進む
・塾と学校、両方の宿題をこなす必要がある
・1週間に1回、または2週間に1回の週テストが実施される
・1~2か月に1回のクラス替えテストが実施される

いかがでしょうか?これほどの内容を一切学習習慣がない子がこなすのは、相当ハードルが高いと思いませんか?

時間がないワーママだからこそ、少期から学習習慣をつけておくこと】が物凄く大事ということを声を大にしてお伝えします!

ただし、「学習習慣の構築」は幼少期からガリ勉をさせることではありません。

・遊びや体験を通し「実体験」として理科や社会を知る。
・毎日30分程度の学習を継続する

など、コツコツ続けることが大切です。特に、中学受験は算数勝負!算数ができなければ中学受験を制することはできません。中でも図形は大事ですが、付け焼刃で対処するのは難しいのが現実です。幼少期から空間認識力等、算数のセンスを鍛えることを意識しましょう。

中学受験ワーママの小ワザ!
低学年で進学塾に行く必要はなし!幼少期から机につく習慣を養いつつ、小1からは一般性も受験可能な進学塾の学力診断系テストを受けてみましょう。3.4か月に1回、土日に開催されるのでワーママでも負担はさほどありません。今現在の学力を知るのに役立ちますよ。

 

ワーママでもできる幼少期の学習法については、こちらをどうぞ!

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3.【1日30分でOK】「2024年中学受験組」ワーママライターが実践する5つのサポート

それでは、「2024年中学受験組」のワーママライターが実践している、5つのサポートをご紹介いたします。

この方法を継続することで、我が子の成績は徐々にアップ!直近の2000人弱受験した学力考査で1位を獲得することができました。
我が家はまだ中学受験が終わったわけではありませんが、この方法に確かな手応えを感じています。合格にむけ、一緒に頑張っていきましょう!

(1)宿題管理は「付箋」だけでOK!

よく、「塾の宿題管理が大変!」という声を聞きますが、「付箋1つ」で解決します。子どもが塾から帰ってきたらその日のうちに宿題箇所に一気に付箋を付ける】これだけでOKです!

進学塾の宿題は多いため、子ども自身で確認しながら宿題を行うのは難しいことも。付箋を貼ってあげるだけで各段に効率が上がります。

うちの子は宿題を一気にしたい派なので1日で終わらせますが、少しずつ宿題をしたい子の場合は、付箋に宿題をする日付と時間帯を書いてあげましょう。そうすれば、子どもが帰宅後に自分でテキストを開いて宿題をする習慣ができますよ。

(2)丸付けは命!必ずやろう

宿題の丸付けは中学受験の「命」!必ず親が行いましょう。

・親が丸付けをすることで、子どもの苦手箇所を把握できる。
・子ども自身が丸付けをすると、採点が甘くなる!
・子どもが丸付けをすると時間が掛かる。親がすれば時間節約。

このような理由から、親が丸付けをしてあげることをおすすめします。

①学校から帰宅したら、子ども自身が塾のテキストを開いて付箋箇所の宿題をする。
②分からない箇所には子ども自身で印をつける。
③親が帰宅後、丸付けをする。分からない箇所をチェックし、教えることができそうなら教える。難しい場合は塾の先生へ質問カードなどを持たせる。

このサイクルを習慣にすれば、忙しいワーママでもさほど時間はとられません。苦手を一つ一つ潰していきましょう。

(3)図形問題はコピー必須

基本的に問題はノートに解きますが、図形部分はコピーしてノートに貼ることをおすすめします!

字が汚くてお恥ずかしいですが、こちらは我が子のノートです。図形問題は補助線をひいたり角度を書き込んだりして解くことが多いため、テキストに直接書き込むと2回目を解く時に困ってしまいます。

「いちいちコピーなんて面倒くさいな…。」と思う人もいるかもしれませんが、中学受験の勉強ではコピーをする場面が物凄く多いです。

・テスト勉強のためにプリントの解き直しをしたい!➡プリントをコピーして問題部分を切り取りノートに貼る
・塾からもらったテスト対策プリントを何度も解きたい!➡真っさらなうちにコピーしておく

など、そのうちコンビニのコピー機では追いつかなくなります。受験勉強中はずっと使うものなので、ワーママは時短のためにも家にコピー機を購入することをおすすめします!我が家もコピー機を購入して以来、勉強の効率が各段に上がりましたよ。

(4)食卓を「復習の場」にしよう

ドイツの心理学者が発表した、「忘却曲線」をご存じでしょうか?

人の記憶が時間と共にどれだけ忘れられるか示したものなのですが、これによると何かを学んだ時には、20分で42%、1時間後には56%、1日後には67%、6日後には75%忘れてしまうそうです。

しかし同時に、【学習後24時間以内に10分間の復習】をすると、記憶率は100%に戻ることも分かっています!

このようなことを踏まえると、その日のうちに少しでも復習をする方がいいのですが…塾が終わった後に復習を課すなんて、受験前の子ならまだしも、小学校3・4年生の子には酷ですよね。

そこでおすすめしたいのが、食卓を「復習の場」にすることです!食卓でご飯を食べながら「今日どんな勉強をしたのか?」、「授業で発表したのか?それはどの箇所か?」、「分からない箇所はあったか?」、など親子の会話を復習の場にしてしまいましょう。

これなら話すだけなので、ワーママでも負担なくできますよ。

(5)一人で通える塾を選ぼう

最後に、ワーママが中学受験をする場合には、【一人で通える範囲の塾を選ぶ】のも大きなポイントです。

帰宅時間が遅いワーママは、「塾に迎えに行くこと」はできても「送っていくこと」ができません。そのため、極力子どもが一人で通える塾を選んだ方が無難でしょう。

「子どもを一人で塾に通わせるなんて、可哀想…。」と思う人もいるかもしれませんが、そんなことはありません!「一人で通塾することで、自ら学ぶ姿勢を養いたい。」という理由から、親の送り迎えを原則禁止している塾もあるほどです。

4.ワーママは受験に「有利」な点もある!

ここまでお読み頂き、「結構やることが多いな…。やっぱりワーママは受験に不利なんじゃない!?」と感じた人もいるかもしれませんが、実は圧倒的に有利な点もあります。

ワーママは仕事があるため、いい意味で受験にのめり込み過ぎることがありません!ある意味一歩引いた状態で、冷静に子どもをみながら受験に挑むことができるのです。

対して仕事を持たない専業主婦場合、受験にのめりこみ過ぎて親子共倒れになるケースが多々見受けられます。私の身近にもそのようなママ友がおり、子どもが夜尿症になったり、親が受験ノイローゼになったケースもありました…。

中学受験は、母親のメンタルが物凄く大事です!

・成績で一喜一憂しない
・クラス落ちを恐れない
・人と比べない

など、セルフコントロールを覚えましょう。(と言いつつ…私もまだまだ修行中の身です…。)

中学受験はワーママ・専業主婦に限らず大変!

いかがでしたか?「中学受験は、やっぱり親のサポートが必要なんだぁ。」と強く実感した人が多いと思いますが、これは【ワーママ・専業主婦】に限らず同じです。

確かに、ワーママは時間がない分大変な面もありますが、中学受験のサポートは「ワーママだから」と言ってやれない分量ではありません。今回ご紹介したサポート方法は、どれも1日30分もあればできるものばかり。是非、試してみて下さいね。

この記事をきっかけに、1人でも多くのワーママさんに「中学受験、頑張るぞ!」と思ってもらえれば幸いです。一緒に頑張りましょう!

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