「お金」のためにフルタイムは辞められない。でも、「子どもとの時間」は削られるばかり…。
八方塞がりの状況に嘆いているワーママさんはいませんか?
実は、そんな状況から脱却する方法があります。
今回は、月20万円以上稼ぐ「フリーランスライター」のワーママにインタビュー!
正社員の座を捨て、フリーランスに転向した経緯は何なのか?今、充実した生活を送れているのか?リアルな話を伺いました。
【お金&時間】の両方を手に入れるか否かは、あなた次第!きついフルタイム勤務にこだわらず、もっと自由な視点で理想の暮らしを手に入れてみませんか?
目次
1.フルタイムワーママのきつさは半端じゃない!
フルタイムワーママのきつさは、半端じゃありません!
起床と共にゴングが鳴り、就寝するまでフルスロットルで駆け抜ける毎日。仕事中は保育園からの呼び出しにビクビクし、1分1秒を無駄にしまいと必死に業務をこなす…。ワーママ達の平日はまさに戦場。皆、どんなスケジュールで1日を過ごしているのでしょうか?
こちらは、3歳の子を持つAさんの1日を表したものです。
朝は家族の誰よりも早い5時起床!朝食・弁当・夕食の下ごしらえまで済ませてから家族を起こします。バタバタ家を出た後は一生懸命仕事をこなし、17時にダッシュで保育園へ。帰宅後は一息つく間もなく、夕食・洗濯・お風呂・寝かしつけと奔走しています。
おまけに、やり残した仕事を持ち帰るのもざら…。これではゆっくり休む暇なんてありませんよね。
このようなハードな状況は決してAさんに限ったことではなく、多くのフルタイムワーママがおかれている現状です。ワーママ達は、なぜそうまでしてフルタイム勤務にこだわるのでしょうか?その理由を次でみていきましょう。
2.【フルタイムワーママに聞いた!】なぜフルタイムを続けるの?
(1)正直に言うと「お金」のため!
お金のためにフルタイム勤務を辞められないとい人は大勢います。
事実、大卒女性が60歳までフルタイムで勤務すると、生涯で【約2億2千万円】の収入が得られると言われています。(参考:ユースフル労働統計 2020 労働統計加工指標集)仕事に強い思い入れがあるわけではない。でもお金のためにフルタイム勤務を辞めるわけにはいかない。このようなワーママは大勢いるでしょう。
(2)仕事にやりがいを感じるから
仕事にやりがいを感じ、フルタイムを続けているワーママも少なくありません。ただし、【仕事にやりがいをもって向き合えるかどうか?】は、ママが置かれた環境にも大きく左右されます。親族の惜しみない協力など、ワーママが仕事に注力できる環境は、フルタイムワーママにとって大変重要なポイントなのです。
(3)夫婦対等でいたいから
いかがでしょうか?様々な理由でフルタイムを続けるワーママがいることが分かりましたが、やはり、「金銭面の充実」は子を抱えたワーママが働く理由の大きなウエイトを占めていることでしょう。
では、実際に「フルタイムワーママ」と「パートタイムワーママ」では、どのような面で違いが生じているのでしょうか?両者の差を次で検証していきましょう。
3.「フルタイムワーママ」と「パートタイムワーママ」の格差とは
(1)パート社員と正社員の均等待遇が義務付け!
実は、平成20年と平成27年のパートタイム労働法改正により、「パート社員と正社員の均等待遇」が義務付けられました。これは、【正社員と仕事内容や責任などが同程度のパート社員は、賃金などが正社員と均等に待遇しなければならない】ということを意味するのですが…パート社員と正社員では賃金に格差があることが多いですよね。
実は、以下のような場合は「パート社員と正社員の均等待遇」が適用されません。
・【責任のレベル】が異なる場合
・転勤など【配置転換の範囲】が異なる場合
そのため、一般的にパート社員と正社員では「賃金」などに大きな格差が生じているのが現状です!
(2)「賃金」の格差
では、パート社員と正社員の賃金格差が、どれほどあるのかご存じでしょうか?
こちらのグラフは、令和2年の女性の雇用形態・年齢別の賃金格差を示したものです。(引用:令和2年賃金構造基本統計調査)
(令和2年の女性の雇用形態・年齢別の賃金格差|令和2年賃金構造基本統計調査をもとに独自作成)
PRIME読者世代の女性に着目してみると、
・正社員とそれ以外の働き方の賃金格差【35~39歳】:約72万円
・正社員とそれ以外の働き方の賃金格差【40~44歳】:約90万円
正社員とそれ以外の働き方では、大きな格差があることが分かります。
(3)「育児時間」の格差
つづいて、パートとフルタイム勤務の育児時間の差についてみていきましょう。
皆さんご存じのように、フルタイム勤務とパートでは勤務時間及び勤務日数が大きく異なります!
・フルタイム勤務:1日8時間、週5日勤務が一般的
・パートタイム勤務:部分的な短い時間の勤務
例えば、フルタイムで残業なしで働いた場合、週40時間労働することになりますが、パートで1日4時間、週3日働いた場合には週12時間の労働となり、フルタイム勤務の3分の1程度の労働時間になりますね。
この「労働時間の差」は、育児時間の差にダイレクトに表れます。フルタイムワーママの場合、平日に習い事をさせるのはまず無理ですが、パートなら可能です。また、隙間時間を活用して働くこともできるのも、パートならではの強みです。
このように、フルタイムとパートでは「賃金」や「育児時間」に確かな差があります。
【子どもと向き合う時間的余裕はパートの方がある。でも、フルタイムを辞めると賃金が下がる】両者の狭間で思い悩んでいるワーママが、大勢いることでしょう。パートタイムか?フルタイムか?私達ワーママは二者択一するしかないのでしょうか?
いいえ!そんなことはありません!やり方次第では【お金と時間の両方を手に入れる働き方】ができるのです!次では、ワーママの理想形ともいえる働き方を叶えたBさんに、詳しい話を聞いていきましょう。
4.フルタイムにこだわる必要なし!?月20万以上稼ぐ「フリーランスWebライター」Bさんの実話
フルタイム勤務をスパッと辞め、フリーランスライターとして月20万円以上を稼ぎ出すBさん。Bさんは、一体どんな経緯でフリーランスワーママの道を選んだのでしょうか?詳しい話を聞いていきましょう。
―早速ですが、Bさんがフリーランスに転向した理由を聞かせて下さい。
Bさん:フルタイム勤務していた頃は、とにかく時間に追われていました。当時、1歳と4歳の子を抱えながら働いていたので、今日が何月何日なのか分からなくなるほど忙しかったですね。朝も仕事中も帰宅後も、ベッドに入る瞬間まで常にバタバタ!「子ども達のためにお金を稼いでいるのに、我が子のケアは全くできていない。」そんな現実に嫌気がさして、「在宅勤務」を条件に仕事をすることにしました!
でも、調べてみると特別な資格を持たない私ができる仕事は少なくて…。ただ一つ、文章を書くことには自信があったので、クラウドソーシングを通してWebライターを始めたのが5年前です。ただ、退職するのは現実的ではなかったので、まずは副業としてスタートしました。
―最初は副業として始めたのですね。では、Webライターを始めてすぐに20万円以上稼ぐことができたのでしょうか?
Bさん:まさかまさか!全く稼げませんでしたよ。(笑)最初は1記事500円ほどの安い案件をこなして実績を積みました。月に1万円稼げればいい方。「やっぱりフルタイムを辞めるのは無理かなぁ。」と、諦めようとしたことも何度もありました。
でも、続けていくうちに徐々に依頼が増え、今ではWebライターの賃金が10万円ほどあります。
―では、残りの10万円はどのように稼いでいるのでしょうか?
Bさん:実は個人的なサイトも立ち上げていて、その広告収入などがあるんです。ワーママの悩み、子どもの受験、食育など、自分の体験談を中心に書き綴ることで閲覧数が増えました。そこへ教材などのPR案件が舞い込み、コンスタントに月20万円以上は稼げるようになりました。その時点で会社を退職し、フリーランス1本に絞ることを決意!今は在宅のみで働いています。
―在宅勤務になって良かったことはありますか?
Bさん:メリットがとても多いです。【子どもが帰宅した時に家に居られる。】これが本当に嬉しい!毎日玄関に入ってくる様子を見ていると、「あ、今日は楽しかったんだな!」、「ん?今日は何かトラブルがあったみたい。」など、子どもの様子がよく分るんです。宿題や塾の勉強を見てあげる時間もあります。フリーランスになってから、子どもとの絆が確実に深まりました。
常に新しい情報を発信し続ける必要がある。少なからずプライベートをさらけ出さなければいけない。など、ブログを運営するデメリットは確かにあります。でも、子どもと一緒に穏やかな時間を過ごせる今の生活は、私の理想形です!
―もしよければ、フルタイム勤務に疲れ切っているママ達へ最後に一言お願いします!
Bさん:働き方を変えるのは、とても勇気がいることだと思います。でも、チャレンジしなきゃ始まりません!私の場合は、正社員を続けながら副業としてWebライターを始めました。「うまくいけばフリーランス1本に絞ればいい!」、「だめなら正社員を続ければいいだけだ!」そんな気持ちで一歩踏み出したんです。今、フルタイム勤務のきつさに悩んでいる人がいるなら、まずは現状を変える一歩を踏み出して欲しいと思います。
―貴重なお話、ありがとうございました!
5.働き方を変えたい!ワーママの強力な味方をご紹介
Bさんの貴重な体験談は、とても胸に響きましたね。「よし、自分も一歩踏み出してみよう!」新たな決意をした方にぜひ試していただきたいのが、「(1)価値観の整理ができるコーチング」と「(2)ワーママ専門の転職エージェント」です。
「聞いたことないし、なんだか怪しいな…。」と思う人もいるかもしれませんが、この2つのサービスは特にワーママから評判の良いサービスです。
・キャリアの方向性に迷っている
・理想の働き方はあるけど、どうすればそこに近づけるのか分からない
・子ども中心の働き方がしたい!でもキャリアも諦めたくない
このようなワーママは、必見です。
(1)価値観の整理ができるコーチング「ポジウィルキャリア」
ポジウィルキャリアでは、今の状態や過去の経験、その時の心情から、あなたが生きる上で大切にしていることを浮き彫りにしてくれます。
バリキャリだと自覚していたママが、心の底では子供との時間を大切にしたいと思っていたいり、その逆もしかり。
価値観を浮き彫りにしてから、転職のアドバイス含め本当にあなたに必要なことをアドバイスしてくれます。お試しで45分無料相談が使えるので、まずは無料相談がおすすめです。
45分のプロによる簡単なカウンセリングから「自分が本当にしたい生き方」のヒントが見つかります。
“本当はどう生きたいか”
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※非常に人気があり、3週間先まで予約が困難になっています。お早めにお申し込みください!
【ポジウィル評判】口コミ・体験談ではさらに詳しくご紹介しています。
(2)ワーママ専門の転職エージェント「リアルミーキャリア」
「リアルミーキャリア」は、ワーママ向けの時短求人に特化した転職エージェント。
ここには、【育児をしながら働ける求人】しかありません。
特に「時短正社員」の求人は他に類を見ないほど豊富。これは、リアルミーキャリアの企業努力の賜物。各企業にお願いし、地道に時短正社員求人を開拓してくれているお陰です。
その分、他の転職サイトに比べて求人数は少ないですが、大手転職サイトにはない時短求人が見つかると評判。
時短でも、正社員としての雇用が可能で、経験重視やハイキャリア向けなど年収を落とさない求人も取り扱いがあります。
こうしたワーママの受け入れ態勢が出来ている職場に転職するのは長期的に見てもおすすめ。
ワーママ受け入れの風土は、ところ変われば一転します。多様な働き方を受け入れてくれる企業や職場は、5年後10年後考えた時にも、子供の成長とともに働き方をシフトしたいワーママには最適でしょう。
そのほか、育児中のアドバイザーが無料で相談にのってくれるので、ワーママは登録して損はありません。
時短正社員のまま転職しませんか? |
リアルミーキャリアについては、こちらで詳しくご紹介しています。
ママにおすすめの転職サイト13選はこちらで紹介しています。
フルタイムでもフリーでもワーママの働き方は自由!
フリーランスという自由な働き方で月20万円以上稼ぐBさんの話は、とても夢があるものでしたね!
また、時短正社員などの新しい働き方もワーママは検討の余地がありますね。
時間に縛られず自由に働くスタイルは、ワーママなら誰しも1度は憧れます。「正社員でなければいけない」そんな固定観念に縛られず、自由な視点で働き方を模索してみましょう!
また、転職に成功したワーママや時短正社員として働く先輩ワーママの話が聞きたい方向けに、PRIMEでは相談窓口を解説。
経験談は、ワーママの強い味方。お気軽に利用してみてください!
一人で悩んでいる方へ。
PRIME編集部のワーママ歴14年目現役ワーママと話してみませんか?
家事・育児・仕事・妻としてー結婚した女性にはたくさんの役目がついてきますよね。
そしてそれは一つ一つは大したことがなくても、初めての経験だったり、積み重なったすることで少しづつ複雑に絡み合いながら女性の負担になっていったりします。
そして心に抱えたもやもやを吐き出す場所がなく悩んでいる人もたくさんいます。
私自身は第一子を妊娠するまで東京都内にあるそこそこ大きな会社の社畜でした。
しかしその会社でワーママのパイオニアとなったことをきっかけに、働くこと、キャリアを続けること、子供を育てること、夫や実家との関係、あらゆる課題が私に降りかかってきました。
そしてワーママの名札をつけたことで始まった色んな理不尽さや自分の中の葛藤と闘いながらワーママ生活を続けてきました。
当時は社会や自分に対して色んなことを感じながらも、どこかで折り合いをつけ自分を納得させながら生きてきました。
でも、時間が経つにつれ我慢やもやもやに嫌気がさし、子供も大切にしつつ「自分のことも幸せにしてやろう!」という考えに変わりました。
そこに至るまで、近すぎるゆえ同僚ワーママやママ友には言えないこともたくさんありましたが、
人に話を聞いてもらうことで少しだけ明日の活力になったことも事実。
女性は話すことで気持ちや考えがふと軽くなったり、結論は出なくとも、前向きになれることが意外とありますよね。
もし、これをご覧になっている方で「こんなこと相談していいのかな?」「身近な人には言えない」などの悩んでいる方がいたら、PRIME編集部に気軽に話してみませんか?
もしご希望があれば、ZOOMで30分~1時間ほど、PRIME編集部の現役ワーママミイ又はみわが対応させていただきます。
私たちPRIME編集部のスタッフも、同じく母として妻としてワーママとして色んな葛藤と闘いながら生きてきた同じ女性です。
その経験を糧に、女性のあらゆる生き方に寄り添い肯定していきたいと本気で思い「PRIME」を運営しています。
どうぞお気軽に、言いたいこと、聞きたいことを話してください!
二人の人物像が垣間見えるnoteはこちらから
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