看護師として経験を積むと、誰もが一度は「病院は激務だし、転職してみたいな」と思いませんか?しかし、看護師歴や年齢を理由になかなか転職に踏み切れない方が実は多くいます。
看護師A「自分の看護師スキルじゃ他の施設で役に立たないよね」
看護師B「私は現役生じゃないから、転職しても煙たがられるのでは…?」
特に1つの病院しか経験が無い人は不安になりがち。しかし、日本の看護師のレベルは世界でもトップクラスだというのをご存じでしょうか?
自分が思っている以上に看護師スキルはしっかり備わっていますし、転職をしても即戦力として活躍できるのです。
本記事では、転職になかなか踏み切れない看護師に向けて、看護師とライター2足の草鞋を履いている乃原が「転職に踏み切れない理由」や「看護師転職に踏み込むためのアドバイス」など、転職を検討している看護師のお役立ち情報をご紹介します。
環境を変えたいけど、なかなか行動に移せないと悩んでいる方の背中を押せたらと思います。
目次
看護師が転職に踏み切れない理由5選
看護師が転職をしたいと思ってもなかなか転職に踏み出せない理由は大きく分けて5つあります。下記で詳しく解説していきます。
踏み切れない理由(1)自分のしたい看護が出来るか分からない
毎日の業務に追われていると、自分の看護観や自分のやりたい看護はわからなくなりませんか?学生や新人の頃はあれほど振り返っていた自分の看護観…
しかし、今は目の前の患者さんの対応やナースコール、医師からの無茶な指示に応えるためとにかくタスクをこなさないといけませんよね。
そういった日々に追われると自分の大切にしたい看護が分からなくなってしまいます。でも、それは疲れすぎて考えられない状態に陥っているのです。
目まぐるしい日々で自分のやりたい・大切にしたい看護は見つからないのでは?と不安な気持ちになってしまうかもしれません。
しかし、一度忙しい環境から離れ仕事を休んだり、ゆったりと働ける職場に出会えるとそういった不安は消え去ります。
自分のやりたい看護ができる場所は必ず存在しますよ。
踏み切れない理由(2)新しい環境に馴染めるか不安
看護学生の頃の実習や新人の頃の病棟での勤務の中で、挨拶をしても返してもらえなかったり、話しかけても常に不機嫌な先輩に指導してもらわないといけなかったり…
独特な雰囲気の中で気を使いながら看護をした経験はありませんか?
せっかく時間を重ねて仕事がしやすくなったのに、またあの気まずい空気に耐えなきゃいけないの…?と不安な気持ちになってしまいますよね。
新たな環境でまた一から人間関係を築く・怖い看護師がいるかもしれない不安の中で働くことを考えると、転職に踏み切れない看護師は多いと思います。
でも、安心してください。中途で転職をしてくる看護師への対応は思っている以上に優しいです!看護師としての転職を複数回経験しているPRIMEライター乃原は、転職のタイミングで新たな環境で馴染めるか不安を抱えていました。しかし、いざ転職してみると…
PRIMEライター乃原「え?皆優しい!学生~新卒のあの恐怖の日々はなんだったんだ…?」
と拍子抜けした経験があります。
過去の転職で年上ばかりの看護師がいる職場で働くことが決まり、私は人間関係の不安でいっぱいでした。しかし、10歳以上年下の私に対して看護師の先輩はとても優しくフレンドリーに接してくれました。
この経験で、人間関係や環境に馴染めないという心配はしなくて大丈夫なのだとホッとしたのを覚えています。
踏み切れない理由(3)今より激務にならないか不安
転職しても更に激務になってしまうのでは?と不安に思う方がいると思います。
PRIMEライター乃原「1回の夜勤で入院5件、緊急オペ1件、急変1件のあの夜は忘れられない…」
看護師の数が少ない病棟へ転職すると、激務になってしまうかもしれません。しかし、看護師の転職エージェントに登録するとそういった不安は解消できます。
看護師は十分在籍しているのか?忙しさはどの程度なのか?といった情報をエージェントは持っているので、転職に踏み込めない看護師の方は、転職エージェントへの登録をおすすめします。
踏み切れない理由(4)今の職場に退職の意向を伝えられない
看護師という仕事は基本的に人手不足が深刻化している業種です。だからこそ、あなたの職場も毎日忙しくて、休憩を取る暇もない状態だから転職を検討しているのではないでしょうか?
そういった状況の中で退職の意向を伝えても強い引き止めにあうのでは…?という心配や、残された看護師への罪悪感でいっぱいになってしまうと思います。
しかし、職場では大切な仲間でもあなたの人生の責任を取ってくれる人ではありません。自分の人生を輝かせるのは自分自身だけなのです。
より良い人生に変えていきたいと思ったら、思いきって転職の決断をしましょう。また、退職は法律で定められた労働者の権利です。あなたのタイミングで退職を決めて大丈夫ですよ。
踏み切れない理由(5)働きながらの転職活動ができるか不安
転職活動は履歴書を書いたり、面接や見学をしたりと忙しい日々に転職活動が重なります。自分にそんなハードスケジュールがこなせるのかと不安になってしまう方もいると思います。
もし、仕事をしながらの転職に不安を抱えてしまうのなら退職をしてハローワークに通いながらの転職を検討してはいかがでしょうか?
1年以上就業していれば失業保険が貰えますし、失業保険を貰う前に転職が決まれば再就職支援金というまとまったお金が貰えます。
看護師は基本的に売り手市場なので、焦らず国の制度を上手く活用して転職活動をするのもおすすめです。
看護師が転職に踏み切れないのは病院のローカルルール⁉あるある5選
看護師が転職に踏み切れない理由として、病院のローカルルールが強すぎるというのがあります。ここからは、PRIMEライター乃原が病棟看護師時代に経験した病院のローカルルールとあるあるをご紹介します。
(1)総合病院の場合退職意向調査は年1!過ぎてしまうと退職を断られる場合も
病棟の看護師に疲れ果てた私は、秋ごろに退職の決意をしました。退職の意向を病棟師長に伝えたところ驚愕の返答が。
師長「あれ?意向調査は6月に取ったよね?うちの病院は市立だから退職予定の人を計算して来年度の人員数を決めるから今更退職の意向を出されても無理よ~!また来年の6月の意向調査で出してね!」
PRIMEライター乃原「…え?ってことは、最低あと1年半は辞められないの?」
このときの絶望感は半端なものではありませんでした。民法では、正社員などの無期雇用者は退職の申し出はいつでも可能で、退職の申し出から2週間後に契約が終了すると定められています。
しかし、病院という独特の世界では直前の退職の申し込み=非常識となっている場合も。
ちなみに、私は上記のビックリ体験から言われた通り、1年半勤めて退職しました。
退職を希望する場合、民法や病院の就業規則を確認してから退職の意向を伝えましょう。「民法」と「就業規則」では、「民法」の方が優先されます。しかし、急に2週間後に退職という形を取ると、職場も急な対応に追われ円満退職が難しくなる場合も。やむを得でない限り、就業規則で正しい順序で行動すると、円満退職ができますよ。
(2)年休を使って退職できないからもったいなくて辞められない
基本的に有給は取得できない職業の看護師。有給は、師長が勝手にシフトに組み込んでいますよね?病院勤めのときの私はこう思っていました。
PRIMEライター乃原「有給ってなんのためにあるんだろう?」
本気でママさん看護師が子供の体調不良のときに使う休みだと思っていました。
基本的に有給の残期間は35日以上。時効で消えてしまう休みがほとんどでした。退職の際に有給を消化できるなんて、おとぎ話です。
かつて、先輩看護師が有給を全て消化して退職したことがありました。このときは病棟はおろか、病院全体の噂になりました。
お局看護師Aさん「あの人は有給使ってるんだよ!あり得ない!そんなことしてる人今までいなかったよ!」
神的優しさの先輩看護師Bさん「〇〇さん、有給全部消化するのは権利だって市役所に直談判したらしいよ。すごいよね。でもさ、有給って捨ててナンボじゃない。ちょっとビックリだよ~」
年齢の近い先輩看護師Cさん「もうやだ!ただでさえ人が少なくて忙しいのに〇〇さんは有給!?今から私達が人手不足のカバーをしないといけないんだよ!勘弁してよ~!」
そんな世界で新卒から働いていた私は、有給=使うのはご法度という考えが染みついていましたし、人が1人いないと自分の受け持ち患者さんは2~3人は増え休憩すら取れない状況となります。
自分の余裕が無かったというのもあり、有給を使って退職をした先輩看護師に対して憤りを感じました。
しかし、有給を消化して退職をするのは当たり前の権利ですし、正しい行動です。
私の勤務していた病院はどこもマンパワー不足で受け持ち人数もとても多かったのでどの看護師も心に余裕が無かったのだなと思います。
(3)1つの場所で勤めるのが正義という考え方
病棟の看護師をしていると、新卒からずっと同じ病院に勤務している先輩が多くいます。
だからこそ、数年で退職を決意する自分は何か悪い判断をしているのではないか?と不安になり、転職に踏み切れないケースがあります。
その職場が自分に合っていれば退職する必要はありません。しかし、転職したい・退職したいと考えるということは、少なからず今の自分に合っていないのではないでしょうか?
自分が長く勤めたいと思える新しい職場を探すのは、より良い人生に変えるための素晴らしいステップですし、退職=悪ではなく、むしろポジティブに捉えるべきだと私は考えています。
職場を変えることで、キャリアやスキルアップに繋がるので、メリットがたくさんあるのです。
(4)同じ病棟の人からの引き止めが強すぎる
退職を決意すると、まず同期や同じ病棟の話しやすい職員に相談すると思います。すると自分ってこんなに必要とされているの?と驚くくらい強く引き止められた…そういった経験はないでしょうか?
一緒に働いている人から引き止められると、どんなに強い意志を持っていてもその意志は揺らいでしまいます。
大切な仲間と一緒に働けなくなる寂しさから転職に踏み切れない…ということはありますが、自分の人生を振り返ったときに後悔しないようによく考えてみましょう。
(5)マンパワー不足すぎて辞めるのが申し訳ない
毎日めまぐるしい業務。一人欠員が出ると残業4時間は余裕で確定。
なのに今日は院内研修…残業代のつかない院内研修を1時間受けた後に残業スタート。
看護師の受け持ちは基本7対1なのに、人が足りないから今日の受け持ち数は10人…といった毎日が続く中で自分一人が楽を求めて良いのか?と罪悪感でいっぱいになる方もいると思います。
人員が補充されても、新卒であれば一人前になるには早くても数か月。その間のフォローをする側の労力は計り知れません。
自分が一番過酷な環境を知っているからこそ申し訳ない気持ちになってしまいますよね。
しかし、今後何年も仕事を続けるだろうと思っていた同僚の看護師が、来年スッと退職する可能性は十分にあります。
私が病院を退職した後、ずっとこの病院にいるだろうと思っていた同期や先輩は3年以内に全員退職しました。未来は誰にも分からないので、お互い様の精神で割り切って大丈夫です。
看護師の転職は何年目からでも遅くない!背中を押される理由3つ
看護師の転職は常に需要があります。年齢も、看護師歴も関係ないことがほとんどです。
ここからは、看護師転職に踏み切れない方に向けて、転職に自信を持っていい理由を3つご紹介します。
(1)看護師の転職に年齢は関係なし!看護師歴3年以上ならどの業界でも高需要
看護師は、基本的に病棟で3年以上の実務経験があれば大抵の求人に応募ができます。私は病棟経験丸4年で退職しましたが、実務経験で応募できなかった求人はありませんでした。
もし、あなたが病棟ナースとして3年以上働いているのなら、どこへいっても即戦力として求められますし、思っている以上に看護師としてのスキルは高いです。
興味のある分野に挑戦しても良いですし、ある程度の収入を確保しながらのんびり働ける職場を探してもいいでしょう。
(2)看護師はマンパワー不足の業界なので需要が高い
看護師経験は長ければ長い程良いですが、中には看護師経験が少ないという方もいると思います。
では、看護師歴が浅い場合は使い物にならないのか?という疑問が出てきますよね。答えはNO。
最近は美容医療や訪問看護の世界で、新卒を取っている会社がたくさんあります。退職の理由を明確に説明でき、この職場で働きたい!頑張れる!としっかりした想いを伝えられれば、看護師歴が浅くても採用される可能性は十分にあるのです。
看護師は基本的にマンパワー不足が深刻な業界ですが、じっくりと教育してくれる会社や施設は意外と多いです。気になる求人があれば思い切って応募してみるのをおすすめします。
看護師歴がある程度あれば、引く手あまた状態なので自分の働きたい場所を選んで働けますよ。
(3)40代からの転職も当たり前
近年、看護師を目指す人は増えていて一般企業での社会人経験を経てから看護師資格を取る人もいます。年齢で転職に踏み切れないというのはとてももったいないと感じます。
一般論では年齢が上がるごとに転職のハードルは高くなると言われていますが、看護師として働けるのであれば、40代であっても新しい道へ進めます。年齢は関係ないので、自分の転職したい理由を明確にして最初の一歩を踏み出しましょう。
看護師が転職に踏み込むための3つのアドバイス
転職をしたいと思っても、自分の生活をガラリと変える決断はなかなかできませんよね。しかし、自分の人生を更に良くできるのは自分の選択と行動だけ。
転職経験から自分の理想の生活を叶えたPRIMEライター乃原が、転職に踏み切れず悩んでいる方に向けて、転職に踏み込める3つのアドバイスをお伝えします。
(1)自分の人生の責任は自分にある
これは、とある人に言われた言葉の受け売りなのですが「確かにその通りだ」と納得したのでずっと自分の中で大切にしている言葉です。
転職を決意しても周りの人からの言葉でなかなか動けない…という人はたくさんいます。しかし、どんなに大切な同期や先輩でさえ今後のあなたの人生の責任は取ってくれないのです。
仮に、あなたが激務に耐えられず身体や心に問題が生じたとします。仕事ができない間にかかる治療費、生活費、税金などの面倒は誰も見てくれません。
もし、自分の身になにか起きても自分で対処するしかないのです。自分の人生は自分の判断で変えていくもの。「どう行動したら自分の人生がより良い方向に向かうのか?」を考えて行動すると道が開けますよ。
(2)意外と人間関係は悪くない
人間関係が悪いイメージを持たれがちな看護師。転職したら、人間関係が悪くて転職したのを後悔してしまうかもしれない…と悩んでしまう人はいると思います。しかし、私が複数回転職を経験して感じたのは「人間関係、思った以上にアッサリだな」でした。
病棟で働いていると、終業後に遊ぶのも、休日に遊ぶのも同期や病棟の人になりがちですよね。しかし、一歩外の世界に出ると仲良くなった人とはプライベートで遊ぶ機会はありますが、大体が仕事上の付き合いだけ。
アッサリした人間関係を望む人にはとても気楽な日々が待っています。
私は派閥などの面倒な人間関係がとにかく嫌でしたので、病棟を離れてとても気持ちが穏やかになりました。
(3)求人票や見学でしっかり情報収集!ギャップは回避できる
いざ転職活動をして、入職しても自分の想像した世界とギャップがあると転職を後悔してしまいます。もし、転職活動に踏み切った場合は求人票や職場見学でしっかりとした情報収集をしましょう。
転職エージェントを活用すると、自分で情報収集をするよりも細かい情報を教えてくれます。しかし、職場見学は必須です。
自分の目で見て知るというステップは必ず踏むようにしましょう。自分の目で見るより正しい情報はありません。情報収集を怠ると、転職を後悔してしまうかもしれません。
看護師転職で後悔した話はこちらから読めます。
自分が働いた後の状況までしっかりイメージして、働きやすそうな職場を選ぶのがおすすめです。
看護師の転職は何月がおすすめ?メリット・デメリット3つ
看護師は基本的に年中人手不足な業界なので、いつでも求人は存在します。しかし、季節によって求人数が多い・少ないは存在しますので転職のおすすめ時期やメリット、デメリットについてご紹介します。
(1)看護師転職は基本何月でも◎
看護師の求人は、基本的に1年中存在します。転職活動は入職希望時期の2~3か月前から始めるのがおすすめです。
私は過去に1か月集中して転職活動をしましたが、結構ハードスケジュールでした。ゆったり心に余裕を持って転職したいと考えている人は入職希望の3か月前から転職活動を始めるのをおすすめします。
(2)4月の入職は新卒教育に追われて中途の教育は手薄傾向に
4月は3月末での退職者が多いため、求人数は多いです。メリットとして新年度と同時に新しいスタートを切りたい方におすすめの時期です。しかし、デメリットとしては4月は新卒の入職と被るので中途採用の教育は手薄になる傾向があります。
即戦力として働けるのが中途の強みですが、もし教育をしっかり受けたいのであれば少々不満を抱いてしまう可能性もあるでしょう。
回避するためには、入職の面談の際に教育を受けたい旨を人事の方に相談しておくと配慮をしてもらえる可能性があるので、自分の希望は伝えておくと安心です。
(3)7月・1月入職は前職のボーナスを貰って転職できる
6月・12月でボーナスを受け取ってから退職をする人が多いので7月・1月入職の求人も多く存在します。メリットとしては自分も、ボーナスを受け取ってから退職ができるので、転職時期としては一番おすすめです。
しかし、退職する人が多いということは、求職者も増えます。デメリットとしては条件の良い求人はすぐに埋まってしまう可能性があります。
もし、7月・1月の入職を目指す場合は、少し早めに転職エージェントに登録して情報収集をこまめに行っておくと安心です。
(4)9月の比較的落ち着いた時期にゆっくり入職でのんびりスタート
9月はボーナスを受け取り、看護師転職市場も落ち着いてくる時期です。メリットとして落ち着いた状況で転職活動ができるので、気持ちに余裕を持ち本当にここで働いても大丈夫か?とじっくり考える時間があります。
焦って選択をするのが苦手な方は気候も穏やかで転職市場も落ち着いている9月に入職をするのをおすすめします。
デメリットとしては7月に入職を終えて求人数が落ち着いている時期なので、求人数が少ない傾向にあります。
看護師の転職はなんだってアリ!様々な看護師のキャリアプラン3つ
看護師という資格があれば、いつでも看護師として働けるのが最大の強みですよね。看護師以外の仕事を経験してから看護師に戻っても良いのです。ここからは、様々な看護師のキャリアや今後のプランを3つご紹介します。
(1)PRIMEライター乃原の看護師キャリアと今後のプラン
この記事を作成している私は、正看護師資格を取得していますが、現在はPRIMEのライターとして仕事をしています。
看護師の仕事を離れたのは自分でも意外でしたが、ずっと副業でやっていたライターの仕事を本業にするチャンスに巡り合い、思い切ってキャリアチェンジをしました。
今は子供も1歳と幼いため、子育てが落ち着くまではライターとたまに単発の看護師の副業をしながら子育て優先の生活にしようと思っています。
元は小児看護をずっとしていたので、ゆくゆくは小児看護の世界に戻るのもいいな…と今から妄想を膨らませています。
(2)精神科専門訪問看護師のAさんのこれまでのキャリア
私は5年程精神科専門病院の看護師として勤務しましたが、オーストラリアにワーキングホリデーに行くために退職を決意。
その後はオーストラリアで出会った仲間の住む沖縄で、ゲストハウスを手伝ったり、実家近くの飲食店でバイトをしたりして過ごしていました。
ある程度の年月が経ち、そろそろしっかりとした収入が欲しいなと思い就職を決意。
得意な精神看護の世界に正社員で再び戻りました。訪問看護なので、比較的ゆっくり穏やかな生活を送れています。
今後夫の転勤のため転職予定ですが、また精神の訪問看護をする予定です!
(3)病棟NsのBさんのこれまでのキャリアと今後のプラン
私は新卒からずっと同じ病院で勤務していました。産休・育休をもらい病棟異動をしながら現在は時短で働いています。しかし、子供が幼稚園に入る年齢となったため退職を決意。
現在は仕事をお休みして専業主婦として子供と夫のサポートをしています。
子供の幼稚園生活が落ち着いたら家の近くで夜勤のない看護師の仕事を探そうと思います。ボーナスが欲しいので選択肢は正社員一択です!
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看護師転職エージェント3選!実際に使用した体験談3つ
ここからは、PRIMEライターの乃原が、実際に利用して良かったと感じる看護師転職エージェントを3つご紹介します。リアルな体験談を載せているので、数多くの転職エージェントから選ぶのが難しい!という方はぜひチェックしてみてくださいね。
(1)医療ワーカー
私がダントツでおすすめしたいのが医療ワーカーです。ネームバリューはそこそこですが、細かなフォローや心遣いがとても丁寧だと感じました。自分の未来を真剣に考えてくれる姿勢がとても好感を持てました。
面接に同行してくれ、条件交渉などの自分では言いにくいことも全て代わりにこなしてくれるので私は面接に集中できました。
求人の紹介もただ条件に合うものをピックアップするのではなく、自分の生活スタイルや今後のライフステージを考えてくれたので本当に感謝の気持ちでいっぱいになりました。
もし、転職エージェントに迷われているなら私は自信を持って医療ワーカーをおすすめしたいです。
(2)看護roo!
看護roo!は、とても有名な会社なので知っている人は多いと思います。看護roo!は10年という長い歴史があり、また、圧倒的な求人数を誇っているので、広い視野で仕事を探したいと考える人におすすめです。
エージェントの担当者とは基本電話でのやりとりがメインになりますが、希望すれば直接面談も可能です。
看護学生~若手看護師のサポートをテーマに運営している会社なので看護師歴が浅くても安心して転職活動ができます。
(3)マイナビ看護師
大手人材会社であるリクルートが運営している看護師の転職エージェントなので、転職のノウハウがあり、しっかりしているイメージがありました。広いオフィスで担当の方と個室でじっくり面談ができるので、自分の思いを表出しやすい環境でした。
少々無理を言ったかも…?という希望を伝えても限りなく希望通り、または近い求人を出してくれたので、とても転職活動に希望を持てたのを覚えています。
看護師の転職に踏み切れないなら、まずは情報収集を
看護師転職に踏み切れない方は、まずは情報収集からしてみるのがおすすめです。自分の住むエリアにどんな求人があるのか?給料の相場はいくら?と実際に転職エージェントに登録して求人を見ると現実的に考えられるようになります。
急いで転職しても、後悔しかねませんので悩んでいるときこそ慎重に進めていきましょう。看護師の転職で後悔した事例は、こちらの記事で紹介していますので、参考にしていてくださいね。
看護師が転職に踏み切れない理由についてはこちらの記事で詳しくご紹介しています。
小児科の看護師に興味のある方は、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
あなたの看護師人生がより良いものになるよう、応援しています!
<ライタープロフィール>乃原 志帆
アラサー1歳児のママ/新卒から看護師として働き総合病院(小児科・NICU・GCU・婦人科・皮膚科)訪問看護(精神科)クリニック(皮膚科)保育園での勤務経験を積む/家事のナイトルーティンで日々のストレスを発散するのが好き/のんびり暮らしたいせっかちさん