厚生労働省が2019年に発表した「国民生活基礎調査」において、18歳未満の子どもを育てるワーママ(雇用形態を問わない)の割合は72.4%に上りました。
この数値は、調査を始めて以来1番大きな数値で、ワーママの割合は上昇傾向にあることがわかります。
女性も働くことが一般化した現在、ワーママの割合や年収はどのように変化しているのでしょうか?雇用形態別のワーママや専業主婦の割合などを比較しながら変化を見ていきましょう。
1.ワーママとは?|ワーママの割合を知る前に
ワーママとは、「ワーキングマザー(ママ)」を略したもので、仕事と子育てを両立する女性を指します。子育てをしながら働く女性は全て「ワーママ」に当てはまり、子どもの数や年齢、正社員・パートなどといった働き方は関係ありません。
2.ワーママの割合
2019年に厚生労働省が発表した国民生活基礎調査によると、雇用形態別におけるワーママの割合は、
- 非正規雇用が37.8%、
- 正規雇用が26.2%
- その他8.5%
という調査結果になりました。緩やかではあるものの、正規・非正規雇用のワーママの割合が増加傾向にあることがわかります。
出典:厚生労働省 2019年 国民生活基礎調査を元に作成
※「その他」には、会社・団体等の役員、自営業主、家族従業者、内職、その他、勤めか自営か不詳及び勤め先での呼称不詳を含みます。
3.子ども年齢とワーママの割合
ワーママの働き方別にみた、子どもの年齢におけるワーママの割合は以下の通りです。
正社員のワーママは、子どもが小学生に上がる前にかけて少なくなり、子どもが大きくなるにつれ緩やかに増えていきます。
一方で、非正規社員のワーママは、子どもが幼い時が一番少なく、子供の成長とともに割合が増加する傾向にあるようです。
出典:mhlw.go.jp
4.専業主婦の割合
労働政策研究研修機構の調査によると、専業主婦として家庭を支える女性の割合は、2020年の調査時で571万世帯となり、共働き世帯・専業主婦世帯を合わせた総数の31.5%でした。
以下のグラフからも、専業主婦の割合が大幅に減少傾向にあることがわかります。
出典:jil.go.jp
5.ワーママの年収
労働政策研究研修機構の調査によると、ワーママの平均年収は以下の通りです。
ワーママの就業年収は、母子世帯か二人親世帯であるかにより差が分かれます。
2018年の調査では、
- 母子世帯平均234.2 万円
- 二人親世帯平均 143.5 万円
という結果になりました。
また本調査において、非正規・パートとして働くワーママの約7割(67.8%)が、夫の住民税・所得税の配偶者控除の収入限度額である 103 万円以内で働いていることがわかりました。
何らかの限度額内に収まる収入額で働くワーママが多いことも、二人親世帯のワーママが稼ぐ平均年収が低い理由の一つになっています。
出典:jil.go.jp
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6.ワーママの割合は増加傾向にある
ワーママの割合は、正規・非正規に関わらず増加傾向にあることがわかりました。
そして同時に、専業主婦の割合は徐々に減少傾向にあります。これらの調査結果は、女性の結婚・産後における選択肢が増えたと考えられるのではないでしょうか。
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