日本においてフリーランスという働き方をしている人は約462万人*。これは日本の就業者の5~7%に当たります。まだ主流ではない働き方ですが、フリーランスは年々増加傾向にあります。
仕事が選べて、仕事の時間や量も自分で調整できるフリーランス。今は会社員のワーママも、フリーランスとして働き、家族と過ごす時間を増やしてみてはいかがでしょうか?
*内閣官房日本経済再生総合事務局「フリーランス実態調査結果」
目次
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1.ワーママがフリーランスになるメリット
ワーママが会社員からフリーランスになるメリットとして以下のものが挙げられます。
・収入アップの可能性がある
・仕事の量を自分で決められる
・職場に迷惑をかけている意識がなくなる
フリーランスとして働く一番の特徴は時間に縛られないことでしょう。家族のスケジュールに合わせて働くことができ、子どもとの時間を増やせるのがワーママにとっては大きなメリットです。
2.ワーママがフリーランスになるデメリット
ワーママが会社員からフリーランスになるデメリットとして以下のものが挙げられます。
・自分のスキル次第でできる仕事が限られる
・実務以外の管理も必須
・健康保険や国民保険の負担が増える
・保育園の入園に不利になる可能性がある(自治体によって選考基準が変わります。気になる方は、ご自身がお住まいの自治体の基準を確認してみてください)
フリーランスになったからといって、必ず成功するとは限りません。中には全く仕事が取れず、そのまま専業主婦になる方も。突然仕事を辞めてフリーランスに転身するよりも、今の仕事を続けながら、徐々にフリーランスとして働くために知識を身につけ、人脈作りを行ってから今の職場を離れるのが得策です。
3.【ワーママ必見】フリーランスと正社員の違い
フリーランスになるメリットとデメリットが理解できたところで、フリーランスと正社員は何が違うのかか改めて疑問に思った方も多いはず。そこで、フリーランスと正社員の違いを簡単にまとめました。
フリーランス | 会社員 | |
収入 | 不安定 働いた分だけ稼げる |
安定 仕事量に関わらず支給される |
勤務時間・場所 | 自由 | 自由に選べない |
ワークライフバランス | 両立しやすい | 両立しにくい |
働き方 | 数か月単位の契約で働く | 長期的に働く |
保険の有無 | 労災保険✖ 雇用保険✖ 医療保険 高くなる |
労災保険〇 雇用保険〇 医療保険 会社が一部負担 |
社会的信用度 | 低い | 高い |
フリーランスと会社員の一番大きな違いは、フリーランスは「自由度」が高いのに対し、会社員は「安定性」が高いという点だと言えるでしょう。
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4.初心者ワーママが始めやすいフリーランス職種8選
フリーランスとして働くためには、まず自分と契約してくれる会社を探す必要があります。そのためには、少なからずその仕事に関する専門知識がなくてはいけません。そのため、転身するフリーランスの職種は、現在の職種や仕事内容に通ずるものをなるべく選びましょう。数あるフリーランスの中から、ワーママが始めやすい職種をご紹介します。
【ITエンジニア系】
webコーダー
webコーダーとは、Webデザイナーが作成したサイトやアプリを実装する仕事です。コーダーは技術知識の他にも、SEOなどマーケティング知識などが求められるため、プログラミングやコーディング、マーケティングの経験があるワーママにおすすめです。
・ワーママにおすすめのIT知識を身につけられる講座【ヒューマンアカデミー】
月々3,000円という低価格から始められる、外出せずに自宅で学べるオンライン講座のヒューマンアカデミー。希望の分野に沿った様々なラインナップが揃っており、自分の学びたい分野がピンポイントで身につきます。実際の仕事に必要なスキルを目的の分野に合わせて組み合わせることも!
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プログラマー
プログラマーとは、プログラム言語を組み合わせてシステムやソフトウェアを作る仕事です。一般的には、システムエンジニアが設計した仕様書をプログラミングし、設計通りに動くか確認するまでがプログラマーの仕事です。プログラマーは、様々な業界にシステムを提供する必要があるため、業界特有の知識を身につけたワーママにおすすめです。
・ワーママにおすすめのプログラミングスクール【テックアカデミー】
通過率10%の選考に合格した現役エンジニアからマンツーマンで指導が受けられるプログラミングスクール。目指すものや学びたい期間によってコースを選べるので、自分に合った学習が可能です。プログラミング初心者も受講OK、1週間無料で学習システムを体験できる特典も。
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システムエンジニア
システムエンジニアは、クライアントの要望を聞いてシステムやソフトウェアの仕様を作り、大まかな設計を行う仕事です。システムエンジニアも、プログラマーと同じように業務に関する知識を持っていれば、クライアントの要望を適格に形にできるため、仕事経験が豊富なワーママにおすすめです。
・ワーママにおすすめのエンジニア育成スクール【侍エンジニア塾】
出典:sejuku.net
「侍エンジニア塾」は、未経験者でも結果が出せるプログラミング学習サービス。専属のインストラクターからマンツーマンでレッスンを受けることができ、オーダーメイドのカリキュラムでレッスンが進みます。また、フリーランスコースもあるため、ポートフォリオの作成やフリー案件のご紹介などのバックアップも行ってくれます。
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【クリエイティブ系】
webデザイナー
Webデザイナーは、クライアントの要望を聞いて、依頼されたWebサイトのデザインを担当・制作する仕事です。WEBデザイナーとして働くためには、デザインのセンスに加え、webコーダーの知識があれば優遇されることも多いですが、HTMLやCSSなどの知識意外はあまり重視されないため、未経験者でも目指しやすい職種です。
・ワーママにおすすめのwebデザインスクール【AkrosAcademy】
出典:akros-ac.jp
AkrosAcademyはプロのWEBデザイナーから学べるWeb&ビジネススクールです。通学・オンラインで完全マンツーマン指導やグループレッスンなど自分に合った学び方ができます。知りたいことをピンポイントで学ぶセレクト講座もあり、とりあえず何かを始めてみたいワーママにもおすすめな単発の短時間セミナーを提供しています。
グラフィックデザイナー
グラフィックデザイナーは、雑誌や新聞、広告や商品パッケージ、ポスターなどのデザインを作成する仕事です。グラフィックデザイナーはセンスや感性が重要視される傾向にあるため、実務経験のない未経験者でも、過去に美術を学んだ経験があったり、絵やデザインが得意なワーママにおすすめです。
・ワーママにおすすめのグラフィックデザインスクール【Winスクール】
出典:winschool.jp
年間1万人以上が受講するWinスクールは、300種以上の講座から自分の学びたいことを選べるコンピュータスクールです。全国各地に拠点があるため、平日は勤務先の近く、休日は自宅近くの教室で受講するなど、自由に通い分けができます。
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Winスクールでグラフィックデザインを学ぶ
【マーケティング系】
webライター
Webライターとは、インターネット上の文章を書く仕事です。webライターには様々なメディアから依頼されて記事を執筆するフリーランスの方が最近多くなってきています。 web上の記事を書く際は、SEOやマーケティングの知識が必要不可欠ですが、必要な資格等ないため気軽に始められるのがポイントです。
・ワーママにおすすめのWebライター講座が受けられる【SHElikes】
出典:shelikes.jp
今後のキャリアに悩む女性の人生をサポートしてくれる、女性専用のビジネススクール。
未経験から仕事を受けられレベルになれる質の高いレッスンが提供されており学習以外にも外部講師やインフルエンサーを招いた特別イベントを開催しています。
ブロガー/アフェリエイター
ブロガー、アフィリエイターとは、自分で運営するサイトやブログにインターネット広告を掲載し、紹介した商品が商品が売れたときに支払われる成果報酬を得る人のことです。スクールに通う必要はなく、一から簡単に始められるため多くのワーママに人気です。
webマーケター
Webマーケターとは、ウェブサイトやSNSなどのインターネットを活用するためにマーケティングで戦略を立てる仕事です。webマーケターは、マーケティングの知識がある方なら誰でもフリーランスを始められるため、スクールに通って知識を身につける方も多いです。
・ワーママにおすすめのwebマーケタースクール【ADREX】
出典:ad-rex.com
Webマーケティング業界の各分野の専門家が集まったスペシャリスト集団が監修した「ADREX」。完全オンラインで、実践的な課題への取り組みと個別フィードバックに重点を置いた講座を受けられます。短期集中型なので、たった2か月でwebマーケターになれると人気です。
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5.フリーランスと個人事業主の違い
フリーランスと個人事業主は同じ意味と捉えられがちですが、フリーランスと個人事業主には明確な違いがあります。
【フリーランス】
フリーランスとは、特定の企業や団体に雇用されるのではなく、個人でクライアントと契約を結ぶことで独立し、仕事を請け負う「働き方」です。
【個人事業主】
個人事業主とは、株式会社などの法人を設立せずに税務署へ開業届を出すことで「税務上の区分」として個人で事業を営むです。
つまり、フリーランスは「働き方」の1つであり、法律による区分は無いと言うことです。
フリーランスの中に個人事業主はいますが、個人事業主=フリーランスではないということを理解しておきましょう。
【家事・育児・ワーママ・妻として】ちょっと疲れたなと感じたらー
一人で悩んでいる方へ。
PRIME編集部のワーママ歴14年目現役ワーママと話してみませんか?
家事・育児・仕事・妻としてー結婚した女性にはたくさんの役目がついてきますよね。
そしてそれは一つ一つは大したことがなくても、初めての経験だったり、積み重なったすることで少しづつ複雑に絡み合いながら女性の負担になっていったりします。
そして心に抱えたもやもやを吐き出す場所がなく悩んでいる人もたくさんいます。
私自身は第一子を妊娠するまで東京都内にあるそこそこ大きな会社の社畜でした。
しかしその会社でワーママのパイオニアとなったことをきっかけに、働くこと、キャリアを続けること、子供を育てること、夫や実家との関係、あらゆる課題が私に降りかかってきました。
そしてワーママの名札をつけたことで始まった色んな理不尽さや自分の中の葛藤と闘いながらワーママ生活を続けてきました。
当時は社会や自分に対して色んなことを感じながらも、どこかで折り合いをつけ自分を納得させながら生きてきました。
でも、時間が経つにつれ我慢やもやもやに嫌気がさし、子供も大切にしつつ「自分のことも幸せにしてやろう!」という考えに変わりました。
そこに至るまで、近すぎるゆえ同僚ワーママやママ友には言えないこともたくさんありましたが、
人に話を聞いてもらうことで少しだけ明日の活力になったことも事実。
女性は話すことで気持ちや考えがふと軽くなったり、結論は出なくとも、前向きになれることが意外とありますよね。
もし、これをご覧になっている方で「こんなこと相談していいのかな?」「身近な人には言えない」などの悩んでいる方がいたら、PRIME編集部に気軽に話してみませんか?
もしご希望があれば、ZOOMで30分~1時間ほど、PRIME編集部の現役ワーママミイ又はみわが対応させていただきます。
私たちPRIME編集部のスタッフも、同じく母として妻としてワーママとして色んな葛藤と闘いながら生きてきた同じ女性です。
その経験を糧に、女性のあらゆる生き方に寄り添い肯定していきたいと本気で思い「PRIME」を運営しています。
どうぞお気軽に、言いたいこと、聞きたいことを話してください!
二人の人物像が垣間見えるnoteはこちらから
https://note.com/prime_editors
6.ワーママもフリーランスで活躍できる
スキルや経験がないと少し踏み出しにくいフリーランスという働き方。今すぐフリーランスに転身するのは難しくても、スクールや独学で知識を身につけて一歩前に進んでみてはいかがでしょうか?