Twitterで人気のなおとさんは、在宅で1歳児と3歳児の育児に奮闘する二児のパパさんです。
育児のモヤモヤを言語化してポジティブに転換したツイートが支持を受けている人気のインフルエンサーで、1つ1つのいいねの数はもちろん、そのツイート集が書籍化されたほど共感を得ています。
子育て経験のある編集部メンバーからも「今読んでも共感できる」「渦中の時に読みたかったツイート」など絶賛の嵐!
そこで今回はなおとさんの投稿の中から特に心に響いたツイートを、母親歴13年目のワーママ編集部員が各テーマごとに全3回に分けてピックアップ。共感の解説付きでご紹介します。
第一回目のテーマは男性ならではの視点で気付いたママとパパの子育てについて!
「つらい子育てや育児ノイローゼを吹き飛ばしてくれる!」と日々頑張る方々の心を軽くしてくれる素敵なツイートばかりですのでぜひ読んでみてください。
目次
【ママの心を軽くするツイート集】パパがドキッ!?夫婦円満のヒントと2人育児のコツ
男にできないのは母乳だけ
在宅で0歳育児を2人経験して、男にできないのは母乳をあげることだけだと感じました。女性だからといって、寝かしつけスキルがもともと備わってるわけでもないですからね。だから「男も育児しろ」ということではなく「男でもできますよ」というか、夫婦でうまく協力できるといいなぁと思っています。
— なおと (@dynamic_ninjya) March 29, 2021
「ママじゃなきゃダメなんだよ」は悪気なくよく使われる言葉。でもその言葉は新米ママにとっては、簡単にナイフに変わる喜びとプレッシャー紙一重の言葉だと思います。寝かしつけはママがやったってツラいです。私は2人目妊娠発覚時、真っ先に「またあの地獄の夜が始まるのか…」と思いました。それくらい苦行です。辛いことは2人で協力して1/2にしたいものですね。
妻に余裕があると子どもの笑顔も増える
妻を1人家に残し、息子2人を連れて実家に来ています。妻に1人の時間を持ってもらうのは、ぼく自身のためでもあります。妻に余裕があると、子どもたちの笑顔も増えるし、家庭が更に明るくなります。結婚して早いうちに、この原理に気づけて本当によかったです。
— なおと (@dynamic_ninjya) March 14, 2021
相手にとっての思いやりと自分にとってのプラスが合致したいい例。思いやりと言いましたが、なおとさんご本人は感情論ではなく「原理」として冷静にインプット。自分にとってメリットがあることは、ストレスなく取り入れていける上、継続力も抜群。この「原理」は教科書的に広く知られるべき!
産後の恨みは一生
「産後のうらみは一生続く」らしい。この言葉の本質は「それだけ産後のうらみは根が深い」という事よりも「育児はスタートが超重要」という事だと思う。産後から夫婦で協力することが出来たら、その大変さも喜びも、夫婦で共有できる。夜中の授乳は交代できなくても、その大変さを聴くことは出来る。
— なおと (@dynamic_ninjya) April 9, 2021
出ました「産後の恨み」!私も初産から数年経ったある日、母が何かの拍子で「産後の恨みは一生って言うのよ」「お母さんもあんた達が生まれた時のお父さんのことは一生忘れない」と言ったのに大きな衝撃を受けました(笑)連れ添って40年経っても残る記憶の根深さ…そして私が引き摺っている夫へのモヤモヤもその一種なんだと気付いてしまったあの日。これからパパママになるご夫婦にはぜひ産前に知ってもらい、楽しい未来のために前向きに何か対策を立ててほしい重要ワードです。
ワンオペ育児の定義
半日ひとりで育児しただけで「ワンオペした」という人もいますが、ひとりでゆっくりトイレに入れるしみじみとした安らぎとか、ひとりでコンビニに行けるなんとも言えない開放感を味わってからが「ワンオペ」だと思う。
— なおと (@dynamic_ninjya) April 5, 2021
我が編集部にも、家事育児の大変さや苦労は「最低1ヶ月ワンオペで経験した者以外語るべからず」というのがモットー(?)のAさんがおります(笑)家事育児は、仕事と違って誰でもある程度まで想像できてしまうところに、こういったズレが発生する原因がある気がします。ママと同じ経験をしないうちは「これくらいならできる」と勝手に判断するのはやめましょう(笑)
役割を超えた「ありがとう」
保育園の書類準備。妻は1度も、保育園関連の書類を書いたことがありません。それでも、ぼくが記入しているのを見たら「ありがとう」と言ってくれる。役割として分担していても、この「気にかけてくれてる感じ」が育児疲れを癒してくれるし、夫婦で子育てしてるという実感が持てる。
— なおと (@dynamic_ninjya) April 1, 2021
どちらの立場でもグサッとくるお言葉…共働き夫婦では役割分担や「どちらが大変か」が喧嘩の火種になることも多いはず。特に子供が小さいうちは、本当はお互いの苦労を量ることは難しいのですよね。実際は「ありがとうで済むなら警察はいらないんじゃー!」レベルのこともあるかと思いますが(笑)、基本のキとして心掛けておきたいお話でした。
必要なのは「母性」より「根気」
育児に必要なのは「母性」じゃなくて「根気」だと思います。赤ちゃんが泣き止むのは、ママが女性だからではなく、抱き方や揺れ方を毎日毎晩、根気よく試行錯誤してきたから。それでも、泣き止まない時は無数にある。男に母乳は出せないけど、抱っこし続ければ安心感は出せる。育児は日々の積み重ね。
— なおと (@dynamic_ninjya) March 24, 2021
赤ちゃんを泣き止ませるのに最も必要なのは、「母性」じゃなくて「根気」です。ママが女性だから泣き止むわけじゃない。抱き方、揺れ方、歩き方、根気よく試行錯誤した結果、最適解が見つかる。はじめから泣き止む抱っこを出来るママなんていません。試行錯誤してきた結果なんです。育児は、積み重ね。
— なおと (@dynamic_ninjya) February 13, 2021
もはや見えない母性より根気と根性のほうが確かなものだと納得させてくれるなおとさんのツイート!母乳以外で「ママじゃないとダメなんだね!」っていう言葉はもはや使えませんね!
育児は繰り返し だから子どもと離れる時間も大切
育児は毎日の繰り返しが疲れる。ルーティンとは違う、自分の思い通りに行かない繰り返し。大泣き、しつこい質問、謎のこだわり。1回だけなら寛大に対応できることでも、1日に何度も、毎日繰り返されると結構疲れる。たとえ半日でも、子どもと離れる時間が持てると育児のモチベーションは大きく変わる。
— なおと (@dynamic_ninjya) April 3, 2021
育児中の1人の時間の大切さは、子供が小さい頃こそ必要です。ほんの数分の1人だけの時間、子供を感じなくていい時間がそのあとの子育てにとって最高のガソリンになります。でもガソリンは有限。この時間は定期的に必要だと経験者も強く思います!パパママが協力し合って、どちらかが疲れた時にはその時間がサッと確保できるようにしておきたいですね!
育児を3年やって気付いたこと
育児を3年やって気付いたこと
・昼寝は超大事
・ひとり時間も超大事
・名もなき家事多すぎ
・名もなき育児も多すぎ
・寝ていても気が休まらない
・どれだけ絞っても父乳は出ない
・ゆっくりトイレに行けるだけで幸せ
・母乳をあげること以外は男でも出来る
・「ママはみんなやってる=簡単」ではない— なおと (@dynamic_ninjya) May 6, 2021
なおとさんが感じたこれら一つ一つは、育児は男女平等という証明です。例えば「寝ていても気が休まらない」というのは、ともすれば「それはお母さんだから」となってしまいがち。でもそうした今まで「母性があるから」と理由付けられてきたものをパパもしっかり感じ経験しているという発見は夫婦平等で育児をしていく大きな原動力になるはずです!
子育ては夫婦で一緒に乗り越えよう
仲の良かった夫婦が、子育てを機に深い溝を作ってしまうとういのはよく聞く話ですが、今回ご紹介したなおとさんのツイートには、パパママ参加の育児のコツと夫婦円満のヒントがたくさんありました。
なおとさんのTwitterアカウントは、育児の疲れさえ振り返った時良い思い出となるような心軽くしてくれるツイートがたくさんあります。ツイートは日々更新してくれていますので、ぜひフォローしてみてくださいね。
次回、その2では、「子育ての価値観」についてや「おかあさんの気持ちに寄り添った」ツイートを集めてご紹介します!
【その2/その3はこちらから】※本日より連日公開!
つらい子育てや育児ノイローゼを吹き飛ばす!ママの心を軽くするなおとさんのツイート集 その2
つらい子育てや育児ノイローゼを吹き飛ばす!ママの心を軽くするなおとさんのツイート集 その3
PRIMEライター&編集者/30代/新卒入社した大手企業からベンチャーに転職したワーママ歴13年目/自分の生き方を模索しながら様々な女性の人生にふれあいたい/海外のナイトクラブと音楽が人生のスパイスです
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