#キャリア 2021/06/01

【ワーママの転職】疲れてもしんどくても見つけた自信と手に入れた仕事

【広告含む】

人生でやりたい仕事が見つかり、資格取得や就職に辿り着く女性たち。
しかし、女性の多くが手に入れた仕事やキャリアを家庭や家族といった自分以外の理由で手放さなければならなくなる。

疲れてもしんどくても進まなければならないワーママの人生。
転職やパートナーや子育てなど様々な悩みと向き合い、乗り越え、幸せを見つける。

今回、仕事と家庭のはざまで努力し、戦い、悩み、そして幸せをみつけたある女性のストーリーをご紹介したい。

<今回お話を聞かせてくれた方> み な も っ ち..さん

み な も っ ち..さんは、小学2年生と4年生の男の子、4歳の女の子と暮らす母親歴10年目の保育士ママさん。

日頃から育児や子育てを中心にブログやSNSで鋭くも面白い情報を発信されており、最近パートナーの2ヶ月の育児休暇について呟いたツイートが話題になりました。

今回、そのツイートの背景とそこにあるみなもっちさんの想いについてPRIME編集部が取材。彼女の持つストーリーとは…?

ワーママの転職4つの基本はこちらで紹介しています。

【ワーママの転職】努力して手に入れた仕事

結婚前に他分野から転職し、保育士の資格を取り、ものすごく努力してやっと手に入れた大好きな保育関係の仕事。

しかし、長男妊娠中に見学した9つの保育園全てで「1歳児は基本的に入園できません」と言われた。
子供たち3人とも0歳で保活に奔走、どうにか預け先を確保して職場復帰にこぎ着けた。

当初、夫婦共働きで協力して育児をするはずだった。
ところが、なぜか出産前後に夫の会社が倒産したり、人が大量に辞めたりする状況に。そんなことが重なったのもあり、「仕事をがんばることが家族への貢献」となってしまった夫と、育児をワンオペで全てこなすしかなかった私はすれ違いを重ねた。

【ワーママの転職】大切な仕事と生活 退職の決意

そして私に訪れた「仕事も家事育児も全て中途半端になるぼろぼろの生活」ーそのあまりの状況に耐えられず、夫との溝を埋められないまま3人目の育休復帰直後に一旦退職を決めた。

最初に「育休は取れないの?」と夫に聞いた時も「取れるわけないやん」
子供が発熱した時の連絡先を決める時も「普通母親やん」

私自身もその返事に「ああ、そういうものなんかな」と思ってしまった。

当時、「父親が当事者として参加する家庭がどのようなものか」が、全くイメージできず、身近にそういう人もいなかった。

まわりも専業主婦と兼業主婦の違いはあれど、母親がとにかく倒れるまで頑張って家庭を回している人ばかりだった。

でも、今ならわかる。

【ワーママの転職】Twitterで見つけたたくさんの価値観

4年前Twitterに出会い、いろんな家庭や価値観の人がいることを知った。
自分と同じくワンオペで孤独な人もたくさんいる一方で、「育休を取りました」という男性や、完全当事者で育児をしている男性とも友達になった。

「ああ、当事者とは、育児するとは、こういうことだよね」ということがようやく理解できた。

【ワーママの転職】夫婦の溝は相変わらず埋まらないけれど

産前産後や仕事復帰後の、あの孤独な中で愚痴もろくに言えずいつも治らない風邪をひきながら一人必死で生きていた自分は、本当に本当に頑張っていたんだ、えらかったんだと、やっと自分で理解でき、認めることができた。

そして、現在。

喘息持ちの末の娘がだんだん丈夫になり、3歳になったのを期に、保育士として働きはじめた。それまでもホテル清掃や工場勤務など細々と別のバイトはしていたが、やはり子供に関わる仕事が大好きで、楽しい。
今2年目を迎えた保育士の仕事は私に居場所と、自信と、経済力を与えてくれた。

加えて、我が子たちは成長し、今では家庭を回す戦力として活躍してくれている。だんだんとしっかりした人格を持ち、議論を戦わせることができるまでになった子どもたちの成長が今はとても楽しみ。

私は今、多分人生で一番元気だけれども、
決して最初からそうだったわけじゃない。

だから今でも「ワンオペでめちゃくちゃ頑張ってるのに”今日何もできなかった”と嘆く、あの時の自分みたいな誰か」に対して、今日生きるのを続ける何かしらのきっかけになればと思いTwitterを続けている。

最近は特に失敗談や子どもとのバトルや会話について
誰かの役に立ったらいいと思い、気合いを入れてTwitterの打ち込みを日々続けている。

<編集後記>

女性が結婚や出産を経て、正解も答えも用意されない中で突然迫られる選択の多さ。
でも、そこにある数々の葛藤と決断、そのストーリーは道のりが簡単ではないことを教えてくれました。

み な も っ ち..さんも、子供を育てる中でご自身の人生とのバランスに悩み、正解のない選択と向き合ってきた女性の一人です。全てがハッピーエンドではないけれど、彼女の話を紐解いてみると、その一つ一つのストーリーには様々な壁を少しでもクリアにするヒントがあるのを感じました。

 

取材・文:A.O

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