育休明けは当然復帰するつもりだったけど、子どもの世話に追われてテンヤワンヤ…。このまま職場復帰して本当に大丈夫なのか不安になり、「退職」の二文字がチラついている人もいるでしょう。
そこで今回は「育休明けの退職」にフォーカス!
- 退職日によって育児給付金の額は変わる
- 失業保険(手当)はもらえる?
- 育休中に退職すると保育園の内定が取り消されることがある
- 育休後に転職すると「時短勤務制度」が使えない可能性が高い
など、知らないと損をするかもしれない情報を【5つのパターン別】にご紹介します!
育休明けの退職は一長一短。この記事をご一読頂ければ、その全てが理解できます!育休明けに転職を考えているママにおすすめのサービスもご紹介します。「育休を取得したものの、退職しようか迷っている」「自分では決めきれない!」このような人は、是非続きをお読み下さい。
目次
ワーママが働き方を見直すべき3つのタイミングについてはこちらで紹介しています。
育休明けに復職したくないという方はこちらも合わせてお読みください。
1、育休取得後の退職は可能!
育休を取得したのに、復帰せずに退職しても大丈夫なの?と不安になっている人もいるかもしれませんが、育休取得後に退職しても問題はありません!
(参考: 平成30年度雇用均等基本調査)
育休取得後に復帰せず退職することは【労働者の権利】です。現に2018年度「育休後に退職した女性」は10.5%となっており、育休を取得した人のうち、100人中10人程は復帰することなく辞めていることが分かりますね。
ただし、育休は【復帰することが大前提】で取得する休暇です。復帰せずに退職しても法的な問題はありませんが、「マナーの観点」からみると決して褒められた行動ではありません。退職理由にもよりますが、職場の人の心証を害する可能性が高いです。
- 育児休業給付金をもらっているのに、そのまま退職するなんて信じられない!
- 少なからず職場の人間に負担を掛けているのが分かっていないの?
など、批判の声があがることもあるかもしれません。それでも育休取得後に退職する人が一定数いるのはなぜなのでしょうか?退職する人はどんな理由で辞めているのか?次の章で、体験談からその理由を見ていきましょう。
PRIMEではワーママ歴15年の女性編集者が自身の経験をもとに、1人1人に親身になってお話をお伺いするワーママ相談室をご用意しています。ちょっとした育児の悩みからキャリア相談まで、等身大の経験者がお話相手になります。ご興味ある方は下記フォームをご入力又はLINEよりご相談ください。
2、【体験談】育休取得後に退職を選んだ理由とは?
育休取得後、退職を選択した人の体験談をご紹介します。
急な出産だったため、私はとりあえず育休を取得。息子がどのように成長するか見当がつかなかったので、元気に成長したあかつきには「職場復帰したい!」と考えていたんです。
しかし、息子の入院生活は8か月にも及びました。水頭症などの合併症も患っていたため、退院後も訪問看護師の検診を定期的に受ける日々。感染症で再入院することも幾度となくありました。
そのため、育休から1年経った頃に、会社と相談して「復帰なしの退職」を選びました。復帰したい気持ちはありましたが、不安定な息子を抱えて仕事をするのは現実的ではありませんでした。
風の噂で聞いたのですが、職場の人の中には「復帰できる見込みもないのに、1年間も給付金をもらい続けるなんて図太い神経ね。」と、影口を言う人もいたそうです。気持ちは分かりますが、私のようにやむを得ない事情がある人がいることも分かって欲しいと思いました。(37歳・医療関係)
絶望感とイライラが募り、私の精神は限界に…。スヤスヤ眠る我が子を見ながら、「ここまでして育児と両立しながら働き続ける意味ってあるの?」という気持ちになり、退職の意向を会社に相談。会社側からは育児休業の延長を打診してもらえましたが、延長しても保育園が見つかる保証はないため、退職することを決めました。(36歳・保険会社)
いかがでしょうか?「自己都合の退職」と言っても、やむを得ない事情や親としての思いを抱える人がいることが分かりましたね。
また、「育休取得後の退職」を快く思わない人がいることも明らかになりました。この記事をお読みの人に中には、もしかすると【極力職場に迷惑を変えないタイミング】で辞めたいと考えている人もいるでしょう。
そこで次では、育休取得後に退職する場合の【辞め時のパターン別注意点】をお伝えしていきます。知らないと損をする情報が満載なので、是非目次3以降も続けてお読み下さい。
また、経験者や同じワーママに話を聞いてみたいと思う方は、こちらの「相談フォーム」もぜひ活用してみてください。
PRIMEでは、ワーママ歴14年目の編集者と気軽に話せる相談窓口を開設。相談相手は、実際にフルタイム正社員を続けながら、働き方やキャリア、育児との両立に悩み、今では転職し自分なりの答えを見つけた現役ワーママです。
実際に利用した転職サイトや転職成功までの流れについてもお話できます。無料なので、気楽に悩みを話しに来てください。
一人で悩んでいるママやワーママへ。
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家事・育児・仕事・妻としてー結婚した女性にはたくさんの役目がついてきますよね。
そしてそれは一つ一つは大したことがなくても、初めての経験だったり、積み重なったすることで少しづつ複雑に絡み合いながら女性の負担になっていったりします。
そして心に抱えたもやもやを吐き出す場所がなく悩んでいる人もたくさんいます。
私自身は第一子を妊娠するまで東京都内にあるそこそこ大きな会社の社畜でした。
しかしママになったことをきっかけに、働くこと、キャリアを続けること、子どもを育てること、夫や実家との関係、あらゆる課題が私に降りかかってきました。
また、ワーママの名札をつけたことで理不尽なことや自分の中の葛藤とも戦うことになりました。もちろん、育休明けは保育園に預けた後、泣く我が子を思っては泣く日々。
そうやって社会や自分に対して色んなことを感じながらも、当時はどこかで折り合いをつけ自分を納得させていたと思います。
でも、時間が経つにつれ我慢やもやもやに嫌気がさし、子どもも大切にしつつ「自分のことも幸せにしてやろう!」という考えに変わりました。
そこに至るまでは、近すぎるゆえ同僚やママ友には言えないこともたくさんありましたが、人に話を聞いてもらうことで少しだけ明日の活力になったことも事実。
女性は話すことで気持ちや考えがふと軽くなったり、結論は出なくとも前向きになれることが意外とありますよね。
もし、これをご覧になっている方で「こんなこと相談していいのかな?」「身近な人には言えない」などの悩んでいる方がいたら、PRIME編集部に気軽に話してみませんか?
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どうぞお気軽に、言いたいこと、聞きたいことを話してください!
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3、育休明け退職5つの注意点!知らないと損する育児休業給付金や失業保険など手当も
実際に育休明けに退職する場合の注意点を各フェースごとにみていきましょう。また、育児休暇中は、「育児休業給付金」が支給されています。お金に関わる部分なので、損をしないようしっかりと制度を理解しておきましょう。退職後の失業保険などの各種手当についても同様です。
厳密に育休を取得したからといって、復職して働かないといけない期間は定められていません。育休から明けてすぐのタイミングでも、復職後1~2か月で退職意向を伝えても問題ありません。
しかし、復職後に働くポジションを準備し、復職を待っていてくれていた会社への感謝の意味を込めて半年~1年ほど働いてから退職をするという人が多いです。
(1)パターン1:育休中に退職を申し出る場合
育休の途中で退職を申し出る場合、基本的にお金の面で損をします!
まず、退職を申し出た時点で「育児休業給付金」の支給が打ち切られ、社会保険料の免除が受けられなくなります。(ただし、支給済みの育休手当を返還する必要はない。)
通常、育休180日目まではこれまで受け取っていた賃金の67%、それ以降は50%の育休手当が受けとれますが、退職を申し出た時点で支給が停止され社会保険料の支払いも始まってしまうのです。
しかも、育休手当の日割りはありません!これは、「退職を申し出る日にちによって、1ヶ月分の育休手当をもらい損ねることがある」ということを意味します。例えば、育休がスタートした日が9月20日の場合、9月20日~10月19日、10月20日~11月19日…という1カ月単位で給付金が支給されます。
では、12月に退職を考える場合を例に、育休手当が「支給される場合」と「されない場合」をみていきましょう。
いかがでしょうか?退職日がたった1日ずれるだけで、1ヶ月分の育休手当をもらい損ねる事態が生じてしまいます。
育休中に退職を申し出る場合は、
- 育児休業給付金(育休手当)が打ち切られる
- 社会保険料が免除されなくなる
- 支給済みの育休手当を返還する必要はないが育休手当の日割り支給はされない
など、お金の面で損をすることを覚えておきましょう。
労働基準法では退職の2週間前までに申告というルールがあります。しかし、会社の就業規則で退職に関する規則が定められている場合がありますので、自身の会社の就業規則を確認するようにしましょう。
(2)パターン2:育休明けを待って退職を申し出る場合
育休明けを待って退職を申し出る場合、お金の面で得をします!
【育休全て消化➡手続き上復職して有給消化】という方法をとれば、育休&有給を全て使い切ってから退職することができるのです。
しかし、この方法は会社にとっては迷惑!復帰するつもりで人事や仕事を割り振っていたにも関わらず、直前にその予定が全て吹き飛ぶためです。法的には問題ありませんが、会社に大きな損害を与えます。また、辞め方、伝え方によっては人としての信用を失いかねないので注意が必要です。
・育休明けすぐの妊娠の場合はこちらで解説
・育休明けママの仕事復帰体験記はこちらから
(3)パターン3:一旦職場復帰してから1ヶ月で退職を申し出る場合
育休明けに予定通り復職したものの、「子育てと仕事の両立が辛い。」「退職したい。」と思う人は少なくありません。実際、ワーママ生活は母子ともにとてもハードなため、「こんなはずじゃなかった!」という人は大勢いるのです。
実際に、日本は月給制が多いためか、復職前に「育休明け1ヶ月で退職しよう」と考える人は多いです。
育児と仕事の両立は経験しないと分からないことが多々あります。本当に辛い場合は正直に事情を話し退職を申し出ましょう。ただし、復職して数日で退職するのはマナー違反。たった数日では、ワーママ業に慣れることもできませんよね。有給休暇や看護休暇を使いながらでも良いと思うので、最低でも復帰して半年ほどは様子を見ることをおすすめします。
(4)パターン4:一旦職場復帰してから3ヶ月~半年で退職を申し出る場合
とりあえず3ヶ月~半年くらいは頑張ってみようと思うママも多いです。
3ヶ月~半年くらいだと、ちょうど保育園も慣れてくる頃。ママはそのまま今の園に在籍させて転職したいと考えるでしょう。
保育園の在園資格も確保できているため、転職先にその点はアピールできますし、子どもの体調不良や家庭との両立状況も説明できます。詳しくは、目次7で解説していますのでチェックしてみてください。
ただ、就職先が決まらないまま退職してしまうと、保育園から退所通知が送られてくる可能性があります。せっかく慣れてきた保育園や生活環境をまた変えるのは、小さい子どもには負担が大きいかもしれません。せっかく転職先が決まっても保育園生活もまた一からとなれば年齢に関わらず慣らし保育が必要になることも。
★子育てママの転職に「リアルミーキャリア」
「リアルミーキャリア」は時短求人に特化した転職エージェント。【育児をしながら働ける求人】しかなく、特に「時短正社員」の求人は他に類を見ないほど豊富です。他の転職サイトに比べその分求人数は少ないですが、大手転職サイトにはない時短求人が見つかると評判!ワーママは登録して損はありません。
リアルミーキャリアについて詳しくはこちらで紹介しています。
(5)パターン5:失業手当(失業保険)をもらう場合
育休明けに退職する場合でも、条件を満たせば失業手当は支給されます。失業保険を受給している間は、世帯収入が補填されますので、この間に焦らずに転職活動することもできます。
失業手当(失業保険)の受給は原則離職日の翌日から1年間です。また、産休・育休で休業を取っていた場合は給付を延長できます。
妊娠・出産・育児(その他病気やケガも含む)を理由に継続して30日以上賃金の支払いを受けられない場合は、申請すれば受給期間の延長が可能です。最長で4年間延長することができますので、「今すぐは働けない」という方は、ハローワークで必ず延長申請をしておきましょう。
【失業保険をもらえる条件】
- 働ける状態であること、就職の意志があること
- 退職した日以前の2年間に被保険者期間が通算して12ヶ月以上あること
(6)番外編:退職前提の育休取得はNG!
先にお伝えした通り、育休は【復帰することが大前提】で取得する休暇です。最初から辞めることが分かっていながら、育休を取得することは絶対にしてはいけません。復帰する気がないのに育休を取得した場合、育児休業給付金の返金を求められるケースもあるため充分注意しましょう。
ワーママ引退後の生活についてはこちらで紹介しています。
4、育休明けの退職&転職はハードルが多い!できれば一旦復職を
中には、「もともと嫌いな職場で復帰したくなくなった。この際転職したい!」と考えている人もいるかもしれませんが、育休明けの転職はそう簡単にはいきません。
(1)育休明けの退職&転職が大変な理由
育休明けの退職&転職が大変な理由として
- 時短勤務制度などが使えないケースが大半
- 保育園の内定が取り消されることがある
- 新たな環境でワーママをスタートする心労
など、お金の面以外にも様々なハードルがあります。
まず、時短勤務などの制度は、入社後1年未満の労働者は除外されるケースが大半です。育休明けに転職してしまうと、幼い我が子を抱え1番時短勤務を利用したい時期にそれができないという事態に陥ってしまいます。
また、育休取得後に転職してしまうと、自治体によっては保育園の内定が取り消されるケースもあります。これは、転職先の勤務時間や日数が保育園内定時と大きく変わり、保育園入所の「優先順位」がガクンと下がることがあるためです。
このように、育休明けの退職は簡単ではありません。特別な事情がある場合を除いては、転職活動は復帰後半年ほど経ち、落ち着いてから始めるのが良いでしょう。
(2)でも育休明けの退職&転職を諦める必要はなし
しかし、育休明けの退職や転職を諦める必要はありません。
子どもをまず大切に思う気持ちは愛情の証です。
実は今、ワーママ向けの転職エージェントは増えており、ママ達の働き方は無限に広がっています!
かけがえのない子育て期、心身供に疲れ果て「これ以上頑張り続けるのは無理かも…」となるくらいなら、思い切って新しい働き方を見つけましょう。
なかでも、「せっかくのキャリアを諦めたくないから迷っている…」というワーママにぜひ知ってほしいのが「リモートワーク」や「時短正社員」という働き方です
「時短正社員」はワーママに人気の働き方。厚生労働省では「時短正社員」を以下のように定めています。
短時間正社員とは
○ 短時間正社員とは、他の正規型のフルタイムの労働者(※)と比較し、その所定労働時間(所定労働日数)が短い正規型の労働者であって、次のいずれにも該当する者である。
① 期間の定めのない労働契約を締結している者
② 時間当たりの基本給及び賞与・退職金等の算定方法等が同一事業所に雇用される同種のフルタイ
ムの正規型の労働者と同等である者
※正規型のフルタイムの労働者:1日の所定労働時間が8時間程度で週5日勤務を基本とする、正規型の労働者
※企業内において、このような働き方を就業規則等に制度化することを指して、「短時間正社員制度」と呼んでいる。
引用:厚生労働省HP
「時短正社員」は、子育てや介護のために一時的に利用しているケースは多いですが、世の中には子供の年齢に関わらず、「時短正社員」として永続的に雇用されている方もいます。
「リアルミーキャリア」は、ワーママ向けの時短求人に特化した転職エージェント。
ここには、【育児をしながら働ける求人】しかありません。
特に「時短正社員」の求人は他に類を見ないほど豊富。
これは、リアルミーキャリアの企業努力の賜物。各企業にお願いし、地道に時短正社員求人を開拓してくれているお陰です。
その分、他の転職サイトに比べて求人数は少ないですが、大手転職サイトにはない時短求人が見つかると評判。
時短求人はママとしてのスケジュールが圧倒的に組みやすくなりますし、このポジションを受け入れている会社=ワーママの理解がある会社。ママの働きやすさはお墨付きです。ここで挙げたような心配も解消されますね。まずは登録して、どんな求人があるのかチェックしてみてください。
そのほか、育児中のアドバイザーが無料で相談にのってくれるので、登録して損はありません!
時短正社員に転職しませんか? |
リアルミーキャリアについては、こちらで詳しくご紹介しています。
リアルミーキャリアで転職した人の声
時短正社員で転職に成功した人は人生の大きな変化を実感しています。特に小学校3年生くらいまでの子供がいる方は、日々の影響は大きいですよね。利用者の声をご紹介します。
9時から16時まで正社員として勤務中です。毎日が激変!子供ともゆっくり向き合えて心身ともに一気に楽に。夕食のおかずも1品増えました。
このまま前職にいてもマミートラックで出世も遅れるのは明らか。最初から時短ポジションとしての成果を求められるのでやりがいがあるし評価も公正。ありがたいです。
子供を長時間預ける罪悪感から解放された。今は過去を取り戻すかのように夕方以降、子供との時間を持つようにしています。
など、1〜2時間のカットで充実した毎日を過ごしている人がほとんど。面接などもリモート対応可の企業も多いので、なんとなくでも転職を意識している方はぜひ登録だけはしてみるのが良いでしょう。
5、育休明けの退職を考えている方におすすめのキャリアサービス
そのほか、リアルミーキャリア以外に「リモートワーク」や「時短正社員」という働き方に特化した転職サービスや、未経験やブランクのあるママでも利用しやすい転職サービスをこちらでご紹介します。
(1)転職前に価値観を確認「ポジウィルキャリア」
出産後にキャリアについて考えるママはとても多いです。
「子持ちの私には転職はもう遅い…。」と感じる方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。こどもができたからこそ、キャリアの方向性を今一度考えなおしてみるべきです。
ただ、むやみに転職サービスに登録すると大変!情報化社会の今、やみくもな情報収集は整理がつかなくなりますし、忙しいママには時間の無駄です。
まず、大切なのは「自分のこれまでのキャリアを棚卸しすること」と「今そして今後の価値観を見つめ直すこと」です。今までの経験を活かしてキャリアアップしていくのか、子どもが小さいうちは家庭優先とするのかなど自分の考えを整理してから動きましょう。そうすることで、自然となにをやるべきか分かってきます。
育休中にキャリアの見直しをしたい方におすすめなのが【ポジウィルキャリア】です。
ポジウィルキャリアは、プロのカウンセラーが「母となったあなた今後どうありたいか」という目線でキャリアカウンセリングをしてくれます。
PRIME編集部も45分無料カウンセリングを体験したのですが、言語化できずにいた自分の感情や考えに気付き、途中涙を流す場面もありました。45分無料カウンセリングがありますのでまずはお試しに利用してみましょう。育児の両立や時短勤務の悩みなど、”ワーママとしての歩み方”に自信がない方は是非試してみて下さいね、
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(2)リモートワーク求人多数「パソナ」
「リモートワーク」は、社員がオフィスに出社せずに在宅や遠隔地で業務を行うこと。ママにとっては通勤や保育園送迎時間の大幅カットをはじめ、心身の負担経験に大きなメリットがあります。
急なお迎えや学校行事への参加なども、有給休暇を使わず対応できるので、ワーママとしてのハンデをほぼ感じないという方も多いです。また、時短正社員は給与カットや時間的制約を受けますが、リモートであればフルタイムないし残業も可能に。リモート導入企業の家庭と仕事の両立のしやすさは桁違いです。
企業側もワーママのデメリットを感じないので、公平な評価がしやすいなどやりがいが持てる上、将来にも繋がる働き方が可能です。
子供はどんどん成長します。そう遠くない将来まで考えると、今のうちにリモートワーク中心の働き方を手に入れることは最も理想的と言えるでしょう。これを機に、リモートワーク可能な企業への転職を検討してみてはいかがでしょうか。
「パソナ」は創業40周年を迎える大手転職エージェントで、創業時から女性の就労支援をおこなってきました。リモート対応の正社員案件も多数取り扱っており、女性の転職支援実績も豊富。全業種・職種を網羅しており、「長期的に活躍したい」「専門スキルを伸ばしたい」「管理職に挑戦したい」など女性が目指したい働き方までサポートしてくれます。
転職活動のいろはから自己PRの方法など、求人案件以外も有益な情報を提供してくれるので、転職が初めての方も安心。新しい働き方を叶えたいなら、今の時代エージェント利用は必須です。求人案件は、魅力的なほど非公開も多いので、まず登録して希望を伝えてみましょう。
パソナで転職した人の声
ワーママとしてのハンデを感じず働ける環境は、プライドが傷付くこともなく、ストレスもない好環境です。どうせ続けるならそれなりの評価や将来も大切に考えたいという方はリモートワーク一択!
リモートワークで通勤時間分働けるようになりました。時間と心の余裕はもちろん、1番感じたのは金銭面の影響。たった1時間半の時短で13万ほどになってしまっていた手取り給与が20万以上に戻ってそれを実感しました。リモートはワーママの働き方を大きく変えてくれます。
満足のいく仕事をしながら子供との時間もたくさん取れるようになった。子供と一緒にいたいけどずっとはキツい、でも退職やパートももったいない気がしていた私には、リモートワークという働き方は救世主!また、私はさらに週1~2は出社のスタイルを取ってて、zoomのほかオフラインで同僚とコミュニケーションも取れるので良いリフレッシュにもなる。やりがいを持ってワーママができることがありがたい。
時短を使いやりくりはできていましたが、出世の道は諦めるしかない状態に何年ももやもやしていました。リモートワーク導入企業に転職してからは、ワーママのデメリットはほとんど感じず、以前は半休や早退で対応していた子どもの突発的な状況も、今は10分抜けさせてもらえれば対応できてしまいます。これなら、他の社員同様、評価や出世も問題なさそうで安心しています。
※パソナには「紹介予定派遣」の案件も多くあります。「紹介予定派遣」とは、派遣先企業に職業紹介することを前提とした労働者派遣のことで、概ね2~6ヶ月以内に直接雇用(主に正社員)に切り替わります。 入口は派遣ですが、正社員登用の道が用意されていることを覚えておきましょう!
(3)未経験OK!人生最後の転職を叶える「ベネックス」
また、リモートや時短の必要はないけれど、残業なしの職場への転職やこれを機にキャリアチェンジしたいと考える方も多いでしょう。
次に紹介する転職エージェントは、ベネックスは、未経験の転職支援に特化したエージェント。
30~40代になると新たな業界や職種へのチャレンジは難しいと思いがち。ワーママならなおさらですよね。
しかし、実際は出産後に働き方を変えたいと思ったり、キャリアについて改めて考え直すママは多いです。子供ができ、生活が変わるのですから当たり前です。
一方で、転職は視野に入れているけど「自分がどんな仕事を向いているのかがわからない」「経歴や経験がどう活かせるのかわからない」「そもそも子持ちで転職は可能なの?」という人もたくさんいます。
ベネックスは細やかな対応で、キャリアのみならず希望の働き方まで徹底的にヒアリングし、あなたに合う求人をピックアップしてくれます。職者をしっかりと理解した上で、仕事を紹介してくれるのでママやワーママにも最適な仕事を見つけてくれます。
子供がいても今までの経験を活かすのか、新しくキャリアを積むのか選択できるのは嬉しいですよね。紹介できる業界の幅も広く、リモートワークなどは住まいを問わないのでワーママでも挑戦もしやすいはず。また、ワーママが心配しがちな受け入れ風土などの不安にも寄り添ってくれます。
そして、案件によっては入社前の【職業体験】も可能!ワーママにとって、時短社員や子持ち社員の就労環境は気になるところなので活用して損はありません。さらに【CQ個性診】という診断を活用し、求職者のやりがいや個性もミエル化。徹底的にミスマッチを防ぐ努力をしてくれます。
登録後は、まず電話で15分程度のヒアリングからスタート。気軽に話せる雰囲気で、知識豊富なアドバイザーが無料で相談にのってくれます。簡単な経歴を話すだけで、その場で紹介できそうな企業や職種を教えてくれるので情報収集の第一歩にもぴったり。非常にスピーディーな対応なので、まずは登録して希望条件を話してみましょう!
未経験の転職支援に特化したプロ集団
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ベネックスで転職した人の声
転職に成功したワーママは人生の大きな変化を実感しています。将来の不安が大きいワーママにとって、先々の安心を得ながら働けるのは有難いですよね。利用者の声をご紹介します。
40歳を目前に経験業務が少ないことに不安を覚えました。60歳まで働くためには今のうちに色んな経験をしておくことが必要だと思い、未経験OKの正社員求人が多いこちらを利用しました。予想以上に色んな企業を紹介いただけました。
前職は残業ありきの会社で時短では肩身が狭かったです。だったらと思い切って復職1年後に同業界で事務から職種変更に挑戦。今はコンサルで経験を積んでいます。一般事務よりもこの先役に立つスキルが身に付きそうで安心しています。
一旦は復職しましたが、将来を考えてベネックスで未経験からの転職先を探しています。登録して希望を伝えておけば、私に合った企業を紹介してくれるのでゆるゆると今吟味中です。いざという時に転職の切り札があれば、しんどい時も乗り切れますし登録だけでもおすすめですよ。
育休明けですぐの転職は難しくても、情報収集は欠かさないことが今の時代マスト!ワーママだと気後れせず、ママでもハードルが低い未経験OKの転職先はキャッチしておきましょう。
そのほか、PRIMEでは、ワーママ歴15年目の編集者と気軽に話せる無料相談窓口を開設しています。相談相手は、新卒入社した会社で15年フルタイム正社員を続けながら母になり、働き方やキャリア構築、育児との両立などに悩み、最終的には転職の道を選んだアラフォー現役ワーママです。
20代はバリキャリの第一線だったものの、妊娠出産を機にマミートラックにあい現職でのキャリアの限界を感じた彼女。「このまま40代、50代を迎えてはならない。」と一念発起して37歳で初めての転職に挑戦しました。
実際に2人の子どもを持ちながら37歳で転職成功にした現役ワーママが、利用してよかった転職サイトやキャリア構築のポイントを紹介。転職成功までの流れについてもお話できます!
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一人で悩んでいるママやワーママへ。
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PRIMEワーママ相談を利用した人の声
独身まで自信満々で働いていたものの復職後は完全に後輩に出世で抜かれ、育休取得した私がそこに追いつくのは無理だと感じました。ワーママ相談で同じ境遇の先輩ママが新しい環境でバリバリ働いているのを知り私も力が湧きました。今絶賛転職活動中。前向きに未来を考えています。
私は子どもと仕事どちらを優先するべきか迷っていました。また、答えを出したとしてもそれが叶う環境ではなかったのでモヤモヤしたまま毎日通勤していました。先輩ワーママの経験をもとにしたアドバイスから、短い子育て期の中で仕事や子どもにどう向き合うべきかハッとしました。行動に移す前に自分の考えが明確になったのはよかったです。
ママになってから仕事との向き合い方が激変するのはよくあること。それなのに、モヤモヤしたまま働き続けるワーママはたくさんいます。同じ立場の方や経験者の話を聞くことで気付けることがたくさんあります。なんとなくこのままでいいか悩んでいる方も、まずは誰かと話をしてみましょう。
6、育休明けの退職&転職前にキャリアや価値観の棚卸をしよう
転職や退職に迷った時こそ、【キャリアカウンセリング】もぜひ取り入れましょう。
考えに詰まった時は、気持ちが先行して正常に判断できない可能性が高いです。特に子育て中の女性は感情が揺れがち。
ママになって、産前とはキャリアも価値観も大きく変化する女性は多いです。でも、それは当たり前のこと。命がけで生んだ我が子を、命がけで守る日々が始まっているのですから。
一方で、働くことについては独身や産前の感覚で考えてしまいがち。
そうなると、なかなか答えが出せず毎日モヤモヤしながら過ぎていってしまいます。そんな時は、ぜひプロの力を活用しましょう。
ただ、小さな子どものお世話で大変な時では、自分の人生をどう生きたいか深く考えられない方も多いと思います。そんな方にまずおすすめしたいのが先ほども紹介した「ポジウィルキャリア」です。
ぜひ、これまでの経験を棚卸し、新しいフィールドでも役立てる経験や知見がないかを洗い出してみましょう。
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もう一つおすすめしたいのが、【キャリアアップコーチング】。こちらは、6つの性格・価値観診断からあなたの理想のキャリアをはっきりさせ、そこから今必要なことをアドバイスしてくれます。
過去、現在、未来まで見据えてキャリアの棚卸しや価値観の整理を行ってくれるので、子どもがいても冷静な判断のもとキャリアプラン二ングが可能です。
徹底した自己分析とキャリア設計をもとに
- 転職エージェント、転職サイト、選考企業選びのアドバイス
- 選考対策(書類/面接)
- 転職先の意思決定支援
- 入社後のサポートコーチング
までを徹底サポートしてくれます。こちらも無料カウンセリングがありますので、キャリアは捨てたくない方はぜひ活用してください。
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また、あわせて年収面でお悩みがある方は「キャリドラ」がおすすめ。年収の話をベースに働き方の相談ができます。業界に精通した担当者が、あなたに適性な年収をアドバイスしてくれます。子どもはお金がかかるもの。子どもが生まれたら、ぜひ自分の市場価値を一度チェックしましょう。こちらも1時間の無料カウンセリングがあります。
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7、育休明けの退職で保育園は退園させられる?
育休明けの退職で気を付けなければならないのが「保育園」です。そのまましばらくは育児に専念する方はともかく、転職して働き続けたいママは預け先を確保するのは最優先になります。
(1)保育園の在籍ルールを確認する
保育園は、基本的に親が就労中の家庭が優先して利用できるため、現在就労中もしくは就労が決まっている家庭から利用できます。
待機児童の状況や自治体によってルールは異なりますが、退職すると保育園も退園するよう言われる可能性があります。働く意志があり求職活動をしていれば、休職期間中は在園できるところが多いですが、その猶予期間は自治体によって異なるため確認が必要です。だいたい1〜3ヶ月が多いようですが、待機児童が多い自治体は短い場合もあります。
また、保育園の申し込みで自治体に提出した「就労証明書」と入園後に提出する「復職証明書」が同じ企業でないと入園が取り消しとなるケースもあるようです。こちらも自治体に確認をしておきましょう。
(2)育休明けに退職し転職する場合
育休明けに転職するためには、「保活」が重要になります。一番入りやすい4月に保育園に入所させるためには以下のように計画を立てる必要があります。
【夏ごろまでに】情報収集、保育園見学
説明会参加や自治体に行き情報収集をしましょう。
待機児童が多い地域は、認可外保育園も検討します。
【7月〜10月】状況確認
本年度の募集人数や空き状況を確認し、優先順位を決めます。
新設の保育園は人気で入りやすいですが、事前情報がないため運営元や保育方針などもよく確認しましょう。
【10月〜11月】1次申し込み
ほとんどの自治体では、認可保育園の4月入園の申し込みが10月から11月に始まります。自治体により異なるため、早めに確認しておきましょう。第1希望~順に希望を提出します。現職の就労証明書が必要です。
【1月~2月】1次結果通知
認可保育園の入所通知が届きます。決まらなかった場合は、2次募集に向けて準備したり認可外保育園も検討しましょう。
【1月~2月】転職活動開始
転職エージェントの登録や求人サイトでの情報収集はいつから始めてもOKですが、求人情報は生ものなので1月頃から応募するとマッチング率が高まります。保育園が確定する2月頃から面接ができると預け先が決まっていると伝えられて安心です。1次で落ちた方は認可外に申し込みましょう。
【2月~3月】2次結果通知
【2月~3月】子供の健康診断、入所前面談
入園前の健康診断や保育園との面談などがあります。
【4月】保育園入園、現職復帰
新生活のスタートです。4月は慣らし保育期間になります。自治体に復職先からもらう就労証明書を提出します。
【5月】退職(有給消化)入社
会社の規定に則って退職の意志を職場に伝えましょう。労働者には「退職の自由」が認められており、雇用の期間に定めがない場合、 退職を申入れてから2週間で使用者の承諾がなくとも会社を辞めることができますが(民法第627条第1項)、円満な退職のためになるべく会社の規定に合わせたほうがよいでしょう。育休明けでも有給消化は法律で認められています。
育休明けの退職と転職を検討している方は保活のほか育休中に転職活動もする必要があります。スケジュール管理が大切なのでしっかりと予定を立てて行動できるようにしましょう。
(3)育休中の退職理由
色んな事情で育休中に退職する方、転職をする方は実際にいます。育休中の転職理由には、以下のようなものがあります。
- もともと転職の意志があった
- 時短勤務制度がない
- 時短勤務が歓迎される社風ではない
- 子育てを理由としたハラスメントがあるまたはハラスメントにあう可能性がある
- 育休中に配置転換や転勤の辞令が出た
- 妊娠や育児を理由とした降格を言い渡された
- 家庭の事情や家族の転勤
- パートや契約社員など雇用形態の変更を強いられた
- リストラにあった
- 育休中に会社が倒産した
- 保育園のお迎えに間に合わない勤務地である
時短勤務は法律で認められており、その他妊娠や育児を理由とした不当な扱いは禁止されています。しかし、社風や企業風土でいまだに理解がない職場も存在します。また、配慮と称して契約社員やパートにするよう促すこともあります。
差し迫った事情がある方を除いては、できれば一旦復職してからの転職活動をおすすめします。
8、差し迫った理由がある時には退職代行業者を味方につけよう
(引用:退職代行ガーディアン)
さて、育休明けの転職・退職はおすすめできるものではありませんが、【差し迫った事情】がある場合は話が別です。
- 育休明け「マミートラック」ともいえる人事異動が決まっている。上司と交渉したいが相手にしてもらえない。もう退職して転職したい。
- 職場復帰するつもりだったが、パワハラ上司のもとでワーママ業を行う自信がなくなった。上司と話しても強引に引き止められるだけだし、このまま出社せずに退職したい。
- 育休を取得したが、産後うつになり復帰できそうにない。会社に事情を話す気力もない。
など、自分一人の力では退職できそうもない時には、退職代行業者に頼るのも一つの方法です。
不要なストレスは、子育て期のママには非常に悪影響です。取返しがつかなくなる前に、早く解決して、仕事も育児もイキイキと向き合える日々を取り戻しましょう。
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育休明けの退職は後悔のないように
育休明けの退職は、「辞める時期」によって職場の人に与える印象や、給付金の額が変わります。いつ辞めても法的には全く問題ありませんが、諸々考えると「職場復帰後」に退職するのが無難でしょう。
とはいえ、一度きりの人生とかけがえのない子育ての時間は、何物にも代えられません。
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そして心に抱えたもやもやを吐き出す場所がなく悩んでいる人もたくさんいます。
私自身は第一子を妊娠するまで東京都内にあるそこそこ大きな会社の社畜でした。
しかしママになったことをきっかけに、働くこと、キャリアを続けること、子どもを育てること、夫や実家との関係、あらゆる課題が私に降りかかってきました。
また、ワーママの名札をつけたことで理不尽なことや自分の中の葛藤とも戦うことになりました。もちろん、育休明けは保育園に預けた後、泣く我が子を思っては泣く日々。
そうやって社会や自分に対して色んなことを感じながらも、当時はどこかで折り合いをつけ自分を納得させていたと思います。
でも、時間が経つにつれ我慢やもやもやに嫌気がさし、子どもも大切にしつつ「自分のことも幸せにしてやろう!」という考えに変わりました。
そこに至るまでは、近すぎるゆえ同僚やママ友には言えないこともたくさんありましたが、人に話を聞いてもらうことで少しだけ明日の活力になったことも事実。
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