ワーママの毎日は常にストレスフル・・・。「もう嫌だー!」と、叫びたくなる日ってありますよね。
でも、そのストレスの原因が何なのか?自分で理解できていますか?
今回は、ワーママのストレス原因トップ10を徹底調査!
働く母達が感じているストレスを明らかにすると共に、コロナ禍でもできるストレス解消法をご紹介していきます。
大きく膨らみ過ぎたストレスは、まるで風船のようにいつか破裂する時が来ます。家族の幸せのためにもこまめなストレス発散を心がけ、セルフコントロールする術を身に付けましょう!
目次
1.そもそも「ストレス」とは?
(1)ストレスは「辛さ」だけではない
ストレスとは、外からの刺激で心身が緊張状態になることを指します。
人間関係や子どもの悩みなど、多くの人がストレスという言葉に、「辛さ」や「嫌悪」といったマイナスイメージを抱くと思いますが、それだけではありません。
実は、ストレスは「幸せなこと」や「嬉しいこと」にも感じます!
例えば、
・結婚して生活環境が変わる→新しい環境に対する期待や不安
・子どもが志望校に進学し新たな門出を迎える→子どもに対する期待と心配
・転職に成功しキャリアアップした→成果を挙げたいという適度なプレッシャー
など、喜ばしいことに対してもストレスを感じることがあり、このようなストレスは頑張る原動力にもなり得ます。
しかし、度を超えやストレスは心身に不調をもたらす場合があり、時には生命に関わる危険な事態に発展することもあるのです。
過度なストレスは私達にどんな影響を与えるのか?次で詳しくみていきましょう。
(2)度を超えたストレスは有害
度を超えたストレスは、確実に私達の心身に悪影響を及ぼします。
大きなストレスによって「不安」や「焦り」を感じると、それが重荷になります。その状態が続くと「燃え尽き」という状態になり、さらに負荷がかかり続けことで、「パニック」や「うつ」を発症してしまうのです。
また、人間がストレスを感じた時には、自分を守ろうとして適応機能が反応しますが、長くストレスにさらされ続けると適応反応が維持できず、心拍や血圧、体温などが低下!体が衰弱してしまい、最悪の場合死に至ることもあるのです。
ワーママの中には、ストレスを感じても見ないふりをして頑張り続けている人もいるでしょう。
しかし、ストレスを放置しておくのは大変危険です!ストレスは、時に人を病気や死に至らしめる怖いものであることを認識し、絶対に甘くみないようにして下さい。
次では、私達ワーママはなぜストレスを抱えているのか?リクルートワークス研究所のデータをもとに詳しくお伝えしていきます。
2.ワーママは「家庭&仕事」両方のストレスを抱えている
「ワーママはストレスにさらされている!」とよく言われますが、なぜそのような状態に陥ってしまうのでしょうか?
(出典:リクルートワークス研究所「働くマザーのストレス調査報告書(2015)」)
こちらの表は、リクルートワークス研究所「働くマザーのストレス調査報告書(2015)」で公表されている、「働くマザーと働くファザーのストレス値」を示したものです。
表中グレーの項目は「仕事のストレス」、白の項目は「プライベートのストレス」なのですが・・・働くマザーと働くファザーの違いは一目瞭然!
働くファザーのストレス値はほぼ「仕事」ですが、働くマザーのストレス値は「プライベート」と「仕事」がほぼ同じ数です。
本来子育ては夫婦で行うものなのに、家庭のことで頭を悩ませているのはママばかり・・・。夫婦でストレスの原因に格差があり、そのしわ寄せが家庭&仕事の「二重のストレス」の原因になっていることがうかがえます。
次では、「実際にワーママ達が経験したストレス」トップ10をご紹介。そこには、驚きの結果が待っていました・・・。
3.ワーママのストレス原因トップ10
リクルートワークス研究所「働くマザーのストレス調査報告書(2015)」をもとに、ワーママが実際に経験したストレストップ10をまとめました。
(1)10位:子どもの食事や栄養
ワーママのストレス原因第10位は、「子どもの食事や栄養」でした。
子どもが幼い頃には、「離乳食は体にいい素材で手作りじゃなきゃダメ!」というプレッシャーに苦しめられ、子どもが成長後は「食べ盛りなんだから、栄養満点なご飯を準備しなければ!」という使命感がワーママを圧迫します・・・。
ゆっくり作る時間があるなら、手間暇惜しまずできるんです!でも、実際は忙しく働く合間で、栄養面に気を遣った調理をしなければならない。この理想と現実のギャップが、ワーママのストレスになっているのかもしれません。
(2)9位:自分のダイエット
第9位は、意外ですが「自分のダイエット」という結果に!
なりふり構わず仕事&家事育児をこなしていると、自分に構う余裕なんてゼロ。気付けばお腹まわりに脂肪がつき、去年のズボンが入らない・・・。なんてこともよくあります。
その現状が嫌でたまらず何とかダイエットしたいのに、ゆっくり運動をする時間もない・・・。そんな負のスパイラルにハマり、ストレスを感じる人もいるようです。
(3)8位:配偶者の性格や態度
第8位は、「配偶者の性格や態度」という結果でした。
もとは他人同士の夫婦。お互い1つや2つ気に入らないことがあって当然ですが、それが「子どものこと」となると話は違います!
先に示したデータのように、ワーママばかりが子どもの心配をしているようでは、配偶者への不平不満が募って当然です。
積もり積もった夫へのストレスを放置すると、夫婦仲に大きな溝が入ることにもなりかねません。夫へのストレスは溜めこまず、話し合いなどで一つ一つ解決していくことが必要でしょう。
(4)7位:自分の慢性的な睡眠不足
ワーママのストレス原因第7位は、「自分の慢性的な睡眠不足」です!
日本人ワーママは、深刻な睡眠不足という現状をご存じでしょうか?欧州では「毎日8時間以上」睡眠をとっているワーママが多いですが、日本のワーママは「7時間半」ほどしか眠れていない現状があるのです。
慢性的な睡眠不足で疲労が溜まっている人は、
・通勤時間
・家事育児のやり方
・働き方
などを見直し、睡眠時間を確保しましょう!
(5)6位:家計の切り盛り
第6位は「家計の切り盛り」でした!
家計を預かるワーママは、子どもの教育費や老後への蓄えなどに、日々頭を悩ませています。
【子どものためにもっと収入を増やしたい→仕事を頑張る→疲れてストレスが溜まる】そんな悪循環がストレスになっている人もいるでしょう。
また、よその家計と比べて羨ましく思うことも、知らず知らずのうちにストレスになることがあるようです。本来家計は、各家庭で大きく違って当然!人と比べず、自分達の幸せのあり方を追求することが大切なのかもしれません。
(6)5位:子どもの整理整頓、片付け
第5位は「子どもの整理整頓、片付け」という結果になりました。
何度片付けても散らかるリビング。「こっちは忙しい中掃除しているのに!」とイライラし、子どもに怒鳴り散らしてしまう人もいるでしょう。
「片付け」という小さなことが大きなストレスにならないよう、「片付けの仕組み」を家族で共有することをおすすめします。
(7)4位:お弁当作り
第4位は「お弁当作り」!
冷静に考えると、お弁当作りはストレス要因がいくつも重なっています。毎朝のお弁当作りのせいで「早起き」をする必要がありますし、「栄養バランスを考えたメニュー」も作らなければいけません。
つまり、お弁当がなくなるだけで、いくつかのストレスがなくなるのです!
私の子が通う園では、最近お弁当が廃止になり給食が導入されました。これが本当に楽で、毎朝の負担が一気に軽くなりましたよ。
(8)3位:自分の時間不足
第3位は「自分の時間不足」!
美容室に行くのも、趣味の時間を満喫するのも、家でテレビを見る時でさえ、家族の都合を考えている!そんなワーママも多いでしょう。仕事と家族の都合を考慮していたら、自分の時間なんてほぼ持てませんよね。
「これが当たり前。しょうがない。」と頭で理解しているつもりでも、知らず知らずのうちにストレスがたまっていることがあるのです。
(9)2位:自分の加齢、体力の減退
第2位は、なんと「自分の加齢、体力の減退」です!
初産の平均年齢が30歳を超えた今、40歳前後で初めて子どもを持つ人も珍しくありません。女性の社会進出が進んだことで、出産年齢が高齢化している現状もあるようです。
「平日は仕事で疲れ果て、週末子どもと遊ぶのが相当辛い・・・。」、「あと5歳若ければ違ったのかな・・・。」第2位という結果から、このようなワーママが相当数いることがうかがえます。
(10)1位:日々の掃除や片付け
そしてワーママのストレス原因の第1位は、「日々の掃除や片付け」でした!
忙しい中掃除や片付けを「すること」にストレスを感じる人もいれば、忙し過ぎて掃除や片付けを「する暇がないこと」にストレスを感じる人もいるでしょう。
いずれにせよ、毎日の掃除や片付けが、多くのワーママの負担になっていることは間違いありませんね。
いかがでしょうか?全てのストレス原因に共感した!という人も多いでしょう。
また、「ワーママ=働く母」にも関わらず、ストレス原因トップ10が仕事ではなく「家庭に関すること」という事実も驚愕です。
次では、仕事・家事・育児!全てを頑張るワーママを癒すべく、コロナ禍でもできるストレス解消法をご紹介していきます!
4.ワーママに聞いた!コロナ禍でもできるストレス解消法10選!
コロナ禍の今、以前のように人と会ってストレス解消するのが難しい世の中になりました。そこでここでは、ワーママ達に聞いた「コロナ禍でもできるストレス解消法」をまとめました!
・子どもが寝てから夫婦で家飲みをしています!平日はほんの30分程度ですが、話すことで悩みを共有でき心の重荷も軽くなります。
・自分だけにちょっと高級なスイーツを買っちゃいます!普段は冷蔵庫の奥に隠しておいて、夜中にこっそり食べてますよ。資生堂パーラーの「ビューティープリンセス」というジュレが美味!コラーゲンやペプチドも入っていてお肌にもよさげですよ。
・最近お香にハマっています!ルームフレグランスとは違う独特の香りが、妙に落ち着くんです。「パロサンドロ」という木は火をつけると何とも言えない良い香りがして、心が浄化させる気がします。
・ストレスが溜まると、なかなか寝付けなくなる私・・・。睡眠時に安眠音楽を聞いたところ、朝までぐっすり眠れて感動!おすすめです!
・朝窓を開け放ってヨガをすると、本当に清々しい気持ちになります。大きく深呼吸すると、それだけで気持ちが楽になる気がします。
・休日の散歩は、本当に癒されます!子どもと歩くのも楽しいですが、たまには一人で歩くのもいいですよ。
・なんだかストレスでモヤモヤするなぁという時には、パパに子どもを託し、カフェのテラスで自分時間を満喫します。ほんの1時間でも、リフレッシュになりますよ。
・休日前はネットフリックスで映画三昧!夜中でも気にせず、ポップコーンやコーラで映画館気分を味わいます。たまに夫と一緒に鑑賞すると、恋人気分に戻れる気も!
・入浴剤は常にストック。自分好みの香りで入浴すると気分が安らぎますよ。入浴剤を入れれば、短時間の入浴でも癒される気がします。「クナイプのバスソルト」は、色んな香りが楽しめておすすめです。
・毎月1回は、全力で趣味を楽しむ日を確保!この時間があるから、また1ヶ月頑張れます!
いかがでしょうか?コロナ禍でもできるストレス解消法は、意外にも多くあります。
生きている限り避けることが難しいストレス。過度に恐れたり見ないふりをするのではなく、ストレスとうまく付き合い、「セルフコントロール」ができるようになりましょう!
\忙しいワーママにおすすめなのが家事代行サービス/
家事代行サービスを使うことは「怠け」でも「息抜き」でもなく、生活を少しでも快適にする1つの方法です。
今まで家事に追われていた時間を、自分の趣味や子どもとの時間に当ててみてはいかがでしょうか?
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これを機に、家事代行サービスを使ってみてはいかがですか?
5.自分のストレスをチェックしてみよう!
最後に、「今自分がどれくらいストレスを感じているのか?」チェックする方法をご紹介します。
厚生労働省は、平成27年度より労働者に対し「ストレスチェック制度」を義務付けました。この制度は毎年1回職場で行われるため、必ずうけるようにしましょう。
もっと気軽に自分だけでストレスをチェックしてみたい!というワーママには、厚生労働省「5分でできる職場のストレスセルフチェック」がおすすめです。5分程度ですぐに結果が見られるので、気になる時にサッとできますよ。
いずれのチェックも、結果によっては医療機関を受診したり仕事を休んだり、心身をいたわる行動をして下さい。