カピパラおじさんさんは、育休や時間休をフル活用して、夫婦で家事育児に励んでいる二児の父親。
そんなカピパラおじさんさんの時短勤務や育休取得にまつわるツイートが話題になっています。
「子育ては母親が主にするもの」という価値観の組織で父親が育児する事の難しさ。
組織は母親には時短勤務や育休取得できる環境を作るが、父親がそれをやろうとすると組織と喧嘩することになる。— カピパラおじさん (@woodybuzzmitai) April 20, 2021
カピパラおじさんさんは、第二子が生まれたタイミングで1年間の育児休業を取得した経歴の持ち主。
育休復帰後はフルタイム勤務でしたが、二男の保育園入園・パートナーのフルタイム復帰のタイミングに合わせて、時短勤務に変更されたそう。職場には3歳以降の時短勤務制度がなく、二男が3歳を超えてからは時間休をフル活用して子育てに対応していました。
そんな中、第三子の育休直前で人事異動となり、異動先の部署でトラブルが発生。
母親が育児をする前提での会社の制度設計や、家庭環境に配慮のない人事異動が重なり、男性が子育てすることへの限界を感じ始めたタイミングでのツイートでした。
このツイートに対し、同じく育休取得をした男性からは「拒否はされなかったけどポカンとされた」といった話や、「育休取得の申請時に同僚の不妊治療や独身社員への配慮まで話に出された」など、共感や似たような経験をされた方からの反応が多数寄せられていました。
逆に女性からは、取得はできても、ママ社員の仕事を第一に考える姿勢や(仕事の)飲み会出席に対し、「母親は家事育児を優先する」という価値観との闘いがあるといった意見も。
また「過去すでに女性はそういう風土や組織と戦ってきたということだ」というハッとさせられる意見も目にしました。
2人の娘を育てながら13年間ワーキングマザーをしてきた筆者である私も、まさに当時の会社でワーキングマザーのパイオニアでしたが、確かに自分(ワーキングマザー)の存在を会社で認めてもらうところからすでに戦いでした。
働く女性と家事育児 座談会レポ~前編~「キラキラママになれない自分がしんどかった」
そして職場に蔓延る「家事育児は女の仕事」という感覚がキャリアを諦めるきっかけの一つだったのも確かですが、それによる男性の弊害もこうしてあるのだと改めて気付かされました。
一方で、このツイートをきっかけにこれからの時代に男女関係なく仕事と子育てを両立するために必要なことを真剣に考えるツイートも多数見受けられました。
ダイバーシティや多様性といった言葉が流通しはじめて久しいですが、性別や父母の立場に関わらず生き方働き方を選べる時代が来ることを望む声はいまだに大きいようです。
文・取材:A.O
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