フルタイムワーママの日常は大忙し。
5時起きで家事を済ませて猛ダッシュで仕事へ。寸暇を惜しんで仕事をした後は、またもや猛スピードで保育園にお迎えに。帰宅後も休む暇なく子どものケアをして、寝かしつけた後は残務処理に追われる…。
思わず「すごい!」と叫びたくなるようなスケジュールに、尊敬の念を抱かずにはいられませんね。
しかし、フルタイムワーママさん達の多くは疲弊しています。
・子どもに構う暇がない。子育てが疎かになっている気がする。
・専業ママのような、丁寧な暮らしは夢のまた夢。
・毎日が忙しすぎて、自分の時間が一切ない。辛い…。
今回は、そんなフルタイムワーママの方に伝えたいことがあります。
それは、【意識改革】で暮らしと仕事が楽になるということです。
巷にはフルタイムワーママ向けのコラムが沢山あり、家事や育児を楽にする工夫が紹介されています。「早起きで1日を充実さよう。」、「簡単手軽な夕食〇選」、「時短家電活用術」など、ワーママができる工夫はもはや出尽くした感さえ覚えますよね。
ここでは【思考・時間・体調】の3つを操り、フルタイムワーママがより暮らしやすくなる方法をお伝えします。
この記事を読んで頂ければ、【フルタイムワーママとして生きることそのもの】を見つめ直すことができるはずです。
きつい。つらい。やめたい。そんな負の思考に囚われているフルタイムワーママさんは、是非続きをお読み下さい。
目次
1.フルタイムワーママはすごい!働く母の武勇伝
フルタイムワーママさんってすごすぎる!母の武勇伝を、3人のワーママさんにインタビューしました。
(1)子どもが高熱でも仕事は休まなかったAさん
広告代理店に勤務しており、出産後6ヶ月で復帰しました。理由は、1年も仕事を休んだら感覚が鈍ってしまうから。保育園で夕食を済ませてもらい、ほぼ毎日21時過ぎまで働いています。子どもが発熱した時も休んだことはほぼありません。今は病児保育が充実しているから、そちらを頼る方がむしろ安心です。
Aさんは「子育てを理由にキャリアを諦めたくない!」という想いが強くあり、出産後も半年で職場復帰を果たしました。現在お子さんは5歳ですが、これまでどんなことがあっても仕事を続けてきたそうです。
とはいえ、Aさんは決して子育てを放棄しているわけではありません。仕事が休みの土日は、子どもの習い事やレジャーを楽しんでいるそう。on/offをサッと切り替え、メリハリのある子育てをしているそうです。
(2)クリスマスも残業!コンビニ惣菜の盛り付けで乗り切ったBさん
去年のクリスマスは、忙しさのあまりオードブルを予約していた”つもり”で忘れていました。しかも、思い出したのはイブ当日。会社帰りにスーパーに寄るもクリスマス惣菜は軒並み売り切れ…。ほぼ泣きながらコンビニへ向かいました。それらしい惣菜を片っ端から買って、ピックに刺したり皿にリボンをつけて出したんですが、自分が情けなくて…。「ママすごいー!」、「クリスマスだー!」と喜ぶ年中の息子の笑顔に、涙が溢れました。
うぅ…。Bさんの武勇伝は想像しただけで泣けてきます。クリスマスも忘れるほどの忙しさに見舞われながらも、子どものために頑張る姿が目に浮かびます。
Bさんは「もし自分が専業主婦だったら、手の込んだ料理を作れたのに…。」と一瞬思ったそうですが、すぐにそんな不毛な思考はかき消したそうです。自分は今、フルタイムワーママを選択している。たった1回のミスでクヨクヨ悩むのは意味がない。と切り替えたそう。
やっぱり、パワフルに働くフルタイムワーママはとってもポジティブですね!
(3)寝言が仕事のこと!育休復帰後もキャリアを諦めなかったCさん
育休復帰後に見事にマミートラックにのせられた同僚をみて、「自分は絶対にキャリアを諦めない。」と誓った私。「復帰後も、これまでと同じように期待して下さい!」、「休んだ分2倍働きます!」と上司に直談判し、キャリアを邁進していますシッターさんや家事代行などお金も沢山かかりますが、今だけと思って割り切っています!そんな私の寝言は、いつも”仕事のこと”だそうです。(笑)
寝言が仕事になるほど熱心に働ているCさん。その話ぶりからも仕事を愛していることが伝わり、こちらが圧倒されるほどでした。”今だけ”と割り切ってシッターさんや家事代行を利用するCさんは、とても合理的な考えの持ち主という印象でしたよ!
さて、3人のワーママさん達の話を聞いて感じたのは、
・パワフルに働いている
・細かいことにクヨクヨ悩まない
・プラス思考!実は完璧を求めていない
この3点が共通しているということです。
武勇伝を語ってくれたお三方は、スーパーワーママともいうべき存在で、そのポジティブエネルギーは相当なものでした。
しかし、全てのワーママがこんな風に働けるわけではありませんよね…。
むしろ、この記事を読んでいる人の大半は「私にはこんな働き方は無理だ。」と感じたことでしょう。
「こんな風にパワフルな女上司がいるから、変なプレッシャーを感じてしまう。」
「これって本当に仕事と育児の”両立”なの?」
と、否定的な意見を抱いた人も多いかもしれませんね。
確かに、3人のやり方は少々極端かもしれません。しかし、「フルタイムワーママをどうとらえるか?」という思考は学ぶべき点が沢山あるはずです。
次では、スーパーワーママ達が実践している【3つの意識改革】をご紹介します。
「彼女達が絶対的に正しくて、考え方や行動を真似すべき。」という訳ではありません。ただ、スーパーワーママの思考エッセンスをかいつまみ、ワーママライフに取り入れてみてはいかがでしょうか?
2.必要なのは意識改革!?すごいフルタイムワーママが実践すべき3つのこと
(1)フルタイムワーママがすべきこと①:【思考を変える】完璧は毒!物事の優先順位を明白にしよう
フルタイムワーママ生活に疲れている人の中には、「家事が終わらない。」、「子どもが風邪をひいて打ち合わせに行けない。」、「仕事が山積みで参観日に行けそうにない。」など、【ないない尽くし】に悩んでいる人が大勢います。
「別に完璧を目指しているわけじゃないのに…。」と思う人がいるかもしれませんが、ないない尽くしに悩むのは無意識に完璧を目指している証拠なのです。
あれもできない。これもできない。と、できない事ばかりに注目してしまうと、【仕事を諦めるか、家事をやめるか、育児放棄するか】という極端な思考に陥ってしまいます。
しかし、フルタイムワーママは家事をやめたり子育てを放棄しなくても勤まります。
例えば、いつも残業せずに帰宅しているけど明日は大事なプレゼン。今日は遅くまで仕事をしたい。と思ったなら、その日は【子ども<仕事】という優先順位でいいのです。これを「子どもを犠牲にしてしまった…。」と捉えるのは、フルタイムワーママにとっては”毒”でしょう。
時と場合に応じて優先順位をつけるのは、フルタイムワーママに必要な思考です。
柔軟さを身に付けて、ワーママライフをよりしなやかに生き抜きましょう。
(2)フルタイムワーママがすべきこと②:【時間を操る】時は金なり!時間の仕分けをしよう
タイムマネージメントは、フルタイムワーママに欠かせないスキルです。
「時間がない!」この言葉を何度言ったことでしょう?
・朝どんなに急いでも出発はいつもギリギリ
・余裕があったはずなのに仕事の締め切りに追われる
・保育園の提出物は毎回締め切り一歩手前
など、日々「時間のなさ」に振り回されているワーママは大勢います。
しかし、よく思い返してみると”無駄な時間”が案外多いことに気付くはずです。そのよい例がスマホ。1日に数時間ネットサーフィンをしている人も多いのでは?
このような無駄な時間を有効活用するには、【時間の仕分け】をするのが効果的。
何か行動を起こす前に、「これは必要な時間なのか?無駄な時間なのか?」一瞬考える癖をつけましょう。
例えば、同じ携帯を見る時間でも【必要な時間】と【無駄な時間】に分けることができます。情報収集は必要な時間ですが、ぼーっとSNSを見ているだけなら無駄な時間になりますね。
このように、私達の生活は【必要な時間】と【無駄な時間】に大別できます。毎日の無駄な時間を無くせば、効率的に仕事や育児が捗るはずです。
さて、あなたの今日のランチは必要な時間ですか?
同僚の悪口大会のようなランチなら、時間の無駄。参加せずにデスクで仕事をしながら食べた方がマシかもしれませんよ。
(3)フルタイムワーママがすべきこと③:【体調を整える】睡眠は要!眠りの質を高めよう
睡眠は全ての要。大事です。
このように書くと「えっ、そんなことか。」と拍子抜けする人がいるかもしれませんが、睡眠を侮ってはいけません。
睡眠負債が蓄積すると、集中力が続かない、疲れやすい、思わぬミスが増えるなど、様々な不調が生じることはよく知られています。
しかしそれだけではなく、睡眠不足は免疫システムに悪影響を及ぼすなど、健康にも影響することが分かっているのです。睡眠時間が4時間を切ると、寿命が縮むというデータも存在するほどです。
睡眠不足は、フルタイムワーママだけでなく全ての人にとって良いことは一つもありません。
・すぐにイライラする
・ちょっとしたことですぐイライラしてしまう
・集中力がすぐ切れる
・注意散漫になりミスが多くなる
このような方は、睡眠が足りているか振り返ってみましょう。
人気の睡眠サポートサプリはこちらで紹介しています。
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3.フルタイムだけが正解ではない~子育てステージに合わせて働き方をみなおそう~
「様々な工夫をしてみたけど、やっぱりフルタイムを続ける自信がない…。」そんな時は、柔軟に働き方を変えましょう。
(出典:日経woman|ワーママの8割が「転職を考えたことがある」)
こちらのグラフは、日経woman「ワーママの8割が「転職を考えたことがある」より抜粋した”ワーママの転職理由”を表したものです。
これによると、ワーママの転職理由トップ3は、
1位:子どもとの時間確保
2位:育児との両立
3位:自身のキャリアアップ
となっており、転職理由が”子ども”になっているワーママが非常に多いことが分かりますね。多くの働く母が、子育ての仕事の狭間で思い悩んでいる様子がうかがえます。
働く女性が増えた今、子育てステージに応じて柔軟に働き方を変えることが必要です。
例えば、保育園と生活リズムがガラリと変わる小1は、
・保育園より登校時間が遅く帰りも早い
・長期休暇の預け先確保
・宿題や持ち物の管理
・学習のフォロー
など、ワーママの負担が倍増します。
「小1の壁」とも呼ばれるこの時期は、正社員にこだわらず働き方を見直すワーママが非常に多い時期なのです。気兼ねなく子供の成長も見守れるよう、【フルタイム➡時短正社員】に転職する人も少なくありません。
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リアルミーキャリアは、ワーママ向けの時短求人に特化した転職エージェントで、ここには【子育てをしながら働ける求人】しかありません。
特に「時短正社員」の求人は他に類を見ないほど豊富で、これはリアルミーキャリアの企業努力の賜物。各企業にお願いし、地道に時短正社員求人を開拓してくれているお陰です。
その分、他の転職サイトに比べて求人数は少ないですが、大手転職サイトにはない時短求人が見つかると評判。
時短でも、正社員としての雇用が可能で、経験重視やハイキャリア向けなど年収を落とさない求人も取り扱いがあります。
こうしたワーママの受け入れ態勢が出来ている職場に転職するのは長期的に見てもおすすめ。
ワーママ受け入れの風土は、ところ変われば一転します。多様な働き方を受け入れてくれる企業や職場は、5年後10年後考えた時にも、子供の成長とともに働き方をシフトしたいワーママには最適でしょう。
そのほか、育児中のアドバイザーが無料で相談にのってくれるので、ワーママは登録して損はありません。
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リアルミーキャリアについては、こちらで詳しくご紹介しています。
小1の壁とは?原因と乗り越え方はこちらの記事で紹介しています。
小1の壁についての座談会レポートはこちらの記事で紹介しています。
(引用:PRIME|ワーママが働き方を見直すべき4つのタイミング!パートから正社員のタイミングや子供の年齢は?)
4.頑張る原動力は何ですか?幸福度の高いワーママになろう
あなたは、なぜ仕事を続けるのでしょうか?
・仕事が好きだから
・お金のため
・社会のため
・頑張る姿背中を子どもに見せたいから
など、ママ達が働く理由は様々ですが、【幸せのために働く】というのが大前提ですよね。誰しも、不幸せになるために働いている人はいないはずです。
ただ、ワーママの毎日は過酷で、つらい・しんどい・もう嫌!と思うことの連続です。働けば働くほど不幸になっている気がする…。そんな人もいるかもしれませんね。
しかし、それは本当に勿体ないことです。
色んな工夫をしても乗り越えられない…。そんな時には今の仕事に縛られず、柔軟に働き方を変える方が幸せになれるかもしれません。
フルタイムワーママは確かにすごいですが、無理に真似する必要はないのです。
あなたに合う働き方を模索し【幸福度の高いワーママ】になりませんか?
フルタイムに限らずママは”全員”すごい!
フルタイム、契約社員、パート、専業主婦、どれが一番大変かだなんて比べようがありません。
フルタイムワーママにはフルタイムワーママなりの悩みがありますし、契約社員には契約社員なりの悩みがあります。
ワーママに限らず母は全員強し!すごいです!自分に自信をもって、毎日を楽しみながら生きましょう。
★育児や仕事の悩みを相談する人がいない…。そんな時は、先輩ワーママとお話してみませんか?
【家事・育児・ワーママ・妻として】ちょっと疲れたなと感じたらー私たちに話してみませんか?
家事・育児・仕事・妻としてー結婚した女性にはたくさんの役目がついてきますよね。
そしてそれは一つ一つは大したことがなくても、初めての経験だったり、積み重なったすることで少しづつ複雑に絡み合いながら女性の負担になっていったりします。
そして「こんなこと相談していいのかな?」「誰にも言えない・・・」など心に抱えたもやもやを吐き出す場所がなく悩んでいる人もたくさんいます。
そんな悩みを私たちに気軽に話してみませんか?
もしご希望があれば、ZOOMで30分~1時間ほど、PRIME編集部のみわ&ミイが対応させていただきます。
私たちPRIME編集部のスタッフも、同じく母として妻としてワーママとして色んな葛藤と闘いながら生きてきた同じ女性です。
その経験を糧に、女性のあらゆる生き方に寄り添い肯定していきたいと本気で思い「PRIME」を運営しています。
女性は話すことで気持ちや考えがふと軽くなったり、前向きになれることが意外とありますよね。
どうぞお気軽に、言いたいこと、聞きたいことを話してください。
二人の人物像が垣間見える記事はこちら