「ワーママって本当に迷惑。」
働く母にとって非常に辛いことですが、ワーママを良く思わない人は少なくありません。
事実、子どもを盾に平気で休みをとる人は多く、その姿に無責任さや横柄さを感じる人もいるでしょう。特に、ワーママのフォローに回る独身女性や男性社員は鬱憤がたまっているようです。
そこで今回は、ワーママとフォロー組の双方の意見を大調査。ワーママの主張だけでなく、ワーママの尻ぬぐいを強いられる側の意見にもスポットライトを当てました。
・目からウロコ!迷惑ワーママは産前から兆候アリ
・あなたは大丈夫?迷惑ワーママが窮地に追い込まれた事例
・喜んで助けたい!そんなワーママになるために
世間は働く母を優遇する風潮がありますが、いつの間にか甘えすぎてはいませんか?
独身時代に「迷惑だなぁ。」と感じたワーママに、自分がなっていませんか?
もしかすると、私も迷惑がられているかも…。
そんな不安がある人は、この記事をきっかけに自分の行動を見直してみて下さいね。
目次
ワーママが嫌われているサインはこちらで紹介しています。
1.ワーママフォロー歴10年!女性社員に聞いた【迷惑なワーママ】の特徴
ワーママフォロー歴10年!大手食品メーカー正社員のAさん(女性)は、いつもワーママの尻ぬぐいを引き受けています。
ここでは、ワーママをフォローする側の気持ちが身にしみて分かるAさんに【迷惑なワーママの特徴】を伺いました。
迷惑ワーママの実態を正直に話します!今回は毒を吐かせてもらいますよ~。(笑)
②子どもを盾に「休んで当然」という態度のワーママ
③繁忙期でも「我関せず」なワーママ
④ギリギリで仕事を振るワーママ
⑤お互い様精神ゼロのワーママ
この5つに当てはまるワーママは、フォロー組に確実に嫌われていると思って間違いありません。
(1)業務に責任を持たないワーママ
私が我慢ならないのは、引継ぎなしに「あとはお願い!」と帰ってしまうワーママです。業務連絡や引継ぎなしに帰宅されると、残された側はテンヤワンヤですよ。
データの整理や手順の確認から始めなければならず、負担が一気に増して非常に迷惑!責任感のないワーママの尻ぬぐいで、私が残業するハメになったことが何度もあります。
(2)子どもを盾に「休んで当然」という態度のワーママ
子どもの発熱で急遽休む。保育園からの呼び出しで早退する。このようなワーママの状況を、フォロー組は分かっているつもりです。
でも、「子どもがいるんだから休んで当然。」という態度のワーママには、心底イラっとしますね。最低限、申し訳なさや感謝の気持ちを表して欲しいです。
「すみません。」の一言もなく帰宅する後ろ姿に、呪いを掛けたくなったこともあります。(笑)
(3)繁忙期でも「我関せず」なワーママ
繁忙期やトラブルが起きている時でも、我関せずでさっさと帰宅する人も嫌われますよ。
確かに、定時や時短で帰るのはワーママの権利です。「権利だから当然。」と思う人は、嫌われる覚悟で帰れば良いと思いますよ。でも、残される側の気持ちとしては「なんで私達だけ…。」と思うのが当然ですよね。
部下や上司の理解がない!働きにくい!と嘆く前に、心当たりがある人は自分の行動を振り返ってみて欲しいです。
(4)ギリギリで仕事を振るワーママ
「明日までにお願い!」こんなお願いを平気で振ってくるワーママもいます。
経験上、こういうワーママは仕事ができない人が多いです。ギリギリになるのは、仕事の整理や連絡ができていないから。年に1~2度ならまだしも、ギリギリのお願いを繰り替える人は本当に迷惑です。
「了解です。お子さん大丈夫ですか?」って言ってあげてますけど、内心「は?またかよ!ふざけんな。」と思ってますからね。(お口が悪くてすみません!)
(5)お互い様精神ゼロのワーママ
私が有給をお願いすると「その日、子どもの行事で私が休みを入れてるんだよね…。」と暗に「休まないで。」と主張してきた上司もいました。
自分は平気で休んだり早退したりするくせに、本当に酷いですよね。休みが欲しいのはお互い様。ワーママは普段休みがちなんだから、たまの有給くらい譲って欲しかったです。
ちなみに、その上司には「分かりました。別日にします。」と伝えましたが、「次からは絶対に協力してやるものか!」と誓いました。
いかがでしょうか?
Aさんは毒舌すぎ!と感じた人もいるかもしれませんが、これがフォロー組の正直な気持ちです。
ごめんなさい!ちょっとイライラをぶつけ過ぎました。でも、勘違いしないでくださいね。ワーママの中には「助けてあげたい!」と感じる素晴らしい人も大勢いるんです。
実は、【助けてあげたいワーママ】と【迷惑なワーママ】には決定的な違いがあります。
一体どういうことなのか?次章で詳しくみていきましょう。
2.迷惑なワーママは「産前」から兆候アリ?
実は、迷惑な振る舞いをするワーママは母になる以前から兆候があります。
・納期を守らない
・平気で人のせいにする
・トラブルから逃げる
・愚痴が多い
独身、または子なし時代からこのようなクセがある人は、ワーママを免罪符に益々横柄な態度をとり始めます。
このようなモンスターワーママは、「誰になんと思われようと関係ない。」、「私は私。自分のスタイルで仕事をする。」と割り切っていることが多いため、フォロー組が不満を訴えてもなかなか本人に響きません。
そして、このような一部のモンスターワーママのせいで「やっぱりワーママは迷惑だ。」とひとくくりにされている現状もあるのです。
一部のモンスターワーママのせいで「ワーママ=迷惑」とひとくくりにされるのは嫌!
確かにそうですよね。でも、フォーロー組も黙って我慢しているわけではないんです。
3.フォロー組も黙ってない!迷惑ワーママに反旗をひるがえした実例
フォロー組も黙ってない!迷惑ワーママ対策でアクションを起こし、常識外れなモンスターワーママを窮地に追い込んだ事例もあります。
(1)迷惑ワーママ対策①:上司に迷惑ワーママの実態を相談
気遣いや配慮を忘れ横柄な態度をとり続けると、上司に報告されることがあります。
ワーママの非常識な態度が組織に迷惑を掛けているなら、報告されて当然です。これは意地悪や告げ口でもなんでもありませんね。
(2)迷惑ワーママ対策②:退職を願い出たら相手がマミートラックに!
周囲の人を体調不良にするほどの横柄なワーママ。酷いです。でも、そんなワーママの様子を上司や職場の同僚はちゃんと見ています。
こちらの事例のように、いわゆるマミートラックで左遷されことも十分にあり得ることを肝に銘じておきましょう。
4.あなたは大丈夫?迷惑ワーママ度チェック
こんな人は迷惑ワーママかも!?あなたは大丈夫?チェックしてみましょう。
(1)プライベートと仕事を混同していませんか?
☑どんな時でも家庭優先!同僚や上司のお願いを断り続けている
☑職場で子育て話を上から目線で語っている
プライベートと仕事を混同しているワーママは、周囲に嫌われている可能性が高いです。
ワーママは仕事だけに集中するのは不可能。頭の中には、いつも子どもや家族のスケジュールがチラつきます。
しかし、だからといって「子どもがいて大変!」「子どもの用事が終わらない!」「子どもが風邪をひいて仕事が進まない!」など、職場で子どもを全面に出し過ぎるのは考えもの。
人間、自分と違う立場の人の気持ちは共感できないことも多々あります。
・望んで子どもを産んで自分の意志で働いているのに、なぜ愚痴を言うの?
・ そんなに子育てが大変なら仕事を辞めればいいじゃない。
と、ドライな考えを持つ人も当然いるのです。
このような人にとっては、過剰な子育てや家庭アピールは不快でしかありません。職場には様々な立場の人が混在しているので、子どもが特別かのよう発言はつつしみましょう。
(引用:PRIME|ワーキングマザーがうざい!嫌い!あなたは大丈夫?嫌悪サインとワーママ側の改善策を紹介)
(2)納期や約束を平然と破っていませんか?
☑約束や納期を守れないことが常習化し罪悪感がない
ワーママの毎日は綱渡りのような生活。子育てと仕事の両立がうまくいかず、締め切りや納期に間に合わないこともあるでしょう。
しかし、度重なる遅刻や納期破りは考え物。
何度も期限に送れる人は、【最初から守るつもりがない】とみなされます。どんなに優しい同僚でも、呆れてしまうでしょう。
でも、突発的なトラブルが起きるのがワーママ。仕方ないこともあるのでは?
確かに、子どもの事故や入院など思いもよらないことが起きますよね。でも、【迷惑ワーママ】と【助けてあげたいワーママ】では、急なトラブルの対処法が全然違うんです!
喜んで助けたいワーママがどんなトラブル対処をしているのか知りたい!そんな人は、「5.喜んで助けたいワーママになろう!取るべき5つの行動」をご覧ください。
(3)前言撤回が多くなっていませんか?
☑自分の状況を相談できず、無理をして「はい!できます。」と答えてしまいがち
☑急な予定変更で部下や同僚を振り回している自覚がある
前言撤回が多いワーママも、実は迷惑がられています。
例えば、あなたが子どもの発熱で早退する時、「明後日までの○○は大丈夫?」と聞かれたとします。そんな時、「大丈夫です。どうにかします!」と言ったにもかかわらず、翌日「すみません、やっぱりできませんでした…。」と断ったらどう思われるでしょうか?
「なら最初からそう言ってよ!本当に迷惑。」そう思われても仕方ありませんよね。
このような責任感のない行動を続けていると、周囲の反感を買い仕事でサポートしてもらえなくなる可能性もあるでしょう。
(4)仕事は最低限のクオリティでOKと思っていませんか?
☑自分のミスは誰かにフォローしてもらうのが当然と思っている
「ワーママは大変だから、仕事のクオリティが下がるのは仕方ない。」このような考え方は、周囲の人に迷惑をかけている可能性が高いです。
大雑把な仕事のフォローをさせられている人は、一体どんな気持ちでしょうか?
・仕事の質が下がるならさっさと辞めて欲しい
・キャパを超えてるなら転職すればいいのに
このような黒い感情を抱かれても仕方ありません。
育休復帰後、こなせる仕事の量やクオリティが低下することもあるでしょう。しかし、現状を解決するための努力を怠り、フォローしてもらうのが当然かのような態度は褒められたものではありません。
5.喜んで助けたいワーママになろう!取るべき5つの行動
これであなたも喜んで助けたいワーママに!働くママが取るべき5つの行動をお伝えします。
(1)「報・連・相」を徹底しよう
「報・連・相(報告・連絡・相談)」はワーママの鉄則。
早退する時や急な休みの時も、きちんと報・連・相をすれば業務がストップすることもありません。
でも、急いで帰らなければいけない時に、丁寧な連絡や相談なんてできません…。
そんな時に備えて、【普段から自分の仕事内容や進捗状況を周囲と共有しておくこと】が重要なんです!
普段から自分の仕事内容や進捗状況を周囲と共有しておけば、頼む方も頼まれる方も負担が少なくスムーズにフォローしてもらえるはずです。
一人で仕事を抱え込み過ぎるのは、ワーママにとってかなりリスク。普段から周囲の人とコミュニケーションをとり、「報・連・相(ほうれんそう)」心掛けましょう。
(2)優遇されることを「当たり前」と思わないようにしよう
女性の社会進出が進んだ今、「ワーママが働きやすい職場環境」を構築するための、様々な制度が整いつつあります。
子どもの看護休暇などがしっかり制度化されている企業もあり、それを享受するのはワーママの権利です。しかし、その権利を振りかざし「優遇されて当たり前」という態度をとるのは良くありません。
例え同じ回数早退をしたとしても、さも当たり前のような態度の人と、申し訳なさそうに謙虚な態度をとる人では、周囲に与える印象がまるっきり違います。
フォローしてもらって当然という姿勢は改め、感謝の意を態度で示しましょう。
(3)子どもや家庭の「愚痴」は控えめに
ワーママに限らず、愚痴が多い人は嫌われます。
・自分がどれだけ大変なのか分かって欲しい
・愚痴でストレス発散をしている
大体、こんな理由でワーママの愚痴は多くなっているはずです。
働く母はストレスが多く、口を開けば愚痴を言っている人も少なくありません。しかも、そんな人に限って自分が毒を吐いていることに全く気付いておらず厄介です。
愚痴や悪口を言っている時の負のオーラは、良い影響なんて1つもなし。不平不満を心のままに吐き出すのではなく、きちんと話し合いの場を設けて対処するのが社会人の常識です。
(4)きちんと「お礼」を伝えよう
ワーママに限らず、人に何かしてもらったらお礼を言いましょう。
早退などで業務をサポートしてもらったなら、言葉のお礼は当然です。忙しくて相手に伝えそびれたなら、後日でもいいのできちんと感謝の気持ちを伝えましょう。
もし度々助けてもらうことが多いなら、時には土産などを渡すのもよいでしょう。
(5)フォローされた分をお返ししよう
自分は周囲の人に助けてもらっているのに、相手が困った時には知らんぷり…。このような態度のワーママは嫌われて当然ですよね。
ワーママが多い会社では、みんな「お互い様の精神」で支え合っています。自分さえよければいいという考えは捨て、フォローされた分は返しましょう。
(引用:PRIME|ワーキングマザーがうざい!嫌い!あなたは大丈夫?嫌悪サインとワーママ側の改善策を紹介)
6.先輩ママの話が聞きたい方は
ワーママとしての振る舞い方に迷ったら・・・まずは先輩ワーママに相談してみてはいかがでしょうか?
「カウンセリングや転職サイトの前に、同じ立場の人に話を聞いてみたい。」というワーママは多いです。でも、同僚や職場の先輩だと本音が言いづらいこともありますよね。
PRIMEでは、ワーママ歴14年目の編集者と気軽に話せる相談窓口を開設。相談相手は、実際にフルタイム正社員を続けながら、働き方やキャリア、育児との両立に悩み、今では自分なりの答えを見つけた現役ワーママです。
実際に利用した転職サイトや転職成功までの流れについてもお話できます。無料なので、気楽に悩みを話しに来てください。
【家事・育児・ワーママ・妻として】ちょっと疲れたなと感じたらー私たちに話してみませんか?
家事・育児・仕事・妻として。
結婚した女性にはたくさんの役目がついてきますよね。
そしてそれは一つ一つは大したことがなくても、初めての経験だったり、積み重なったすることで少しづつ複雑に絡み合いながら女性の負担になっていったりします。
そして「こんなこと相談していいのかな?」「誰にも言えない・・・」など心に抱えたもやもやを吐き出す場所がなく悩んでいる人もたくさんいます。
そんな悩みを私たちに気軽に話してみませんか?
私たちPRIME編集部のスタッフも、同じく母として妻としてワーママとして色んな葛藤と闘いながら生きてきた同じ女性です。
その経験を糧に、女性のあらゆる生き方に寄り添い肯定していきたいと本気で思い「PRIME」を運営しています。
女性は話すことで気持ちや考えがふと軽くなったり、前向きになれることが意外とありますよね。
どうぞお気軽に、言いたいこと、聞きたいことを話してください。
もしご希望があれば、ZOOMで30分~1時間ほど、PRIME編集部のみわ&ミイが対応させていただきます。
二人の人物像が垣間見えるnoteはこちらから
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