多くの女性が悩む「シミ」や「シワ」
顔に少しあるだけで、年齢より老けた印象を与えてしまうことがあります。
シミもシワも気になる!!
シミとシワ、両方に効果のあるケアを知りたい!
そんなあなたへ、シミやシワなどの肌悩みに総合的にアプローチするケアを紹介します。
目次
1. シミ・シワの原因
シミ・シワの原因は、加齢や乾燥など様々です。その中でも最大の原因とシミやシワができるメカニズムを解説します。
(1)シミの原因
シミのできる最大の原因は「紫外線」です。
【シミ発生のメカニズム】
紫外線を浴びると、活性酸素が発生します。
活性酸素がメラノサイトに刺激を与え、シミの元であるメラニンが過剰に生成されます。
そのメラニンの蓄積によって、シミが発生します。
(2)シワの原因
シワの発生する最大の原因は、シミと同様に「紫外線」です。
【シワ発生のメカニズム】
紫外線を浴びると「コラーゲン分解酵素」が発生し、この分解酸素によってコラーゲンが破壊され、減少します。
コラーゲンが減少すると、肌の弾力が低下し、「シワ」が発生します。
(3)基本的なケア
シミ・シワを防ぐため、紫外線をブロックすることが重要です。
紫外線にはUVAとUVBの2種類あります。
それぞれについて説明します。
|UVA
一般的に「UVA」と呼ばれる紫外線A波は、真皮にまで到達し、シワを引き起こす原因になります。
日焼け止めなどに表記されている「PA」とは、このUVAから肌を守る値です。
4段階の「+」マークで表示されます。
|UVB
一般的に「UVB」と呼ばれる紫外線B波は、表皮に様々なダメージを与えます。多く浴びると赤く炎症を起こし、メラニンが過剰に生成され、シミやそばかすの原因になります。
「SPF」は、UVBから肌を守る値で、1〜50+までの数値で表示されます。
<⭐️ポイント⭐️>
紫外線は冬でも降り注ぎ、曇りや雨の日でも注意が必要です。 シミ・シワ対策の基本として、季節や天気を問わず毎日塗るようにしましょう。 |
2. 内側から綺麗に!|インナーケア
多くの人が忘れがちな「インナーケア」
体の内側からもケアをして、シミやシワのできにくい肌を目指しましょう♡
(1)食べ物
ここでは、シミやシワのできにくい肌を目指すため、取るべき成分とそれらを含む食べ物を紹介します。
①ポリフェノール
ポリフェノールは抗酸化作用があり、肌の老化の元である活性酸素を除去する働きを持っています。
ポリフェノールには多くの種類があり、チョコレートに含まれる「カカオポリフェノール」やブルーベリーの「アントシアニン」、大豆の「イソフラボン」などもポリフェノールの仲間です。
ポリフェノールを多く含む食べ物 トマトやナスなど色の濃い野菜、大豆、お茶やコーヒー など |
②ビタミンA
ビタミンAは粘膜を守ったり、骨や皮膚、肝臓などの健康を保ったり、免疫を強化する働きがあります。不足すると肌が乾燥しガサガサしたり、ニキビができたり、肌荒れの原因となることがあります。
ビタミンAを多く含む食べ物 にんじん、ホウレンソウなどの緑黄色野菜、レバーや牛乳など |
③ビタミンC
ビタミンCはメラニンの生成を抑制し、また活性酸素を分解してダメージから肌を守る働きがあります。ニキビの改善やシミ、色素沈着、毛穴など多くの肌悩みに効果的な成分です。
体内で作り出すことができない成分で、積極的に摂取する必要がああります。
ビタミンCを多く含む食べ物 柑橘類、ピーマン、ゴーヤなど |
④ビタミンE
ビタミンEは効果酸化作用をもち、皮膚の酸化を防ぐ働きがあります。また、血行を促進し、肌荒れを防止する働きがあると言われています。
ビタミンEを多く含む食べ物 アーモンドなどの油脂類、穀類、魚介類など |
(2)医薬品
医薬品を摂取し、体の内側から肌悩みにアプローチしましょう!
医薬品に関して解説しているこちらの記事もぜひご覧ください!
【飲み薬でシミ対策ってどうなの?】 飲み薬のメリットとオススメ成分とは
3. まとめ
今回は、シミ、シワがどちらも気になる!というあなたに、両方にアプローチできるケアを紹介しました。
シミもシワも、主な原因は「紫外線」によるダメージです。常にUVケアをして紫外線を浴びないように心がけましょう。
また、できてしまったシミ・シワは簡単には消えません。
紹介したケアをを取り入れ、根気強く、継続的に行うことで、年齢に負けない美肌を目指しましょう♡