「昔は情熱的にお互いを求めあっていたのに、今はいがみ合ってばかり…。」
「家族のためにも、夫婦関係を立て直したい!」
夫婦関係で悩むあなたへ向けて、今回は【夫婦関係を修復する20の行動】をご紹介していきます。
この記事を読んでいる人は、「悪化した夫婦関係を修復したい!」という想いを持っているはず。少しでもその気持ちがあれば、夫婦関係は修復可能です!
・夫婦関係を修復する時にやってはいけないNG行動
・修復できない夫婦関係もある!
・結局浮気性ってなおるの?
実は、結婚10年目、子どもが2人いるママライターの私もかつて夫婦関係がこじれた時期がありました。しかし、今回ご紹介する方法をいくつか試したところ、劇的に夫婦仲が改善したんです!
夫婦仲が良いと子ども達にも笑顔が増えます。この記事を読んで、「夫婦」のそして「家族」の幸せを取り戻しませんか?
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目次
- 1.夫婦関係が悪化するのは当たり前
- 2.夫婦関係が修復できないほど悪化するきっかけ
- 3.今日から実践!夫婦関係を修復する20の行動
- (1)夫婦仲悪化の原因を解決する
- (2)1日に1回感謝の気持ちを伝える
- (3)夫婦二人の時間をもつ
- (4)たわいもない話をする
- (5)夫婦関係をどうしたいか伝える
- (6)相手の要望を理解する
- (7)相手を褒める
- (8)相手が喜ぶことをする
- (9)自分が変わることも必要
- (10)夫婦仲が良いカップルと会う
- (11)手紙を書く
- (12)セックスは大事なコミュニケーション
- (13)夫婦をテーマにした歌を聴く
- (14)相手の目を見て話す
- (15)相手を名前で呼ぶ
- (16)相手に「勝ってやる!」という気持ちを捨てる
- (17)「愛している」と伝える
- (18)夫婦対等な立場で話す
- (19)前向きな別居をしてみる
- (20)夫婦関係のプロに相談するのもアリ
- 4.夫婦関係修復時にやってはいけない4つのNG行動
- 5.修復できない夫婦関係もある
- 6.浮気が原因の夫婦関係悪化は修復できる?
- 7.夫婦関係の修復に役立つ本
- 夫婦関係の修復は今日から始められる!
1.夫婦関係が悪化するのは当たり前
どうして私達夫婦はこんなに仲が悪いんだろう…。
夫婦喧嘩が絶えない日々に頭を抱えているあなたへ。夫婦仲は悪化するのが当たり前です!
まず、夫婦は他人同士です。育った環境、考え方、習慣、全てが異なる「人対人」。それが夫婦関係ですよね。しかし、多くの人は結婚した瞬間に【夫婦なんだから分かり合えて当然】という錯覚を起こしてしまいます。
・夫婦だから遠慮なんて必要ない
・夫婦なんだから言わなくても分かるはず
・夫婦なんだから同じ考え方をするのが当然
このような考え方が、夫婦仲が悪化する大きな原因の一つになっています。
また、夫婦の関係性は刻一刻と変化していきます。人生のライフイベントに合わせて、パートナーの役割自体が大きく変化していくのは当たり前なのです。
その中で、
・可愛かった新妻が母になって強くなった
・子どもができても夫は父親の意識が芽生えない
など、夫婦のどちらかが【変化の波】に乗りきれなくなった時、夫婦間に大きなズレが生じてしまうのです。
では、どんなことがきっかけで夫婦仲が悪化してしまうのか?具体的な例を次章でみていきましょう。
2.夫婦関係が修復できないほど悪化するきっかけ
夫婦関係の悪化には大小様々なきっかけがありますが、修復できないほどこじれてしまうパターンはある程度絞ることができます。
・不妊治療
・不倫
・経済的な困窮
・ギャンブル癖
・義理両親や親せきがらみのトラブル
このような理由で悪化してしまった夫婦関係は、元に戻すのが大変です。
不倫やギャンブルなど、「それは明らかにダメでしょ。」と誰もが分かるきっかけもあれば、妊娠・出産や不妊治療など、意図せず夫婦関係が悪化してしまうことも実は多いです。
・不妊治療を頑張る妻に対し当事者意識のない夫
・命懸けで出産育児に取り組む妻と任せがちな夫
・産後鬱になってしまった妻
などがその代表例でしょう。
産後における妻と夫の意識格差はこちらの記事で紹介しています。
3.今日から実践!夫婦関係を修復する20の行動
では、こじれてしまった夫婦関係を修復するにはどんな行動をとればいいのでしょうか?
今日から実践できる簡単なものから長期戦で挑む意識改革まで、20の方法をご紹介していきます。
(1)夫婦仲悪化の原因を解決する
まず、一番にやるべきことは【夫婦仲悪化の原因を解決すること】です。
あなた達の夫婦仲が悪くなった原因は、なんでしょうか?
・夫の自分勝手な振る舞いに嫌気がさしている
・共働きなんだからもっと家事を手伝って欲しい
・子どもばかりでなく夫である自分にも目を向けて欲しい
など、夫婦それぞれに言い分があるはず。そこを冷静に話し合い、原因を解決していきましょう。
その際肝心なのは、気に入らないことが起きた時ではなく【お互いがリラックスしている時】に話をすることです。
「こないだの○○だけど、本当はやめてほしいの。」「気持ちは分かるけど、分かってもらえたら嬉しい。」など、前向きな口調で話し合うことは必須です。
(2)1日に1回感謝の気持ちを伝える
夫婦間に殺伐とした空気が流れている時、大抵の場合【感謝の気持ち】を伝えていません。
お互いに譲れない部分や大嫌いな面があって、夫婦仲が悪化しているのは分かります。しかし、相手にもいいところは必ずあるはずです。
・夫はだらしないけど子煩悩
・ヒステリックに怒鳴る妻だけど子育ては一生懸命
・家庭をかえりみない人だけど仕事で成果を出している
など、相手の良いところをみつけて1日に1回「ありがとう。」と言いましょう。
(3)夫婦二人の時間をもつ
最近、夫婦二人の時間を持てていますか?子どもの誕生と共に、夫婦の時間がめっきり減ってしまったという人も少なくありません。
でも、これはとてもおかしいことですよね。夫婦仲を改善しようとしているのになぜ二人の時間を過ごさないのでしょうか?
・子育て中で時間がない
・仕事が忙しくて無理
・休日や有給は家族の用事で埋まってしまう
など、言い分は分かりますが、これではいつまで経っても夫婦時間なんて持てません。
もともと、日本人は夫婦二人で過ごすのが苦手。照れくさく感じる人もいるでしょう。でも、いざ二人で出かけると新鮮で楽しいことに気付くはずです。
騙されたと思って、子ども達が学校にいる平日にデートに出掛けてみて下さい。たったそれだけのことで、会話が弾みパートナーへの愛情がよみがえりますよ。
(4)たわいもない話をする
夫婦デートと同じ要領で【たわいもない話】をするのもおすすめです。
最近、夫婦の会話が必要最低限になっていませんか?
忙しい毎日を過ごしていると、伝達事項や子どものことしか話さなくなってしまいますよね。しかし、これでは夫婦間のコミュニケーション不足に陥ります。
夫婦はビジネスではありません。最低限の会話だけでなく、お互いの心の内を話すことで一層仲を深めるものではないでしょうか?
今日食べたもの、偶然会ったママ友の話、最近のニュースについてなど、何気ない会話を楽しむ時間を持ちましょう。
もし、パートナーが「疲れているから、どうでもいい話はやめてくれ。」というなら、夫婦仲悪化に別の理由が隠れているかもしれません。夫婦の対話が難しい時には、(20)の夫婦関係のプロに相談する段階かもしれません。
(5)夫婦関係をどうしたいか伝える
「夫婦間の険悪な雰囲気を変えたいのにどうにもできない…。」そんな時には、素直に「あなたと仲良くなりたい。」「夫婦仲良く、この先もずっと一緒にいたい。」ということを伝えましょう。
今この文章を読んでいる人は、「そんなこと伝えたことない。」という人が大半では?
それもそのはず。パートナーに対して素直になれず、自分が正義。相手が悪い。という気持ちが先行しているせいで、夫婦関係が悪化しているわけですから。
でも、そう思っているうちは夫婦仲改善なんて無理です。二人の関係を修復したいなら、素直に気持ちを伝えましょう!
(6)相手の要望を理解する
相手の要望を理解して、少しでも実行してみることも大事です。
夫側、妻側、それぞれに言い分があるはず。それをお互いに少しずつ改善すれば、喧嘩の原因がなくなります。
私は「夫にもっと子ども達と遊んで欲しい。」と思っていました。対して夫は、「子どもも大事だけど私自身にもっと構って欲しい。」と考えていたようです。そこで、朝優しく起こしたり「いつもありがとう。結婚してよかった。」と感謝の気持ちを伝えたりすると、子どもと沢山遊んでくれるようになりました。ちょっと面倒な夫ですが、お互い譲歩することが大事だなと思いました。
(7)相手を褒める
夫婦になった途端、相手を褒めることを忘れている人が大勢います。
日常生活で相手がいて助かった。ありがたい。と思うことがあっても、言葉に出さない夫婦が少なくありません。
・いつもキレイだね。僕には勿体ないくらいだよ。
・あなたが頑張ってくれているお陰だね。ありがとう。
・子ども達がパパじゃないとできないって言ってた。やっぱり頼りになるね。
など、意識してパートナーを褒めましょう。
いくつになっても褒められるのは嬉しいもの。褒められた分だけ「もっとパートナーのためになることをしたい!」と思えます。この積み重ねでどんどん夫婦仲が深まります。
(8)相手が喜ぶことをする
さて、褒められる前に相手が喜ぶことをするのも、夫婦関係を改善するテクニック。
・茶碗を洗ってみる
・会社帰りに妻が好きなお菓子を買って帰る
・夫が好きなメニューを一品追加する
など、日常のちょっとしさ気遣いや優しさが夫婦の絆を深めるきっかけになるかもしれません。
(9)自分が変わることも必要
妻のこんなところがイヤだ。夫のこんなところが大嫌い。夫婦仲が悪い時には相手の荒探しばかりをして、さも「責任は相手にだけある!」という考えになりがちです。
でも、大抵の場合夫婦それぞれに問題があります。
相手を責めてばかりいないで、「自分はどうだろうか?」振り返ってみましょう。あなたが変われば、パートナーも変わります。
(10)夫婦仲が良いカップルと会う
周囲に夫婦仲が良いカップルがいれば、実際に会ってみるといいでしょう。
仲良し夫婦はいつも笑顔が絶えず、家族みんなが幸せそうです。「こんなにも仲がいい夫婦がいるんだ!」と驚くと同時に、「自分達もこうなりたい!」と思えるはずです。
反対に、夫や妻の悪口ばかり言う集団に属していると夫婦仲は益々険悪になります。
まさに、類は友を呼ぶ。険悪ムードから抜け出したいなら環境から変えていきましょう。
(11)手紙を書く
あなたがパートナーに手紙を書いたのは何年前でしょうか?
「もうずいぶん書いていないなぁ。」と言う人は、誕生日や記念日に手紙をしたためてみましょう。
いざペンを取ると、言葉で語るより格段に素直な気持ちが書けることに気付くはず。長年の感謝の想いや将来の目標などを書いて渡せば、夫婦仲改善のきっかけになりますよ。
また、手紙にはちょっとしたプレゼントを添えるのも良いかもしれません。
特に結婚した女性は、高価で派手なものより実用品がうれしかったりするもの。生活に追われがちなママやワーママならなおさら高価なものより日常を幸せにしてくれるもののほうが「私のことを考えてくれてる」と思ったりするものです。
30代妻の誕生日プレゼントはこちらの記事をどうぞ。
(12)セックスは大事なコミュニケーション
【病気などの特別な理由がないのに1か月以上性交渉がないカップル】は、セックスレスと定義されます。
たかがセックス。そんなのどうでもいい。と考えている人は要注意。
実は、セックスレスには相手の不満が隠れていることがあるのです。
・パートナーに対する不服
・夫や妻対する妬みや嫉妬
・金銭不安
など、とてもセックスレスとは結び付きそうにないことが隠されています。
セックスレスの解消は難しく、気持ちの面が追いつかないという人も沢山います。途方に暮れている人は、是非セックスレスの意外な原因の記事をあわせてお読み下さい。
(13)夫婦をテーマにした歌を聴く
さて、ここまで沢山の方法を書きましたが、「夫婦仲を改善したい気持ちはあるのに、いざ相手の前に立つと意固地になってしまう。」という人もいるでしょう。
そんな人は、騙されたと思ってこの歌を聞いてみて下さい。
槇原敬之さんの「テレビでも見ようよ」という曲は、長年連れ添った夫婦を表現した名曲です。
夫婦関係がボロボロの時にこの歌を聞くと、涙が頬を伝うはずです。そしてあなたはこう思うでしょう。「あぁ、自分はなんで意地を張っていたんだろう。素直になろう。」と。
(14)相手の目を見て話す
テレビやスマホを見ながら生返事をしているあなたへ。それは、今すぐやめましょう。
・相手と距離を置こうとしている
・相手に興味がない
・相手に隠し事をしている
・相手に悟られたくないことがある
など、相手の目を見て話さないのは心理学的にもよくありません。
自分の方を見て話してくれないパートナーを、心よく思う人なんていませんよね。親しき仲にも礼儀あり。最低限のマナーとして、相手の方を向いて話を聞きましょう。
(15)相手を名前で呼ぶ
結婚生活が長くなると、相手のことをパパ・ママと呼んでしまう人もいるでしょう。「ちょっと」「ねーねー」など、名前すら呼ばないケースも少なくありません。
でもそれでは、味気ないし寂しいですよね。
想像してみて下さい。もし「○○さん、お帰り。」と言われたら、あなたはどう思いますか?気恥ずかしさもあると思いますが、絶対に嬉しいはずです。
「どうしたんだろう?何かあったのかな?」と、一気に相手に興味が湧きませんか?
名前を呼ぶ方法は簡単なのに効果絶大。ぜひ今すぐ、奥様や旦那様を名前で呼んでみましょう!
(16)相手に「勝ってやる!」という気持ちを捨てる
真面目で曲がったことが大嫌いな人にありがちなのが、「絶対に自分が正しい!」という信念からパートナーに【戦い】を挑んでしまうケースです。
そして、多くの場合ヒートアップしてしまい「自分が勝つ!」という戦争のような状況になってしまいます。
こうなると、もう相手が謝ってくれるまで終わりません。とにかく自分は悪くない。相手に謝罪させたい。という一心で、次から次に過去の出来事を掘り出し責め立てる人もいるでしょう。
このようなことが繰り返されると、夫婦仲は最悪な状態になってしまいます。
例え相手が悪くても、どこかで折り合いをつけなければ仲が悪いままです。時には譲歩して「許す」ことを覚えるのも、夫婦仲修復に大事なことです。
(17)「愛している」と伝える
あなたが夫婦仲を修復したいのはなぜですか?
様々な理由があると思いますが、なんだかんだ【パートナーを愛している】からではないでしょうか?
そのことを、是非相手に伝えましょう。愛している。だから夫婦仲を改善したいんだと。
険悪ムードが漂っている時には、「自分のことが嫌いなんだ。」と相手は思っているはずです。でも、決してそうではないですよね?
愛しているからこそ仲直りしたい。その気持ちを素直に伝えましょう。
(18)夫婦対等な立場で話す
夫婦関係に【格差】があるのは好ましくなく、いつも対等な関係であるべきです。
分かりやすい例がモラハラです。モラハラは言葉や態度で相手を支配し、夫婦の間に主従関係を作り上げます。
・パートナーの収入、性格、容姿に文句や嫌味を言う
・相手の意見を全否定する
・「誰のおかげで生活できているんだ」など、あたかも自分が優位であるような発言を繰り返す
・巻き起こるトラブルの全てをパートナーのせいにする
など、相手を支配してコントロールするような関係は正常とではありません。
また、働く女性が増えた今、夫より経済力を持つワーママが【モラハラ妻】になってしまうケースもあるようです。
夫婦にどちらが強い、弱いはありません。対等な立場で相手を敬う心を忘れないようにしましょう。
モラハラでお悩みの方はこちらの記事をぜひお読みください。
(19)前向きな別居をしてみる
どうしても同じ空間にいるのがしんどい夫婦は、前向きな別居もアリです。
・夫婦がリフレッシュできる
・ちょうどよい距離感で良好な関係が保てる
・週末に会うだけなら喧嘩が起きない
など、前向きな別居にはメリットも多いです。
最近では、お子さまが巣立ったシニア世代にも前向きな別居を選択する人が増えていますよ。
(20)夫婦関係のプロに相談するのもアリ
夫婦で対話するのも厳しい場合には【夫婦関係のプロ】に相談してみましょう。
【夫婦関係・相談】と検索してみると、NPO法人や心理カウンセラーの相談窓口が数多くヒットします。
夫婦関係を修復したい。誰かに間に入って仲を取り持って欲しい。このような人は、一度相談してみましょう。
4.夫婦関係修復時にやってはいけない4つのNG行動
夫婦関係を修復したいなら、以下4つの行動はNGです。
(1)しつこく話し合いを要求する
夫婦のコントロール合戦になり「戦いの構図」が生まれる
(2)親族に助けを求めすぎる
相手は「味方がいない!」と追い詰められ益々関係が悪化する
(3)自分を見つめ直さない
相手ばかりを責めていては夫婦関係は修復できない
(4)自分を責めすぎる
夫婦がお互いに自分を責めていることも多い
いかがでしょうか?
【(3)自分を見つめ直さない】と【(4)自分を責めすぎる】は矛盾しているようにも見えますが、そうではありません。反省するのは大事ですが、自分を必要以上に責めすぎるのはよくないという意味です。
「私がダメだからだ。」という強い罪悪感を持ちすぎると、離婚という悲劇を招きかねません。
意外ですが、夫婦のどちらか一方が強い罪悪感を持っている時は、相手も自分を責め続けている場合が多いのです。
強く反省する様子をみた相手は、「自分が幸せにさせてあげられないからだ。」と、同じように自分を責めてしまいます。
そして、「これ以上結婚生活を続けない方が相手のためだ。」、「離婚するしかない。」と極端な選択をしてしまうことがあるので、意識して気を付けるべきでしょう。
①しつこく話し合いを要求する➡夫婦のコントロール合戦になり「戦いの構図」が生まれる
②親族に助けを求めすぎる➡相手は「味方がいない!」と追い詰められ益々関係が悪化する
③自分を見つめ直さない➡相手ばかりを責めていては夫婦関係は修復できない
④自分を責めすぎる➡夫婦がお互いに自分を責めていることも多い
5.修復できない夫婦関係もある
DV・深刻なモラハラ・親族がらみのトラブルは、修復できないケースが多いようです。
これらのトラブルは相手の性質や育った家庭環境が強く影響しているため、改善の余地がないことがほとんど。
「この人は私なしじゃダメなんだ。」、「私が改善してみせる!」と正義感をみなぎらせると、自分が傷つくことになりかねません。
修復不可能な夫婦関係は、無理せず別々の道を歩む方がお互いのためです。夫婦一緒が幸せではないパターンがあることも、心にとめておきましょう。
6.浮気が原因の夫婦関係悪化は修復できる?
浮気で夫婦関係悪化した場合、対処法は2パターンに分かれます。
②繰り返される浮気➡修復不可能。夫婦を続けるには黙認するしかない。
人間誰しも過ちは犯します。たった1回限りの浮気なら、夫婦関係修復の余地は残されているでしょう。
しかし、繰り返させる浮気は手の施しようがありません。
パートナーが病的に浮気を繰り返す場合、夫婦関係はすでに破綻したも同然です。戸籍上は夫婦でも、そこに「信頼」や「愛」は残されていないでしょう。
どうしても夫婦を続ける場合は、達観して浮気を黙認する他ありません。
7.夫婦関係の修復に役立つ本
最後に、夫婦関係の修復に役立つ本を3つご紹介します。
(1)モラニゲ モラハラ夫から逃げた妻たち
◆あらすじ◆
突然の豹変、朝まで説教、人格否定…「夫といるとどうしてこんなに苦しいんだろう…」シリーズ累計17万部のベストセラー漫画家が、モラハラ夫から逃げた妻たちと専門家に徹底取材!「モラル・ハラスメント」の実態と、彼女たちがモラハラに気づいて抜け出す過程とその後を描いた実録モラハラ脱出コミック!!
引用:ebookjapan
典型的なモラハラ旦那に悩む妻たちの話。モラハラをされる側は、どんな思いで過ごしているのか?自分が何気なく発した言葉が、どれほどパートナーを傷つけるのか?この漫画を読めば、ハッキリ気付くことができるでしょう。自殺未遂、夫婦崩壊…あなたのモラハラだって、例外ではないかもしれません。(引用:モラハラ妻10の特徴&診断で自分や嫁をチェック/名作漫画7選で治し方や対処法もご紹介)
(2)離婚してもいいですか? 翔子の場合
◆あらすじ◆
結婚9年め、2児の母。夫は中小企業のサラリーマン。見かけはいたって平和な普通の家族。だけど・・・「離婚」その2文字が浮かばない日はありません。その思いに、主人公が向き合う姿を描きます。
引用:ebookjapan
思いやりのなさや価値観のずれが積み重なると、夫婦はどうなってしまうのか?我慢している側の人間は「離婚」の二文字を考え始めます…。【夫婦は互いのことを思いやり、相手に感謝の気持ちを持つべき】そんな「当たり前」を思い出させてくれる作品です。(引用:PRIME|子育ての悩みを漫画で解決しよう!共感・感動・相互理解を呼ぶ傑作50選)
(3)私の穴がうまらない
◆あらすじ◆
心と体にぽっかりとあいた、満たされない「穴」はどうすればいいの?それぞれの“レス”をほろ苦く描く、フィクションコミックエッセイ! フリー編集者のハルヒは、夫・マサルと中学生の娘・アラタの3人暮らし。気づけば夫とは何年も“レス”状態が続いており、虚しさを抱えていた。ハルヒの職場である編集プロダクションでの修羅場中、同僚のミヤコがぽつりとつぶやく。「人間の三大欲求、食欲・睡眠欲・性欲のうち、食事と睡眠グッズはいろいろ試せるのに、どうして性欲だけは“手持ちの駒=夫”だけで満足しなきゃいけないの?」と。実は、ハルヒだけではなく、ミヤコ、そして編プロ経営者のヒカリも、パートナーとの触れ合いに行き詰まっていて…。現代の夫婦の在り方をじわりと問うリアルな展開に読者騒然!レス夫婦の行きつく先は、離婚か、それとも…?
引用:ebookjapan
セックスは肉体の繋がりだけでなく心も結ぶ行為。コミュニケーション不足ですれ違いだらけの状態では、上手くいきっこありませんよね。セックスレスに悩む全ての夫婦に届けたいエッセイ。(引用:PRIME|子育ての悩みを漫画で解決しよう!共感・感動・相互理解を呼ぶ傑作50選)
夫婦関係の修復は今日から始められる!
夫婦関係を修復する20の方法をご紹介しましたが、いかがでしたか?
夫婦仲を良くしたい!という気持ちが少しでもあるなら、是非今日から行動してみて下さい。小さな積み重ねが凝り固まった夫婦仲をほぐし、愛情を取り戻すきっかけを作るはずです!
まずは今日、パートナーの名前を呼ぶことから始めてみてはいかがでしょうか。