緊張感や不安感、めまい、不眠に日々悩まされている方は自立神経の乱れが原因かもしれません。
実は、アロマには自立神経の乱れを軽減させる効果があるんです。
この記事では、アロマオイルを使用したリードディフューザーを部屋に置いたことで自律神経の乱れが軽減し、眠りの質が改善されたPRIME編集部員が、自律神経を整えるのに効果的なアロマの種類とおすすめの使い方をご紹介します♡
目次
1、自律神経の乱れとは?どんな症状があるの?
体を動かしている時や日中に活発になる「交感神経」と、リラックスしている時や夜に活発になる「副交感神経」のバランスが崩れることにより、自律神経が乱れます。
その結果、緊張感や不安感、めまい、不眠などの症状が引き起こされます。
このとき、自立神経を整える働きのある副交感神経が抑制され、交感神経が活発になっています。
原因としては、過度のプレッシャーから来る精神的ストレスや音や光などの身体的ストレスが考えられます。また、不規則な生活による生活リズムの乱れも一因と考えられています。
自立神経の乱れが深刻な状態である場合、「自律神経失調症」の可能性があります。
日常生活に大きな支障を及ぼしている場合は、心療内科や精神科で診てもらうことをお勧めします。
2、本当にアロマは自律神経に効果的なの?
アロマには、交感神経に働きかけるものと副交感神経に働きかけるものがあります。
その中でも、副交感神経に働きかけるアロマは、自律神経の乱れにより衰えている副交感神経を優位にし、リラックスした状態にする効果があります。
3、おすすめのアロマ
ここまで自立神経が乱れている状態の説明や、アロマの効果をまとめました。
では、具体的にどのようなアロマが自律神経の乱れに効果的なのでしょうか。
PRIME編集部員おすすめのアロマの香りをご紹介します♡
(1)ラベンダー
アロマテラピー(アロマオイルを使って病気を治療する方法)と聞いて、最初にラベンダーの香りをイメージする方も多いでしょう。
ラベンダーには副交感神経の働きを活発にし、リラックスさせる効果があります。
ある論文でも、ラベンダーの薬用作用として、抗けいれん作用、鎮静作 用、抗不安作用がありことが報告されています。
また、多くの商品の香りに使われているため馴染みがあり、日常に取り入れやすいでしょう。
出典元:「ラベンダーの香りと神経機能に関する文献的研究」
(2)カモミール
ハーブティーとしても馴染みのあるカモミールはラベンダー同じく、副交感神経に働きかけ精神をリラックスさせます。
カモミールハーブティーを飲むことでもリラックス効果を感じることができます。
(2)ネロリ
とても甘い匂いのするネロリは、は交感神経と副交感神経どちらにも働きかけます。
まず、交感神経に働きかけ中枢神経を活発にし、その後交感神経に働きかけ、リラックス効果を発揮します。
また、ネロリには自律神経を整える効果だけではなく、女性ホルモンによる精神の乱れも整えます。
(4)ジャスミン
すっきりとしたジャスミンの香りは副交感神経の香りを高め、鎮静効果を発揮します。
中国茶の一種であるジャスミン茶を飲むことでも効果を得ることができます。
(5)スギ
森林浴効果のあるスギの香りは、鎮静作用があります。
スギや森林浴の匂いのする入浴剤を使用するのこと効果的です。
3、アロマオイルの効果的な使い方5選
アロマの中でも、アロマテラピーに変われるアロマオイルの効果的な使い方をご紹介いたします♡
(1)コットンに染み込ませる
アロマオイルをコットンに2,3滴ほど染み込ませ、ゆっくりと香りを嗅ぎましょう。
コットンは薬局の化粧品コーナーや生活雑貨店で購入することができます。
コットンがない場合は、ハンカチや厚紙でも大丈夫です。
バッグに入れて持ち運び、リラックスしたい時に嗅ぐと気分を落ち着かせることができます。
(2)アロマディフーザー
アロマディフューザーとは、アロマオイルを霧状にして空間に拡散させる機械です。
部屋中に香りを広げたい方に特におすすめです。
(3)リードディフーザー
リードディフーザーは、リードをアロマオイルが辿ってじんわりと広げることができます。
電気を使わず、置いておくだけでよく、おしゃれなインテリアとしても使えます。
私も大好きなジャスミンの香りのリードディフーザーを部屋に置いています。毎日帰ると部屋中にふんわりとジャスミンの香りが広がっており、リラックスした気持ちになります。
(4)アロマバス
いつものお風呂にアロマオイルを5,6滴ほど落としましょう。
じんわりと香りが広がり、リラックスしながら入浴することができます。
アロマオイルは湿気に弱いため、アロマオイルの容器を濡れた手で触らないように注意しましょう。アロマオイルが酸化して刺激が強くなってしまいます。
(5)アロマキャンドル
火をつけるとアロマオイルが配合されたロウが溶け、温かさとともにじんわりと香りが広がるアロマキャンドル。
香りに癒されると共に、素敵な雰囲気を楽しむことができます。
表面のロウ全体が溶けるには時間がかかるので、1時間ほど火をつけた状態を保ちましょう。
4、アロマオイルの間違った使い方
アロマオイルの中には刺激の強い種類があります。
入浴時にお風呂に数滴入れる程度であれば問題ありませんが、直接肌につけるのは危険です。
また、日本で販売されている精油(アロマオイル)は化粧品でなく雑貨であるため、法律で皮膚に直接つけていいとは定められていません。
特に、敏感肌の方は、アロマオイルが直接皮膚につかないように十分気を付けましょう。
アロマの力で自律神経を整えましょう♡
自立神経に効果的なアロマや使い方をご紹介しました。
気になるアロマの匂いや使い方が見つかったでしょうか!
ご紹介した中で、ぜひ好きな匂いを見つけて日常に取り入れてくださいね!
アロマの香りでリラックスしましょう♡v