ビジネスマナーと言うと、電話やメール、名刺交換などのシーンや身だしなみが思い浮かぶ方が多いのではないでしょうか?
しかし、一番と言っていいほど使う場面が多く重要度が高いのは挨拶のマナーなのです!
今回は、職場や訪問先の人からの印象が確実に良くなる挨拶のビジネスマナーをご紹介します。
ビジネスマナーの基本である正しい挨拶を身に付けて、明日から実践してみましょう!
目次
ビジネスの挨拶と言っても、大切なことは日常生活での挨拶と同じ。
基本的なポイントをおさえてより好感度がアップする挨拶を身に付けましょう♪
挨拶は自分からしましょう!
クライアント先で真っ先に挨拶することは当たり前ですが、例え関わりのない人でも、同じビル内であれば一緒に仕事を頑張っている仲間です。
恥ずかしがらず自分から積極的に挨拶をしていくことで、周りからの印象が良くなること間違いなしですね!
「語先後礼」とは、先に挨拶の言葉を言ってから礼をするという意味です。
急いでいると、お辞儀をしながら挨拶をしてしまうということがありますが、それはビジネスの場ではNG!
きちんと語先後礼の形を守ることで、丁寧さが出て相手に敬意が伝わる挨拶をすることができます。
顔の表情と声の大きさやトーンはその人の印象を決定づけるもの。
うつむきがちでぼそぼそした声の挨拶より、相手の目を見て笑顔ではきはきとした声の挨拶の方が印象が良くなることは明らかですよね!
相手も自分も気持ちよく過ごせるような快活な挨拶を心がけましょう♪
ビジネスマナーでは、頭を下げる深さによって三種類のお辞儀に分けられています。
恥ずかしい間違いをしてしまう前に、ここでしっかり使い分けを押さえておきましょう!
左側のお辞儀が深い方から順番に、最敬礼・中礼・会釈と言います。
それでは、それぞれのお辞儀の使い方を確認していきましょう!
深々と頭を下げる最も丁寧なお辞儀です。
深い感謝や謝罪、お客様をお見送りする時に使います。
また、葬儀に参列するときにも最敬礼を使います。
ビジネスシーンで最もよく使われているお辞儀です。
腰から頭まで一直線になるように、背筋を伸ばして30度に上体を傾けましょう。
お客様や目上の方に挨拶をする時や、お礼をする時に使います。
上体を傾けたときに靴のつま先が見えるくらいの軽いお辞儀です。
部屋の入退室や、廊下ですれ違う時に使います。
なかなか意識することはないけど、一日の中で挨拶をする場面ってかなり多いですよね。
職場でのちょっとした挨拶で、きちんとした言葉使いができていたらステキだと思いませんか?
ここでは、シチュエーション別にデキるビジネスマンがしている正しい挨拶をご紹介します。
「おはようございます」
「少々席を外します」
「〇〇(行き先)に行ってまいります」
「ただいま戻りました」
「お気をつけていってらっしゃいませ」
「いってらっしゃい」
「お帰りなさい」
「お帰りなさいませ」
「お疲れ様です」
「おはようございます」
「お疲れ様です」
「お先に失礼いたします」
「お疲れ様でした」
「はじめまして」
「お目にかかれて光栄です」
「ご無沙汰しております」
「お世話になっております」
「○○さん(相手の名前)、先日はありがとうございました」
「お疲れ様です」
(同行者へ)「いつもお世話になっております」
(別れるとき)「それでは失礼いたします」
状況に応じてあえて気付かないふりをする
「お招きいただき、ありがとうございます」
「お邪魔いたします」
「毎日挨拶はしているのに、なぜか周りからの反応が良くない…。」
そんな風に感じている方は、もしかしたら逆に印象を悪くしてしまうNG挨拶をしてしまっているかもしれません!
ここでしっかりNG挨拶を確認して、正しい挨拶に直していきましょう。
出社時のエレベーター内で上司または同僚と遭遇したので、元気よく「おはようございます」と挨拶をしました。
この挨拶……場合によってはNGです!!
とっても元気な印象で良さそうに思えますが、感染症が流行している今の時代は嫌な顔をされてしまうかもしれません。
ソーシャルディスタンスが確保できないエレベーター内で会話をするのはマナー違反であると思われることがあるため、他の人も乗り合わせている場合は、会釈で済ませるのがベターです。
しっかり相手の目を見てにっこりと会釈をすれば、好感度もバッチリ♪
ぜひ試してみてくださいね!
PCでの作業中、誰かが外出していく声がしたのでとりあえず「いってらっしゃいませ」と挨拶しました。
この挨拶……もちろんNGです!!
ながら挨拶は相手に対しかなり失礼な行為です。
相手に挨拶をする時、または返す時には一旦作業を中止し、相手の方を向いてきちんと行いましょう!
ここからは、ついつい口にしてしまいがちな挨拶のNGワードをご紹介します!
癖になる前にしっかり直しましょう!
正しくは、「ご無沙汰しております」
「お久しぶりです」も間違いではないのですが、あまり丁寧な言葉ではありません。
これは目上の人が目下の人をねぎらう時に使う言葉なので、上司や取引先の方に対して使うのは間違い!
正しくは、「お疲れ様です」
正しくは、「お世話になっております」
「お世話様です」という言葉は、略語で敬意が薄く感じられてしまうので、目上の人への挨拶やメールの書き出しに使うのはNGです。
正しくは、「ありがとうございます」「お世話になっております」
「どうも」はお礼を言う時や廊下ですれ違った時の挨拶として使われることが多いですが、この言葉も略語なので、目上の人に使ってしまうと失礼にあたります。
きちんとその時々に合った他の言葉で挨拶しましょう!
挨拶だけでなく、もっとビジネスマナーをきちんと学びたいという方におすすめな本をご紹介します。
マナーを制する者は人間関係を制す!
そんな気持ちでビジネスマナーを学んでみてください。
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様々なシチュエーションのビジネスマナーをイラスト付きで分かりやすく学ぶことができます。
新入社員からベテラン社員まで使えるようなマナーを完全網羅した本なので、一冊読み終えればかなり自信がつくはず!
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ビジネスマナーはもちろんのこと、仕事への心構えや円滑な人間関係を築くためのコツなども解説する仕事の入門書です。
SNSやチャットツールのマナーといった最新情報までイラストや図を使って解説されているのも嬉しいポイントですね♪
挨拶は、相手があなたという人を知る最初の機会です。
明るく元気に正しいマナーで挨拶すれば、好感度がアップすることまちがいなし!
ぜひ、実践してみてくださいね♪