#その他 2023/01/31

産後の嫁がムカつくパパへ。結婚10年目!夫婦危機を乗り越えた夫から6つのアドバイス

【広告含む】

産後の嫁が人が変わったようにヒステリックになった…。しばらく我慢していたけどいい加減ムカつく!

このような新米パパへ。今回は【産後の夫婦危機を乗り越える6つのアドバイス】を、結婚10年目のKさん夫婦に伺いました。

Kママ

現在結婚10年目。周囲からはラブラブだと言われますが、第一子・第二子誕生の時は夫婦関係が破綻寸前でした。

Kパパ

今回は、そんな僕らがどうやって関係を修復したのか?夫目線でお伝えできればと思います。

この記事のみどころ
・産後の嫁がムカつく!パパ達が不満を抱いている理由とは?
・産後妻のイライラはコントロール不能!ママも苦しんでる
・現役パパ直伝!産後の夫婦危機を乗り越える6つの秘策

産後の夫婦危機は大変辛く、「もう我が家はお終いだ…。」と悲観している人もいるでしょう。

しかし、乗り越えた夫婦にはより一層強い絆で結ばれた未来が待っています!

お子さんが一人で寝られるようになった時、「久しぶりに2人っきりの夜だね!」と喜びあえるように、今こそ奥様との関係を見直してみませんか?

「産後の恨みは一生」妻と夫の意識格差!はこちらで紹介しています。

モラハラ妻の対処法はこちらで紹介しています。

1.現役パパに聞いた!産後の嫁がムカつく理由

まずは、夫が産後の嫁にムカつく理由をみてきましょう。

(1)産後の嫁がムカつく理由①:夜の生活に応じてくれない

「子どもが生まれる前はあんなにラブラブだったのに、出産した途端に夜の生活が一切なくなった。」このような夫婦は実はかなり多いです。

・悪露が終われば大丈夫なんじゃないの?
・産後1ヶ月は我慢した!もういいだろ!!

など、イライラする夫も少なくありません。

こちらのツイートのように、授乳されている子どもに腹を立てるパパもいるようです…。

Kママ

はぁ。自分本位な意見が目立ちますね。産後のママは交通事故レベルの傷を負っているのに…。

(2)産後の嫁がムカつく理由②:ささいなことでイライラしている

些細なことにイライラするママに、気疲れしているパパもいます。

・眠いと言っただけで、「私の方が眠いんじゃー!」と怒鳴られた
・良かれと思って手伝ったら、やり方に文句を言われた

など、嫁がイライラしている理由が分からず困惑している夫も多いです。

Kパパ

帰宅して我が子を抱っこしただけで、「今触らないで!」と怒られたこともあったなぁ…。

(3)産後の嫁がムカつく理由③:妻の家事クオリティが下がっている

産後、奥さんの家事クオリティが下がり不満を抱いているパパも多いです。

Kママ

これは反論させて下さい!産後の女性は家事を”しない”のではなく”できない”んです。

仕事から疲れて帰ったのに、家の中が散らかっていると「一日中何してたんだ?」と言いたくなる気持ちは分かります。

でも、産後のママは一日中オムツ替えと授乳に追われ、食事やトイレもままならない状態です。おまけに産後の体はガタガタで、思うように動けません。産後のダメージは、全治1か月の交通事故レベルとも言われています。

そんな状態で家事を完璧にしろだなんて、酷なお願いだとは思いませんか?

さて、これを読んでいるパパ達の中には、「やっぱり妻側の肩を持つ意見ばかりだな!」と不満を抱いている人もいるでしょう。

Kパパ

その気持ちよく分ります。自分も「なんで俺ばっかり我慢しなきゃいけないんだよ!」って思っていたので。

ただ、自分の経験から言うと産後の奥さんはかつて自分が愛した女性とは中身がスッカリ入れ替わっています。

例えるなら、産後の嫁は子どもを抱えた雌ライオンと同じ。僕たち父親は、嫁にとって子どもや自分に危害を及ぼす雄ライオンなんですよ。

これは一体どういうことなのか?次で詳しくみていきましょう。

2.産後の嫁は赤ちゃんを抱えた雌ライオン!

(1)【オキシトシン=子どもを守るホルモン】の分泌で父親が邪魔に!?

出産を終えた女性は、オキシトシンと呼ばれるホルモンが大量に分泌されます。

オキシトシンとは?
・【オキシトシン=愛情ホルモン】と呼ばれている
・親子の愛着形成に欠かせないホルモン
・授乳によりオキシトシンの分泌が促される

オキシトシンは赤ちゃんとママの愛着を形成する大事なホルモン。

赤ちゃんが乳首を吸うことでオキシトシンの分泌が促され、ママの脳では「赤ちゃんが可愛くてたまらない!」と思うよう信号が出されます。オキシトシンが分泌されるおかげで、母としての役割を正常に果たすことができるのです。

しかし、オキシトシンはパパにとっては困った側面もあります。

「子どもを守る!」という気持ちが強すぎる余り、父親が邪魔になってしまうのです。この状態は、産後のガルガル期とも言われています。

ライオンの雌は子どもを守るために「ガルルルルッ!」と威嚇をしますよね。雌ライオンにとって、父親ライオンは子どもに危害を及ぼす脅威。産後のストレス過多も相まって、攻撃的になることも多いのです。

2018年には、動物園の雌ライオンが父親ライオンを殺したという、ショッキングな出来事も起きています…。

これは、人間だって同じ。産後の妻にとって、セックスを迫り子どもに嫉妬する夫なんて邪魔以外の何物でもないのです。

(2)産後の気分障害はコントロール不能

しかも厄介なことに、産後のガルガル期は奥さん自身でコントロールすることができません。

「どうしてこんなにイライラするんだろう?」「些細なことが気になって自分でもしんどい…。」と悩んでいるママも大勢います。

Kパパ

産後の嫁はこれまでとは別人格と思っておいた方がいいです。

特に、産後直後の気分は非常に不安定。胎盤から出ていた女性ホルモンが急激になくなることで、涙もろくなる、不安になる、イライラする、眠れないなど、約2人に1人のママが【マタニティブルース】になると言われています。

また、マタニティブルースよりもさらに元気がなくなり、罪責感や不安疲労を強く感じる【産後鬱】になるママも10~15%いるそうです。

産後鬱の場合、家族がいち早く気付いて病院で治療させることが大事です。

・産後の嫁が泣いてばかりでいい加減迷惑。しっかりして欲しい。
・産後は俺を当てにしてばかりで家事や親戚付き合いをしなくなった!
・嫁がヒステリックで喧嘩が絶えない。ムカつく!

など、嫁に敵意を抱いていたが実は産後鬱だった…。なんてこともあります。

妻の様子が気になる場合は、医療機関を受診してみるのも一つの方法です。

(3)夫婦が分かり合えないのは【女性脳と男性脳】の違い?

産後に関わらず、男女が分かり合うのは簡単ではありません。

そもそも、男性と女性では脳の作りが異なります。

男性脳:脳幹が細い
・女性脳:脳幹が太い

男女の脳幹の太さの違いは、行動や思考に様々な影響を及ぼします。

【男性】脳幹が細い 【女性】脳幹が太い
メリット ・考えがブレない
・一つのことに集中する
・察する能力が高い
・同時に2つのことができる
・言わなくても分かる
デメリット ・言わないと分からない
・同時に2つのことができない
・考えがブレる

妻が「言わなくても察してよ!」、「私は大変なんだから空気読んで行動して!」と夫にいくら言っても伝わらないのは、脳幹の太さが原因です。同様に、「心配性すぎだよ。大丈夫なのに…。」、「昨日言ってたことと違うじゃん!」と嫁に言いたくのるのも、脳幹の太さのせいなのです。

3.産後の夫婦仲は危機的状況!嫁の方があなたにムカついている可能性大

さて、既にお気付きかもしれませんが、あなた以上に奥様の方があなたにムカついている可能性が高いです!

ベネッセ教育総合研究所の調査によると、妊娠期に「配偶者といると本当に愛していると感じる」のは夫・妻ともに74.3%と同じです。

しかし、子どもが成長すると共にどんどん夫婦間の愛情に差が生じ、子どもが2歳の時に妻を愛している夫は51.7%いますが、妻は34%しかいないのです。

(引用:ベネッセ教育総合研究所

つまり、子どもが2歳の時には約7割の妻が夫に愛を感じていないことになります。

また、さらにショッキングな事実もあります。

夫婦の離婚時期№1は、実は子どもが2歳まで!つまり、産後2年間が夫婦最大の離婚危機と言えるのです。

あなたが「嫁がムカつく!」と思っている頃には、奥様は既に離婚を考えているかもしれません…。

Kママ

実際、産後2、3年は本気で離婚を考えました。お互いをののしり合うような激しい喧嘩も増え、夫婦カウンセリングを受けたほどです。

Kパパ

そんな僕らがいかにして離婚危機を回避したのか?僕が実践した方法を試してみて下さい!↓↓↓

4.産後の嫁がムカつくパパへ。結婚10年目!夫婦危機を乗り越えた夫直伝!6つのアドバイス

産後の離婚危機を回避したパパ直伝!明日からできる6つの行動を試してみよう。

(1)当事者意識のある声掛けをしよう

産後は「自分も子育てをしている!」という当事者意識を持つことが大事です。

夫は妻が退院した途端に父親になります。最初は慣れないのが当然ですよね。

それで、つい「手伝おうか?」「頑張れよ。」なんて言ってしまいがちですが、この2つのワードは地雷です。(笑)

この2つの言葉は、嫁からすると他人事に聞こえてしまうらしいのです。

・夫だって父親初心者。本当に何をすればいいか分からないから「手伝おうか?」と言っているだけなのに!
・嫁が大変そうだから応援の意味を込めて「頑張れよ。」って言ったんだっけどな…。

そんな不満が湧きあがるのは分かりますが、ここはグッと我慢して堪えた方が無難です。

その代わり、以下の言葉に変換して伝えてみて下さい。

手伝おうか?➡手伝いたい。何をしたらいい?
頑張れよ。➡一緒に頑張ろう。

こう言うと、ちゃんと嫁から指示が来るし応援の気持ちも伝わります。

(2)「やっていなかった家事」をあえて手伝おう

僕の10年間の結婚生活によると、どうやら妻は「普段やっていない家事」をすると喜んでくれます。

Kママ

普段やらない家事をしてくれると、「あっ、私のことを考えてくれているんだ。」と思います。

僕の場合、夫婦危機の前まではゴミ出ししかしていませんでした。今となっては不思議なんですが、「家事は女の仕事。」という古い考えがあり、なかなか自分から家事を手伝えなかったんです。

40代の男性は主婦だった自分の母親を無意識に妻に投影しています。

でもそれでは、現代の産後は乗り切れません。祖父母の手厚いサポートがあった時代とは異なり、今の母親は完全ワンオペ。夫婦で協力しなければ、産後の家庭運営は不可能です。

茶碗洗いでも風呂掃除でも何でもいいです。今していない家事があれば、是非今日からあなたのルーティンに加えて下さい。

Kパパ

ただし、事前にやり方を奥さんに聞いて下さいね。女性は家事にこだわりがある人も多いので、勝手にやると喧嘩になります。(笑)

(3)話の聞き役に徹する

奥さんが育児の悩みや愚痴を言っている時には、夫は話の聞き役に徹するのが基本です。

女性は、話している時点ですでに自分なりの結論を持っていることが多いです。つまり、ただ話をして賛成して欲しいだけなんですよ。(笑)

それを知らなかった僕は、仕事の上司ばりに意見や提案をしていました。でも、自分が話せば話すほど嫁の機嫌が悪くなり、眉間にシワがよることに気付いたんです。

嫁の話は聞くだけでOK。もし何か話す場合はオウム返しが有効です。

「嫁が○○の授乳が大変でさぁ。」と言ったなら、「うんうん。授乳って大変だよね。」という具合です。これだけで、奥さんは愚痴を言いやすくなりますよ。

(4)SEXレスはチケット制で解決!?

産後の女性がセックスしたくないのは、いたって普通の感情です。

冷静に考えてみると、出産したばかりで次の子どもを作ろうなんて本能的に思うわけがありませんよね。

しかし、頭では分かっていても性欲が湧いてくるのが男。体のダメージが回復しているなら、少しは応じて欲しいのが本音です。

Kパパ

自分達夫婦も、産後1年以上セックスレスが続ていました。でも、”あること”をきっかけにセックスレスを解決できたんです!

そのあることとは”チケット制”です!

産後の妻に性欲はなく、SEXをするメリットが全くありません。そこで「妻にメリットがあれば応じてくれるのでは?」と考え、チケット制を思いついたんです。

【一定の金額で妻からチケットを買う】そんなシンプルな方法なんですが、嫁が少しずつ応じてくれるようになりました。

そして、チケット制を続けること数年…。妻から「もうチケットはやめようよ。今までごめんね。」と言ってもらうことができ、通常の夫婦生活が戻ってきました。

「チケット制だなんて…。」と最初は抵抗がある人もいるかもしれませんが、セックスレス解消法の1つとして検討してみて下さい。

夫婦セックスレスの盲点とは?謎多き男女の話を解決する漫画8選!
セックスから考える夫婦愛!はこちらで紹介しています。

(5)時間薬が効くのを気長に待つべし

色々な方法を試したのに妻はイライラしたまま…。改善しない現状に焦りが募ることもあるでしょう。

しかし、産後の夫婦関係悪化は”時間薬”が効くことも多いです。

女性は母乳をやめると嘘のようにイライラがおさまります。これは、僕の嫁もそうでした。子どもが母乳を飲むのは長くて2年。その期間をいかにして乗り越えるか?が夫婦関係のカギなのです。

この10年の結婚生活を振り返ると、【時が過ぎるのをじっと我慢するスキル】も夫に必要だなぁと思います。

(6)どうにもならない時は第三者へ相談しよう

とは言え、毎日喧嘩が絶えず夫婦関係が最悪な場合、待ってばかりもいられません。

実は、かつて僕ら夫婦も激しい喧嘩を繰り広げていました。

僕の態度や言動が原因で妻が怒る。ヒステリックになった妻が自分にティッシュを投げつける。僕は「そんな奴に子どもは任せられない!」と妻から赤ちゃんを無理矢理奪い取ったこともありました。(その後はご想像にお任せします…。修羅場です…。)

Kパパ

「これではいけない。」お互いそう思った僕らは、思い切って夫婦カウンセリングを受けました。

実際に夫婦カウンセリングを経験した感想は、「もっと早く受ければよかった!」です。

カウンセラーの方は、夫婦関係の専門家。夫婦それぞれから話を聞き、ベストな解決法を導いてくれます。僕ら夫婦は、数回のカウンセリングでお互い深く反省し、夫婦仲を改善することができました。

どうにもならない夫婦関係でも、第三者の介入であっさり改善することがあります。親や兄弟では忖度が発生してしまうので、フラットな意見をくれる夫婦カウンセリングがおすすめです。

産後危機を乗り越えた夫婦は「強い絆」で結ばれる

産後の夫婦危機は誰にでも訪れることです。

しかし、「乗り越えられるかどうか」は夫婦の努力次第です。

数年後、「あの時はごめんね。」とお互い慈しみあえるように、今できることをしてみませんか?

RECOMMEND関連記事

この記事に関するキーワード